【DTM】Spectrasonics社「Omnisphere」の使い方【オーブ・ORB】

【DTM】Spectrasonics社「Omnisphere」の使い方【オーブ・ORB】
Omnisphereは世界中で使われているシンセだけど、一体どんなことができるの?

とりあえずプリセットを選んでいるだけで、正直具体的な使い方をよくわかってないな…

 
今回はこのような方のための内容です。
 

Learn Omnisphere in 30 minutes (Tutorial)

 

作曲家・サウンドデザイナーのMikael Baggströmが解説「30分で学ぶOmnisphereの使い方」をかんたんにまとめてみました。

 
今回はこのうち「オーブ(ORB)」の部分をまとめています。
 
Part1:5つのクイックTips(画面サイズ、アップデート、Multi・Parts・Layers、+/-ワークフロー、青いライト)

Part2:プリセットブラウザとSound Match

Part3:マルチ(Multi)

Part4:メインビュー・レイヤービュー

Part5:FXラック・アルペジエイター

Part6:オーブ
 
DTM界では有名なこのシンセですが、使い方をいまいちよくわかっていない方もいるのではないでしょうか?
 
今回は、「プリセットを選ぶだけのレベル」から「機能を使いこなして、自分好みの音作りができるレベル」までステップアップできるように解説していきます!
 


SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Omnisphere 2 (USB Drive) ソフトウェア・シンセサイザー音源

SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Omnisphere 2 (USB Drive) ソフトウェア・シンセサイザー音源

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オーブ(ORB)とは?

 
オーブは、Omnisphereではとても特徴的な機能です。
 
とても面白いモジュレーションやオートメーションが使えます。
 
画面上の8つのタブのうち、一番左の「ORB」タブをクリックすると使えます。
 

使い方

 
まずは、画面左上にある電源マークをONにしましょう。
 


 
画像:動画より
 

しかし、これだけでは何も変わりません。
 
ここからさらに、動きを加える必要があるからです。
 

REC

 
まずは、左上の赤い「REC」ボタンをクリックしましょう。
 
そして、中央の円の中にある赤い円を自由にドラッグします。
 


 
画像:動画より
 
こうすると、赤い円の動きに合わせた「オートメーション」がレコーディングされます。
 
終わったら、RECボタンを押してレコーディングを止めます。
 
こうすると、レコーディングした動きに合わせて、自動でオートメーションが適用されます。
 

DICE

 
右上の「DICE」をクリックすると、レコーディングしたオートメーションのうち、ランダムな場所からオートメーションがスタートされるようになります。
 

 
画像:動画より
 

各レイヤーのモジュレーションに使う

 
レイヤーA~Dのモジュレーションにも、このオーブの動きが使えます。
 
各レイヤーのページに行き、「MODULATION」の文字の右側にある虫眼鏡マークをクリックしましょう。
 

 
画像:動画より
 
「SOURCE」をクリックし、下側にある「Orb」を選択します。
 

 
画像:動画より
 

あとは、Orbを使って変えたいパラメータを選択します。
 
今回はピッチを変えてみましょう。
 
「TARGET」から、Oscillator→Pitch Courseを選択します。
 
あとは、一番右でDEPTHを調整します。
 

 
画像:動画より
 

このモジュレーションの動きのBefore/Afterを知るには、左側の「STATUS」の「MUTE」をONにすればOKです。
 
モジュレーションをかけた時(今回の場合は、Orbを使ってピッチに変化を加えた時)とそうでない時の違いを手軽に聞き比べられます。
 

 
画像:動画より