【DTM】マスタリングエンジニアでない人のためのマスタリング講座 Part4【使うツールは3つだけ】

【DTM】マスタリングエンジニアでない人のためのマスタリング講座 Part4【使うツールは3つだけ】
マスタリングってどうやるの?
マスタリングしなきゃいけないけど、マスタリングエンジニアほど厳密にできる自信がないな…

 

こういったお悩みにお答えする内容です。

 

How to Master if You Are Not a Mastering Engineer

 

DTMerおなじみ、数々のプラグインを販売しているiZotopeが教える「マスタリングエンジニアでない人のマスタリングの仕方」をかんたんにまとめてみました。

 

今回はコツ4として「使うツールを絞ること」についての解説です。

 

マスタリング専門のエンジニアでないからといって、落ち込むことはありません!

全9つのコツで構成されるこの「ラフマスタリング」内容をしっかり覚えれば、これだけでも十分楽曲にいい効果を与えられるでしょう。

 

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コツ4:使うツールを3つに絞ろう

 

マスタリングを始めるときは、EQ・コンプ・ピークリミッター(Masterの最後に挿す)だけ使うようにしましょう。

 

EQをコンプの前に挿すか後に挿すかは、お好みで決めてOKです。

このように制限を設け、最後にリミッターを指すことで、マスタリングがぐちゃぐちゃになるのを防ぐことができます。

 

ちなみにiZotope社のプラグイン「Ozone」なら、自分の理想のマスタリングの仕上がりを選ぶだけで自動でマスタリングを最適化してくれます。

最適化した後は、自分好みに調整するだけ。非常に便利です。

 

さらにプロのサウンドに近づけるには?

 

ステレオ調整(Stereo Width)ができるプラグインを使ってみましょう。

 

たとえばEQなら、Mid/SideそれぞれでEQを調整できる機能がついていることがあります(MS調整)。

EQのMS機能を使うことで、さらに広がりのある、プロっぽいサウンドにすることができます。

ステレオ調整を行うとミキシングのバランス(意図)を崩してしまいやすいので、そこは注意しましょう。

 


 

マスタリングエンジニアでない人のためのマスタリング講座シリーズ(全9回)

Part1 ゴール設定

Part2 参考曲の準備

Part3 メータープラグインの使い方

Part4 使うツールは3つだけ

Part5 参考曲の使い方

Part6 様々な音楽環境を整えよう

Part7 音の聞き方・適切な音量

Part8 おすすめの作業スピード

Part9 エクスポート・書き出しの仕方