【DTM】サチュレーションを使って音圧を上げるMIX術

【DTM】サチュレーションを使って音圧を上げるMIX術
「サチュレーション」って名前は聞いたことあるけど、どんな時に使うの?
ちょっとした工夫でうまくミキシングできるようになる方法はある?

 

今回はこのような疑問にお答えする内容です。

 

 

数々のプラグインやサンプルを販売している「ADSR」が解説する「サチュレーションを使って曲をより大きく聞かせるMIX術」をかんたんにまとめてみました。

 

コンプレッサーやリミッターを使って音圧を上げたいけど、なかなかうまくいかない…

そんなお悩みを抱えている人に試していただきたい方法です!

 

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サチュレーションの効果

 

サチュレーションには、サウンドをよりあたたかく、厚みがあり、ちょっと味付けを加え、いきいきとさせる効果があります。

 

また、サチュレーションを使うと音をより大きく聞かせることも可能です。

もう少し具体的に言うと、「Peakを抑えてRMSを上げる」ということが可能になります。

 

準備

 

まずは、サチュレーションを使うとどれぐらい違いが出るのかを確かめるために準備をします。

 

今回は、Logic Pro付属のメータープラグインと、fabfilterのSaturnを使います。

Saturnがない場合は、他のサチュレーションやディストーションプラグインで代用してももちろんOKです。

 

画像:動画より

 

メータープラグインでは、ピークやRMS、LUFSが視覚的にわかるようになっています。

一方、fabfilterのSaturnでは、「Drive」のパラメータを上げることにより、サチュレーションが調整できるようになっています。

 

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実践!

 

それでは、さっそくサチュレーションを使ってみます。

 

サチュレーションは、ドラム系やプラックなど、Peakが大きくなりがちな楽器に対してかけるのがよいでしょう。

今回はドラムトラックに対して使ってみます。

 

2:32~2:37

 

まずは、何も使わなかった場合のPeakやRMSを確かめてみます。

今回用意したドラムトラックで実験してみると、Peakは-1.1ぐらい、RMSは-13~13.5ほどになりました。

 

画像:動画より

 

それでは、SaturnのDriveを上げてみましょう。

 

2:43~2:53

 

Peakは-6dBほどに下がりました。

 

画像:動画より

 

この結果から、サチュレーションを使うとトランジェント(音の立ち上がり)の角がとれ、丸みを帯びたような音になることがわかります。

 

Saturnのモードを変えてみる

 

では次に、Saturnのモードを変えてやってみます。

 

3:15~3:22

 

「Clean Tape」から「Clean Tube」に変更し、パラメータ「Dynamics」を下げて再生してみましょう。

 

画像:動画より

 

サチュレーションを使っていないときと比べると、RMSにさほど変わりはありませんが、Peakは下がりました。

 

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ヘッドルームを確保できる

 

ご覧いただいたとおり、サチュレーションを使うとPeakを抑えつつ、RMSはそのままに保つことができます。

これにより、ヘッドルームを2~3dBほど解放することができます。

 

ちなみに「ヘッドルーム」についてはこちらの記事で解説しています↓

 

【DTM】ヘッドルーム(Headroom)って何?【ミックス・マスタリング】

 

まとめ

 

コンプレッサーやリミッターを使って無理やり音圧を上げようとするのではなく、このようにサチュレーションを使うとスマートに音圧を上げることが可能になります。

うまくいかないときは、ぜひこちらの方法を試してみてください!