機材(ミキシング・マスタリング)

【DTM】ミックス(MIX)はスピーカーとヘッドホン、どっちでやるべき?【スピーカー編】

今回は「ミックスはスピーカーとヘッドホン、どっちでやるべきか?」についてまとめました。

この記事ではPart2として、スピーカーでミキシングするメリット・デメリット、スピーカーとヘッドホンでの音の出方の分析データをご紹介します。

Part1はこちら

スピーカーでのミキシングとヘッドホンでのミキシングは、それぞれメリットとデメリットがあります。

現時点でどちらか一方しか持っていない人や、「スピーカーの購入を考えているけど、本当に買った方がいいのか迷っている」という方には非常に参考になりますので、ぜひ最後までご覧ください。

スピーカーでミキシングするメリット

スピーカーMIXのメリット

スピーカーでミキシングをするメリットは4つあります。

スピーカーMIXのメリット1: リスナーと似た環境でミキシングができる

曲をミキシングするときは、「リスナーがどのようにしてその音を聞くか?」ということを考えるのが重要です。

そのため、たとえばもしその曲がクラブで流れることを想定しているのであれば、クラブではスピーカーを使って曲が流されますから、スピーカーを使ってミキシングした方が、実際のリスナーが置かれている状況と似た環境でミキシングすることができます。

(DJはヘッドホンを使いますが、クラブにいる人=リスナーはスピーカーから流れる音を聞くでしょう)

スピーカーMIXのメリット2: 耳のダメージが少ない

スピーカーも耳の疲労を起こす可能性はもちろんありますが、耳からは物理的に離れているので、ヘッドホンの時よりもダメージは少ないです。

鬱陶しいケーブルが体の近くにあるということもないですし、イヤーカップがムレたり暑くなって不快感を覚えることもありません。

ちなみに筆者(Splice)の場合、ヘッドホンを使っている時の方が席を立って休憩時間を取る回数が多く、ストレッチを必要とする時間が長いと感じています。

スピーカーMIXのメリット3: 使っていて楽しい

スピーカーの方が、自分の部屋全体を鳴らしているような感じがしたり、使っていて楽しいと感じることが多いです。

これは音楽制作の醍醐味です。

スピーカーでミキシングするデメリット

スピーカーMIXのデメリット

一方で、スピーカーを使うときは、以下のことに気をつけないとデメリットを被ってしまうこともあります。

スピーカーMIXのデメリット: 音響を整えていない時のダメージが大きい

部屋の音響(吸音など)を整えていないと、聞こえてくる音に大きな影響が出てしまいます。

(ヘッドホンは部屋の壁や家具に音が反射せず音が直接耳に届きますので、部屋の大きさは関係ありません)

DIYなどで音響を整え、反響音を最小限に抑えることができれば、スピーカーの持ち味を最大限活かすことができます。

ただし、これはそれほど難しいことではありません。

ブランケットを壁にかけたりするだけでも、聞こえてくるサウンドはよりプロっぽくなります。

スピーカーやヘッドホンのデメリットを解消する方法

スピーカーとヘッドホン、いずれを使っていてもどこかで必ず偏りが出てしまいます。

製品によって強み・弱みはそれぞれで、特徴が異なるからこそ個性もあります。

とは言え、ミックスではできるだけすべての音域が偏りなくフラットに聞こえることが大切です。

そんなときに使えるのが「Sonarworks SoundID Reference」で、これを使うだけでお使いのスピーカーやヘッドホンの偏りをなくし、プロレベルのスタジオの聞こえ方にまでレベルアップできます。

安価なスピーカー・ヘッドホンを使っている方にぜひおすすめしたい製品ですので、まだお持ちでない方はぜひチェックしてみてください🔻

関連記事

スピーカーMIXのメリット・デメリットまとめ

ここまでPart1とPart2をご覧いただいた通り、ヘッドホンとスピーカーでは、それぞれメリット・デメリットがあります。

どちらを使うかは、予算やモノが置けるスペースの広さ、近隣の方やその他の要因を考えながら決めることが大切です。

多くの「ベッドルームプロデューサー(自分の部屋でDTMをしている人)」がヘッドホンを選ぶのは、こういった環境を考えると、ヘッドホンの方がメリットが大きいからでしょう。

