【KSHMR解説】DTMerのための音楽理論基礎講座 Part3- メロディーの作り方-

【KSHMR解説】DTMerのための音楽理論基礎講座  Part3- メロディーの作り方-
音楽理論をざっくり学んで、作曲できるようにしたい!
世界的に有名なプロからテクニックを学びたい!

今回はこのようなご要望にお答えする内容です。

Lessons of KSHMR: Music Theory To Get Started Part 1
数々のプラグイン・サンプルを販売する「Splice」が監修「Lesson of KSHMR」をまとめてみました。

今回はそのうち、音楽理論基礎①で解説されている「メロディーの明るい/暗いを使い分ける方法」の部分をまとめています。

KSHMRは世界的に有名なDJ・音楽プロデューサーなので、このシリーズでお伝えするテクニックはまさに「プロ直伝」。

音楽制作で必ず使える情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください!

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メロディーの明るい/暗いを作り分ける方法とは?

メロディーをちょっとダークな感じにしたり、逆にハッピーに明るくする方法としては、これまでお話した中で出てくる「半音/全音」の概念が役に立ちます。

例えば、メロディーの音を半音移動させると、全音で移動したときよりもちょっとダークな感じに聞かせることができます。

例えば、このようなメロディーを打ち込んだ時、グレーになっている音を直前の音に対して半音下の音に移動するか、全音下の音に移動するかで、イメージが変わってくるのです。

画像:動画より。半音下に移動した時のイメージ(グレーの音)

画像:動画より。全音下に移動した時のイメージ(グレーの音)

また、直前の音だけでなく、「次の音に対して半音上なのか全音上なのか」などもポイントになります。

画像:動画より

上の画像の例だと、グレーになっているFの音は、直前の音・直後の音どちらに対しても半音上の音になります。

そのため、かなり暗い印象を与えるメロディーになります。

4:40~4:44

Lessons of KSHMR: Music Theory To Get Started Part 1

では、半音ではない音を使ってみましょう。

4:54~4:58

Lessons of KSHMR: Music Theory To Get Started Part 1


画像:動画より

先ほどよりは、明るい印象のメロディーに聞こえますね。

このように、音と音の距離で、メロディーの明るさが大きく変わるのです。

ぜひこちらも考慮して作曲してみてください!


続き「Part4:平行調(レラティブキー)って何?」

【KSHMR解説】DTMerのための音楽理論基礎講座 Part4 -レラティブキー(平行調)-