【DTM】マスタリングエンジニアでない人のためのマスタリング講座 Part2【参考曲の準備】

【DTM】マスタリングエンジニアでない人のためのマスタリング講座 Part2【参考曲の準備】
マスタリングってどうやるの?
マスタリングしなきゃいけないけど、マスタリングエンジニアほど厳密にできる自信がないな…

 

こういったお悩みにお答えする内容です。

 

How to Master if You Are Not a Mastering Engineer

 

DTMerおなじみ、数々のプラグインを販売しているiZotopeが教える「マスタリングエンジニアでない人のマスタリングの仕方」をかんたんにまとめてみました。

 

今回はコツ2として「リファレンスの準備」についての解説です。

 

マスタリング専門のエンジニアでないからといって、落ち込むことはありません!

全9つのコツで構成されるこの「ラフマスタリング」内容をしっかり覚えれば、これだけでも十分楽曲にいい効果を与えられるでしょう。

 

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コツ2:ジャンル別に適切なリファレンスを使おう

 

次は、適切なフォーマットへの変換とリファレンスの準備の仕方についてです。

 

どのフォーマットで書き出すべき?

 

基本的には、音の劣化が少ないwavやaiffなどのフォーマットに変換しましょう。

 

解像度が低いもの(圧縮されたもの)としてはAACやmp3が挙げられますが、上記の2つに比べて質が下がってしまいます。

あくまでも「オプション」として考えてください。

 

リファレンス(参考曲)の準備

 

次はリファレンスについて。

自分の曲と似た曲調の楽曲をリファレンス(参考曲)を探しましょう。

 

各プラットフォームに配信されたらもちろん、別の曲と比較されますよね。

そのため、最低限似た曲とクオリティを近づける必要が出てきます。

 

完璧に合わせる必要はありませんが、全体の音量、各周波数帯域の音の出方、ダイナミクスなどはある程度揃えましょう。

「同じプレイリストに入れても戦えるクオリティになっているだろうか?」と考えるとよいでしょう。

 


マスタリングエンジニアでない人のためのマスタリング講座シリーズ(全9回)

Part1 ゴール設定

Part2 参考曲の準備

Part3 メータープラグインの使い方

Part4 使うツールは3つだけ

Part5 参考曲の使い方

Part6 様々な音楽環境を整えよう

Part7 音の聞き方・適切な音量

Part8 おすすめの作業スピード

Part9 エクスポート・書き出しの仕方