【DTM】マスタリングエンジニアでない人のためのマスタリング講座 Part6【様々な音楽環境を整えよう】
- 2020.04.07
- 2020.04.15
- ミキシング・マスタリング

マスタリングってどうやるの?
マスタリングしなきゃいけないけど、マスタリングエンジニアほど厳密にできる自信がないな…
マスタリングしなきゃいけないけど、マスタリングエンジニアほど厳密にできる自信がないな…
こういったお悩みにお答えする内容です。
How to Master if You Are Not a Mastering Engineer
DTMerおなじみ、数々のプラグインを販売しているiZotopeが教える「マスタリングエンジニアでない人のマスタリングの仕方」をかんたんにまとめてみました。
今回はコツ6として「異なる音楽環境を整えること」についての解説です。
マスタリング専門のエンジニアでないからといって、落ち込むことはありません!
全9つのコツで構成されるこの「ラフマスタリング」内容をしっかり覚えれば、これだけでも十分楽曲にいい効果を与えられるでしょう。
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コツ6:異なる音楽環境でもよく聞こえるようにしよう
ミキシングエンジニアの役割は、「できるかぎりサウンドをよくする」とです。
一方、マスタリングエンジニアの役割は「異なる環境であっても、できる限りサウンドをよくすること」です。
マスタリングをするときは、いろいろな場所(音楽環境)で再生されることを念頭に置きながらマスタリングしましょう。
何をすればいいの?
このためには、できるだけいろいろな音楽環境を整えておくことが大切です。
・異なるサイズのモニタースピーカー
・ヘッドホン、イヤホン
・テレビのスピーカー
・ノートPCのスピーカー
・カーステレオ(車)
・スマートフォンのスピーカー
など…
・ヘッドホン、イヤホン
・テレビのスピーカー
・ノートPCのスピーカー
・カーステレオ(車)
・スマートフォンのスピーカー
など…
たとえば一般視聴者が使うであろうデバイスで聞いてみて、常にうるさいと感じる特定の周波数・音域があったら、そこはハイカットするなどの対処が必要になります。
同様に、小さいスピーカーで聞いてみて音に存在感がないなと感じたら、中音域を少し足してみるなどしてみましょう。
ちなみにiZotope社の「Tonal Balance Control」は、まさにこの調整に使えるおすすめのプラグインです。
マスタリングエンジニアでない人のためのマスタリング講座シリーズ(全9回)
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