アーティストは、デビュー前からフォロワーが多い方がデビューしやすいの?
- 2019.11.23
- 2021.10.05
- ビジネス・仕事術

今回はこのような疑問にお答えする内容です。
今回は、ロンドンのアーティストマネジャーAttilio Puglieseが語る「アーティストは、デビュー前からフォロワーが多い方がデビューしやすいのか?」をまとめてみました。
数々のアーティストと仕事を共にした敏腕マネージャーのAttilioのアドバイスは、デビューを夢見る人たちにとって非常にタメになります。
※記事中の「僕」は、Attilio本人を指します。
スポンサードサーチ
Q.InstagramやSound Cloudなどのフォロワーも評価として見ますか?それとも、基本的に興味を持った音楽だけ見るのですか?
フォロワー数も時々見ますが、やはり一番は音楽です。
音楽がよければ、僕らマネージャーはあなたの成功を手助けできます。
そして、マーケティングやソーシャルメディアチームにもはたらきかけて、成功するために一緒に努力できます。
SNSはあくまで「手段」
音楽がなければ、ソーシャルメディアも挨拶するためだけのものになってしまいます。
そこに「みんなが聞ける何か新しいもの、新鮮なもの」がなければ、何の勝ち目もありません。
ポイントは「長期的に成長できているか?」
僕はアーティストの情報をもらったとき、「そのアーティストの5年、あるいは10年間の動向を見れますか?」と聞きます。
1年だけ、2プロジェクトしかしていない人より、10年間の活動の形跡が見える人と仕事がしたいと思いますね。
1成長してくれさえすれば、僕らがさらに成長を手助けすることができるからです。
一夜にして出来上がるものなんてありません。
どれぐらい曲を作っていればいいの?
「どれぐらい曲を出せばいいのですか?」という質問に答えますが、あまり曲を出しすぎるのもおすすめしません。
最初は、もしできるのであれば、1年に5~6枚のEPを出してみてください。
毎週・毎年大量の情報・音楽が世の中に出回りますよね。
やりすぎは自分の首を絞めてしまいますが、これだけ大量の音楽が作られているのですから、それに対してほどよく競争心を持ってやることも大切です。
キャリアが積み上がっていくにしたがって、あなたの音楽もだんだんよくなっていきます。
そしたら一歩後ろに下がって、1年に3~4枚ぐらいのペースでEPを作り、DJならばリミックスもいくつか作りましょう。
敏腕音楽マネージャーAttilio Puglieseが質問に答えるシリーズ
マネージャー・レーベルとうまくやっていく&息の長いアーティストになるためのコツ
売れる&”呼ばれる”アーティストになるためのコツ【敏腕マネージャーが答えます】
デモ音源を送って返事がなかったら何をするべき?【敏腕マネージャーが答えます】
経歴のあるアーティストの方が採用に有利なの?【敏腕マネージャーが答えます】
アーティストは、デビュー前からフォロワーが多い方がデビューしやすいの?
音楽レーベルが思う「いいアーティスト」「いいデモ音源」とは?
デモ音源のメールの書き方 コツは3つ!【敏腕マネージャーが答えます】
デモ曲を送った後、メールでフォローアップ(追撃のメール)するべき?
アーティストとしてデビューする・契約を取ろうと努力するのは悪いことなの?
知名度を上げるには「露出を増やす」「音楽のクオリティを上げる」どっちが大事?
-
前の記事
経歴のあるアーティストの方が採用に有利なの?【敏腕マネージャーが答えます】 2019.11.22
-
次の記事
音楽レーベルが思う「いいアーティスト」「いいデモ音源」とは? 2019.11.24