【音楽史】ウェスタンミュージックって、どんな音楽?【Part1】

【音楽史】ウェスタンミュージックって、どんな音楽?【Part1】
ウェスタンミュージックって、カウボーイのイメージがあるけど実際はどう?
どんな歴史があるの?

 

このような疑問にお答えする内容です。

 

今回は英語版wikipediaの「ウェスタンミュージック」について、かんたんにまとめてみました。

 

今回はPart1として、ウェスタンミュージックの定義やリズム、カントリーミュージックとの違いについて解説します。

 

Part2: ウェスタンミュージックの歴史

 

もし今後「ウェスタンミュージックを作ってみたい」「参考資料が欲しいな」と思ったときは、ぜひこちらのページをご覧ください。

※ここでいう「ウェスタンミュージック」は、北アメリカ発祥の伝統音楽のことを指します。いわゆる「洋楽」という意味のウェスタンではありませんので、ご注意ください。

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ウェスタンミュージックって?

 

ウェスタンミュージックは、カントリーミュージックやヒルビリーミュージックをもとに、西アメリカや西カナダで働く・暮らす人たちによって作られた音楽のことです。

放牧地やロッキー山脈のカウボーイ、北西アメリカの大草原を褒め称える音楽を指します。

 

ヒルビリーミュージックについてはこちらの記事で解説しています)

 

 

どんな音楽に影響を受けた?

 

昔のイギリス、アイルランド、スコットランド、フォークバラッドから直接影響を受けています。

アパラチアンミュージックとは同様のルーツを持っており、こちらはアパラチア地域やアパラチアン山脈で広まりました。

アパラチアンミュージックについてはこちらの記事で詳しくまとめています

 

ウェスタンミュージックは、のちに北メキシコのフォークミュージックや、南西アメリカの音楽、特にコリード(Corrido)やランチェラ(ranchera)、ニューメキシコ(New Mexico)やテハノ(Tejano)に影響を与えます。

 

コリード

 

 

ランチェラ

 

 

ニューメキシコ

 

 

テハノ

 

 

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「カントリーミュージック」と何が違うの?

 

実は20世紀中頃に、この2つのジャンルは「カントリー・アンド・ウェスタンミュージック」というジャンルにまとめられました。

そしてのちに「カントリーミュージック」という名前になります。

 

ウェスタンミュージックのリズム

 

Otto Grayという初期のカウボーイのバンドリーダーは、馬の足取りをもとに、「ウェスタンミュージックには3つのリズムしかない」と定義していきます。

この3つのリズムは「walk」「trot」「lope」の3種類を指しています。

 

馬の歩き方とウェスタンミュージック

 

馬の歩き方には「常歩(なみあし)」「速歩(はやあし)」「駆歩(かけあし)」「襲歩(しゅうほ)」の4種類があります。

常歩が一番遅く、襲歩が一番速い歩き方です。

 

Grayは、これらの歩き方のうち「常歩」「速歩」「襲歩」の3つをウェスタンミュージックのリズムとして定義したわけですね。

 

walk(常足)

 

walkは足が順番に地面につくので、4つ打ち(4分音符)のようなリズムになります。

 

 

trot(速歩)

trotはwalkに比べて速いので、8分音符で刻んでいるようなリズムになります。

 

 

lope(駆歩の一種)

 

lopeは「駆歩」の一種で、駆歩の中でもゆったりとした歩き方です。

「タタタン・タタタン」と鳴っているように聞こえます。

(ちなみにlopeの方が、通常の駆歩よりも長距離に向いた歩き方です)

 

2:15~

 

 

こちらの動画は通常の駆歩で、速い16分音符が「タタタタン・タタタタン」と鳴っているような歩き方になります。

 

 


 

Part2はこちら↓

https://www.mizonote-m.com/what-is-western-music-2/