しかし、これらのメリット・デメリットをきちんと把握していれば、どちらを使ってもいい音楽制作ができるはずです。

逆に言えば、どんな機材を使うにせよ、その機材のメリット・デメリットをきちんと把握しておくことが大切、ということになります。

次は自分に合ったスピーカー・ヘッドホン・イヤホンを選ぼう

この記事をご覧になった方は、もうすでにスピーカーとヘッドホン・イヤホンのどちらが自分に合っているか、もう判断できるレベルになっているでしょう。

そのため、次は世界中のプロが実際に愛用している製品の中から、自分に合ったスピーカー・ヘッドホン・イヤホンを選んでみましょう!

おすすめの製品はこちらでまとめて紹介しています🔻

おすすめ
おすすめ
よく読まれています

スピーカー選びでお悩みの方はこちら🔻

よく読まれています

Part1「ヘッドホン・イヤホンでミキシングするメリット・デメリット」はこちら🔻

前回Part1

人気記事

1

今回は、DTMでおすすめの民族楽器系音源・プラグインをまとめました。通常のポップスやオーケストラではあまり使われない楽器や、非常にニッチな国・地域特有の楽器が使える製品もまとめています。インド・中国・北欧・ケルト系・アラブ・ガムラン系など幅広くご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

2

今回は、主にポップスやダンスミュージックで使えるシンセサイザープラグインをご紹介します。いずれも世界的プロも愛用する人気プラグインですが、それぞれ特色が異なりますので、できるだけたくさん持っておくと目的に合った音作りがしやすくなります。まだ持っていないプラグインがあれば、ぜひチェックしてみてください!

3

当サイトのnoteアカウントにて「楽曲のサビ・Aメロ・Bメロ・Cメロ・ポストコーラス・イントロ&アウトロの作り方」をそれぞれアップしました。 「曲を作るときに何から始めたらいいかわからない」「 ...

4

今回は、IK Multimedia社「ReSing Unlimited Model Generation Add-on」をレビューしていきます。こちらは、独自ボイスモデルを無制限に作成できるようになるアドオンです。

5

今回は、Waves社のリミッタープラグイン「L4 Ultramaximizer」の新機能と基本的な使い方をまとめました。最新作「L4 Ultramaximizer」は、これまでLシリーズを使ってきた方にもそうでない方にも非常におすすめできるプラグインですので、ぜひチェックしてみてください。

6

今回は、DTMerならぜひ使って欲しい激安プラグインサイト「Plugin Boutique」の魅力と使い方をご紹介します。海外サイトなのですが、シンプルなデザインで英語が苦手な方でも使いやすく、日本語サポートも充実しています!

7

今回は、世界中の作曲プロの声を参考に「DAWの選び方完全ガイド」をまとめました。これからDTMをはじめようと思っている方、DAWの種類が多すぎて迷っている方、これから複数のDAWを使い分けて効率よく作曲をしていきたい方のための内容です。

8

今回は、DTMで使えるおすすめのボコーダープラグインを7つご紹介します。いずれもロボットのような声にできるのはもちろん、ハーモニー作成もできる万能プラグインで、アレンジでもミックスでも使えます。サウンドの質感やプリセット、操作方法がそれぞれ異なりますので、いくつか持っておくと理想のボーカルに仕上げやすくなります。

9

今回は、DTMプラグインの中でも非常に人気のあるXfer Records社「OTT」の効果的な使い方を7つご紹介します。

10

今回は、8-bit Music Theoryが解説する「セカンダリードミナントの使い方」をまとめました。この記事では「viコード編」として、セカンダリードミナントをviコードに対して使う時のポイントと例をまとめています。

-機材(ミキシング・マスタリング)
-