今回は、ロンドンのアーティストマネージャー・Attilio Puglieseが語る「音楽レーベルが思う『いいアーティスト』『いいデモ音源』」をまとめました。
数々のアーティストと仕事を共にした敏腕マネージャーのAttilioのアドバイスは、デビューを夢見る人たちにとって非常にタメになりますので、ぜひ参考にしてください。
Q.もし誰かがあなたに曲を聴いてほしいと思っていたら、何にピンときて「この人はいいアーティストだな」と思いますか?

まずはオープンマインドに接し、その人たち(希望者)全員の音楽を聴きます。
どこに新しい「発見」があるかわからないです。
その人にどんなバックグラウンドがあろうと、その人の音楽は「新しいもの」として聞きます。
「タイミング」も重要

デモを聞いていると、やっぱり「これは前に聞いたことのあるタイプの音楽だな」と思うことはあるので、何か特別なものを感じさせるものがあるといいなと思います。
ただ、聞くタイミングにもよるところがあります。
今日聞いて「これはヒットするぞ!」と思っても、1~2週間前、6ヶ月前に聞いたらそうでもないと思うかもしれません。
こればかりは、タイミング次第としか言えないところもあります。
「これからのトレンド」によって評価が変わる

タイミングや、我々が考える「次に来るトレンドは何か」によって変わると思います。
僕らがトレンドを作っているとはあまり思いたくないですが、それが「見える」というアドバンテージが持っています。
なので、もしその「次にはやるもの」に沿って活動しているいい人を見つけたら、社内では「その人に目をつけてみよう」という話になります。
以上が「音楽レーベルが思う"いいアーティスト"と"いいデモ音源"とは?」でした。
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