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【初心者〜プロ級】おすすめDTMセットを紹介!【小型セットもアリ】

3 LEVELS of a Home Studio | ADAM Audio

今回は、数々のモニタースピーカーを販売しているAdam Audio社が解説する「自宅スタジオ~3レベル~」をまとめました。

自宅の小さな寝室でDTMをしている方からプロを目指している方まで、レベル別におすすめのDTMセットをご紹介します。

レベル1:初級者向け「ミニマルベッドルームスタジオセット」

https://youtu.be/f0FhmTvdYYA?si=voPGFHl2leoVKF1_

初級者向け「ミニマルベッドルームスタジオ」は、最もシンプルなDTMセットです。

ミニマルベッドルームスタジオセット

・パソコン
・小型スピーカー
・ヘッドホン or イヤホン

最もシンプルなセッティングで、オーディオインターフェースがない点がポイントです。

パソコンに直接接続できるタイプの小型のスピーカーやイヤホン・ヘッドホンを使うことで、オーディオインターフェースがなくてもDTMができます。

とても小さい机でも実現できるセットなので、場所に余裕がない方でも安心です。

おすすめのDTM用小型スピーカー

ここでは、パソコンに直接接続することも、オーディオインターフェースに接続することもできる便利なDTM用小型スピーカーをご紹介します。

このような小型のスピーカーは、ペアで1~5万円程度の予算になります。

ADAM AUDIO社「D3V」

IK MULTIMEDIA社「iLoud Micro Monitor」

IK MULTIMEDIA社「iLoud MTM」

前述の「iLoud Micro Monitor」よりも少し値段が高いですが、ほぼ同じ大きさでさらに高音質を実現したモデルです。

サイズは小さくても音質は妥協したくない方におすすめです。

レベル2:中級者向け「スモールスタジオセット」

https://www.youtube.com/watch?v=f0FhmTvdYYA

中級者向け「スモールスタジオセット」は、自宅でDTMをもっと楽しみたい方、よりよい音質を求めている方、プロを目指す方におすすめのセットです。

スモールスタジオセット

・パソコン
・スピーカー
・オーディオインターフェース
+お好みで
・マイク
・ヘッドホン or イヤホン

オーディオインターフェースを使うことで、使えるスピーカーの選択肢が広がるほか、エレキギターやボーカル(マイク)のレコーディングもできるようになります。

さらによりよい音質で、より大きい音量で聞くことができるので、自分の楽曲をしっかりチェックできるようになります。

オーディオインターフェースが必要な理由はこちらの記事で解説しています↓

おすすめのDTM用スピーカー(中級者向け)

中級者向けのスピーカーは、ペアで6~30万円程度の予算になります。

小さめのスピーカー(5~6インチ)

YAMAHA社「HS5」

後述の「YAMAHA HS8」と見た目が似ているので、購入の際は間違えないよう注意してください。

KRK ROKIT 5

大きめのスピーカー(7~8インチ)

ADAM AUDIO社「T7V」

YAMAHA社「HS8」

前述の「YAMAHA HS5」と見た目が似ているので、購入の際は間違えないよう注意してください。

KRK V8

おすすめのDTM用オーディオインターフェース

初級〜中級者向けのオーディオインターフェースは1~3万円程度の予算になります。

FOCUSRITE社「Scarlet 2i2」

Steinberg社「UR22C」

Apollo Twin X(Windows & Mac両方対応)

Windows専用バージョン

おすすめオーディオインターフェースを購入する

オーディオインターフェースの選び方はこちらの記事で解説しています↓

「Apollo Twin X」の魅力についてはこちらで解説しています↓

おすすめのDTM用&ボーカルレコーディング用マイク

おすすめのDTM用&ボーカルレコーディング用マイクはこちらの記事で解説しています↓

マイクの選び方はこちらの記事で解説しています↓

レベル3:上級者向け「プロ仕様レコーディングスタジオセット」

https://www.youtube.com/watch?v=f0FhmTvdYYA

上級者向け「プロ仕様レコーディングスタジオセット」は、最高の音質でモニタリングでき、どんな楽器もレコーディングできるセットです。

プロ仕様レコーディングスタジオセット

・パソコン
・スピーカー
・オーディオインターフェース
・マイク
・ヘッドホン or イヤホン

使うモノ自体は中級者向けと変わりませんが、1つ1つの製品の品質は高く、スタジオそのものの設計や設備が大きく異なります。

スタジオの設計・設備

・測定器を使ったモニター環境の調整
・吸音材の設置

「測定器を使ったモニター環境の調整」では、「SoundID Reference」などの製品を使ってスピーカーの偏りをなくします。

「SoundID Reference」は付属のマイクを使い、どの周波数帯域がどれぐらい鳴っているかを計測し、そのバラツキを整えるツールです。

関連記事

吸音材の使い方やおすすめの吸音材についてはこちらの記事で解説しています↓

おすすめのDTM用スピーカー(プロ向け)

プロ向けのスピーカーは、ペアで40万〜200万円以上の予算になります。

値段が高いほどサイズが大きく設置が難しい傾向にあり、専門の業者に施工を依頼する必要がある場合もあります。
※例えば、壁に埋め込むタイプの製品などがあります

そのため、ここでは自宅でも簡単に設置できるタイプのプロ用スピーカーをご紹介します。
※プロ用スピーカーは受注生産であることが多いため、通常の商品のように購入してすぐ手元に届かない可能性があります

ADAM AUDIO社「A8H」

左チャンネル用と右チャンネル用で製品が分かれています。

FOCAL社「ST : TRIO 6」

FOCAL社「ST TWIN 6」

Genelec社「8341」

おすすめのDTM用オーディオインターフェース(プロ向け)

プロ仕様のスタジオでは、より高音質でモニタリングできるようにするだけでなく、より複雑なレコーディングにも対応するための機能が備わった製品が使われます。

UAD社「Apollo x16」

RME社「Fireface UCX II」

AVID社「Pro Tools | Carbon Hybrid Audio Production System」


以上で「予算・レベル別おすすめDTMセット」の解説は終了です。

当サイトではDTM関連の機材の選び方や仕組みについてまとめていますので、ぜひ下記もご覧ください。

世界のプロが使っているおすすめスピーカー・イヤホンまとめ

初心者からプロまで使えるおすすめDTMプラグイン

スピーカーの設置方法

DTM関連機材の選び方・おすすめの製品

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