プロになる方法・音大進学

ピアノは何歳からはじめるのがベストなのか?海外講師が教える

What's the Best Age to Start Learning Piano?

今回は、アメリカのピアノスクール・Hoffman Academyが解説する「ピアノは何歳からはじめるのがベストなのか?」をまとめました。

Hoffman Academyは特に子供向けのピアノ教育に力を入れており、オンラインピアノレッスンを開講している学校として数々の賞も受賞しています。

この記事では、これまで数多くの生徒を見てきたHoffman Academyが考える「ピアノは何歳からはじめるべきか?」を解説します。

結論:ピアノは何歳からはじめるのがベストなのか?

ピアノに限らずどんな楽器でも、習うのに「遅い」ということはありません。

そのため、あなたのお子さんが今からピアノをはじめても、おじいちゃん・おばあちゃんが今からピアノをはじめても、全く問題ありません。

しかし子どもに限って言えば、6~8歳ごろからピアノを習いはじめるのがベストだと考えます。

子どもは6~8歳ごろになると、言語も人間関係もしっかり構築できるよう急速に発達しているので、ピアノを習うのにベストなタイミングだと言えるからです。

子どもにピアノを習わせるべきかチェックする3つの質問

子どもがピアノを習う準備ができているのかをチェックするには、次の3つの質問に「YES」と答えられているかを確認しましょう。

子ども自身がピアノを習いたいと思っているか?
自分でモチベーションを作れている方が、圧倒的にピアノの習得速度が速くなります

子どもの5本指がピアノの白鍵に乗せられるほどきちんと成長しているか?
手が小さすぎると、白鍵を弾くだけでも大きく手を伸ばさなければなりません
手が成長するまで、もう少し待ってみることも考えてみましょう

子どもの5本指が1本ずつきちんと独立して動かせるか?
指を別々に動かせるようになれば、ピアノを弾く準備ができていると言えます

子どもの体の発達が遅く、まだピアノ習得には早かったら?

もしお子さんの体が十分に成長しておらず「ピアノを弾くにはまだ早い」と判断した場合も、音楽をあきらめる必要はありません。

指を使わなくても、歌を歌ったり踊ったり、さまざまな音楽を聴いたりすることはできます。

楽器がなくても音楽教育はできますので、ピアノを習わせる以外の選択肢も視野に入れてみてください。

例えば日本にも「子ども向けピアノコース」や「リトミックコース」がある音楽教室があります。
このようなコースがあるおすすめの音楽教室は下記でご紹介します

また子ども向けの電子ピアノ・キーボードもありますので、そちらを触って楽しむことからはじめるのもよいでしょう。

お子様におすすめの音楽教室

最後に「お子様におすすめの音楽教室」をご紹介しますので、まずはぜひ無料体験レッスンから始めてみてください。

Beeミュージックスクール(リトミックコースあり)

BEE音楽スクール

通常のピアノコースに加え、「リトミックピアノコース」と「子どものピアノコース」もあります。

まだピアノを弾くための体の準備ができていない3歳ぐらいのお子さんでも、音楽の感性を磨く習い事をはじめることができます。

EYS-Kids音楽教室(生後半年からOK)

お子様向けの音楽レッスンが充実しており、「生後半年〜1歳」「2歳」「3〜4歳」「5〜6歳」など、お子様の体の発達に合わせてレッスンを受講することができます。

椿音楽教室(オンラインレッスンOK)

国内外の音大を卒業した講師が多数在籍しており、「こどものピアノ」コースがあります。

全国200箇所以上にスタジオがあるほか、オンラインレッスンにも対応しているため、いつでもどこでも安心してレッスンを受講できます。


音楽の習い事関連記事


人気記事

1

この記事では、ヒット曲を作曲するための方法を解説した記事をまとめています。作曲・編曲・ミキシング・マスタリングなど、音楽制作の工程ごとに分けてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

2

今回は、Doctor Mixが解説する「歴代のシンセサイザーTOP10」をご紹介します。みなさんがよく耳にする「あの音」は、実はこれらのシンセサイザーの音かも…!?「聞いたことある!」「あの音って、このシンセの音だったんだ!」と驚くこと間違いなしです!

3

CメジャーキーとAマイナーキーって、どう違うの? 聞き分け方はある? 今回はこのような疑問にお答えする内容です。 https://www.youtube.com/watch?v=lPDVo-7Ua28 ...

4

今回はバークリー音大卒業生のBasiaによる「バークリーQ&A バークリーに行く前に知っておくべきこと」をまとめました。Basiaはバークリー音大の作曲専攻を卒業しており、現在はシンガーソングライターとして活動しています。そんな彼女が、バークリー音大に憧れている人や受験を真剣に考えている人のために15の質問に答えます。

5

今回は、オーディオエンジニアのSean Divineが教える「複数楽曲のLUFS(ラウドネス)を統一する方法」をまとめました。曲のアルバムには複数の楽曲が入っており、「1曲目から最後の曲まで通して聴く」というリスナーもいます。そんなリスナーのために、LUFS(ラウドネス)を統一する方法をご紹介します。

ミクソリディアンモードを使ったゲーム音楽 6

今回は、8-bit Music Theoryが解説する「ミクソリディアンモードを使ったゲーム音楽」をまとめました。ゼルダ、FF、ポケモン、マリオなど、ゲーム音楽にはミクソリディアンモードを使った楽曲が数多くあります。「モードを使った作曲にチャレンジしたい!」という方には必見の内容です!

大きいスピーカーを買った方がいいミックスができるのか?おすすめのスピーカーは? 7

今回は「大きいスピーカーを買えばいいミックスができるのか?」をまとめました。一般家庭の部屋に置くには大きすぎるサイズのものもありますが、プロになるのであれば大きいスピーカーを買わなければならないのでしょうか?言い換えれば、大きいスピーカーを買えば、いいミックスやマスタリングができるようになるのでしょうか?

8

今回は、人気音楽プロデューサーのVirtual Riotが解説する「Serum 2の全新機能の解説」をまとめました。Xfer Records社「Serum2」で新しく追加されたプリセットの制作にも携わったVirtual Riotが、新機能17項目を徹底解説します。

9

今回は「カリッとしたボーカルにするためのMIXテクニック」をまとめました。全部で9個あり、組み合わせて使うことで非常に魅力的な音にすることもできます。初心者の方から上級者の方までお試しいただける内容ですので、ぜひご覧ください。

クロマティック・ミディアント(Chromatic Mediant)とは 10

今回は、イギリスの作曲家・Guy Michaelmoreが教える「クロマティック・ミディアント(Chromatic Mediant)とは?」をまとめました。映画音楽界で活躍する本人が、映画音楽でよく使われるクロマティック・ミディアントについて解説します!

-プロになる方法・音大進学