【音楽史】ウェスタンスイングって、どんな音楽?【音楽的な特徴・使われている楽器編】

どんな歴史があるの?
このような疑問にお答えする内容です。
今回はPart1として、ウェスタンスイングの定義や音楽的な特徴、使われている楽器について解説します。
もし今後「ウェスタンスイングを作ってみたい」「参考資料が欲しいな」と思ったときは、ぜひこちらのページをご覧ください。
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ウェスタンスイング(Western Swing)とは?
ウェスタンスイングとは、1920年代後半に南西アメリカで生まれた、アメリカのカントリーミュージックのサブジャンルです。
ダンスミュージックの一種で、アップテンポなビートが特徴です。
どんな音楽に影響を受け、影響を与えた?
ウェスタンスイングは、以下のジャンルから影響を受けています。
また、以下のジャンルに影響を与えています。
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ウェスタンスイングでよく使われる楽器
・フィドル
・アコーディオン
・バンジョー
・マンドリン
・スティールギター
・ペダルスティールギター
・ハープ
・コントラバス(ウッドベース、ダブルベース)
音楽的な特徴
ウェスタンスイングは、ルーラルやカウボーイ音楽、ポルカ、フォーク、ディキシーランド、ジャズ、ブルースなどの要素にスイングを融合させているのが特徴です。
ホットストリングバンドで演奏され、ドラム、サックス、ピアノ、スティールギターなどを加えることも多いです。
スティールギターなど、アンプに繋いで演奏する弦楽器も使用していたことから、他のジャンルとはまた違ったサウンドになりました。
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ウェスタンスイングで有名なアーティスト
The Light Crust Doughboys
Bob Wills and the Texas Playboys
Milton Brown and His Musical Brownies
Spade Cooley and His Orchestra
Hank Thompson And His Brazos Valley Boys
Asleep at the Wheel(現代のバンド)
the Hot Club of Cowtown(現代のバンド)
戦争とジャンルの衰退
1920年〜1930年代に盛り上がりを見せたウェスタンスイングですが、実は少し残念な過去があります。
1930~1940年にかけては、アメリカのテキサス・オクラホマ・カリフォルニアのダンスホールやクラブにたくさんの人が集まり、ウェスタンスイングを楽しんでいました。
しかし1944年の戦争時までナイトクラブ税が導入されたことにより、このジャンルの人気は衰退してしまいました。
より詳しい歴史に関しては、Part2でご紹介していきます。
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