【DTM】The Chainsmokers “Closer”で使われている作曲テクニック

【DTM】The Chainsmokers “Closer”で使われている作曲テクニック
世界的にヒットした曲で使われているテクニックを知りたい!
ヒット曲ってどうやって作られているのかな?

 

今回はこのような疑問にお答えする内容です。

 

 

数々の音楽教育を行なっているPyramindが解説する「The Chainsmokers “Closer”で使われている理論・アレンジの解説」をかんたんにまとめてみました。

 

2020年3月時点で、YouTube再生回数3億回を超えているこのヒット曲。

一見シンプルな曲にも思えますが、やはりプロらしいサウンドになっています。

 

一体どんなテクニックが使われているのでしょうか?

さっそく見ていきましょう。

 

原曲はコチラ↓

 

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「ただのシンプルな曲」に聞こえない理由

 

この曲が「ただのシンプルな曲」に聞こえない理由は、「1コード/1つのスケールをおおいに活用しているから」です。

 

「スケール音をすべて使っている」というところも特徴の一つ。

それでは、ここから具体的に解説していきます。

 

ベースはFm79コード

 

この曲では、Fm79(F Ab C Eb G)が使われています。

1コードだからといって、たとえばFmをずーっとジャンジャン鳴らしていてもつまらないですよね。

 

そこで次に工夫するのが、「スケール」です。

 

Fマイナースケールの構成音はこちら。

F G Ab Bb C Db Eb

このうち、Fmコードと相性の悪いDbをのぞいた音を、メロディーやFm79コードに使っていきます。

 

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Pre Chorus(Bメロ)からのベース

 

Bメロからのベースは、こちらの音を使っています。

F – Eb – Db – Eb

コードにはDbを使いませんでしたが、ベースではDbを使っています。

 

コードが「F Ab C Eb」のとき、Dbを弾くとコードのCとベースのDbがぶつかってにごってしまいますが、この「にごり」が、逆にサウンドをリッチにしていきます。

 

また、コードがFm79(F Ab C Eb G Bb )を弾き、ベースがDbを弾くと、Fmスケール全音を使っていることになります。

スケール音すべてを同時に使っているのにも関わらず、特に変な響きに感じさせないのがおもしろいですね。

 

ペダルコードの使用

 

また、ペダルコードの使用もよく見られます。

基本的なコードFmはそのままに、その他の音がいろんな音を行ったり来たりしています。

たとえばFmコードに対し、ボーカルで7th(Eb)や9th(G)など、他のスケール音が使われています。

 

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平行調の使用

 

別のセクションでは、Fmマイナーキーの平行調である「Abメジャーキー」に切り替わります。

平行調なので、スケールのフラットの数が同じ、つまり使われている音は同じです。

ただし、ベースとなる音がFからAbに変わります。


 

Pyramidによる楽曲解説シリーズ

 

EDMのコード進行におすすめ「借用コード」の使い方【Deadmou5編 Part1】

 

五度圏(サークルオブフィフス)の使い方!5つの活用方法 -スケール編-