【トップエンジニア直伝】ラップボーカルのMIXのコツ -ボーカル補正編-

今回はこのような疑問にお答えする内容です。
今回はそのうち、「ボーカル補正のプラグイン」に関する部分をまとめています。
ビヨンセやCardi Bなども手がける超大物エンジニアが教えるテクニックですので、ぜひ今日から使ってみてください!
ディエッサー編
EQ・コンプ編①
EQ・コンプ編②
ボーカル補正編
アドリブ・ダブリング編
MIXの心構え編
ちなみに今回取り上げる楽曲は「Lil Uzi Vert – Neon Guts feat. Pharrell Williams」です↓
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ちょうどいい「ボーカル補正」
Wavesの「Tune Real-Time」のようなプラグインを使う場合、「こういうプラグインを使うのはチートだ」と思っている人もいるのですが、これはチートではないと思っています。
(これと似たプラグインには、Auto-TuneやMelodyneなどがあります。いわゆるケロケロ加工ができるプラグインですね)
こういったプラグインを使うことは、特定のサウンドに到達するためにしていること・手段です。
しかし、強く使いすぎてロボットのようなサウンドにするのではなく、「この曲やこの曲の目的に合うぐらい、ちょうどいいぐらい使う」のが大切です。
ボーカルの「メロディーのうごき」を活用する
人間が話している時でも、自分が話そうとしている内容にメロディックな部分があると思います。
WavesのTune Real-Timeは、このメロディックな部分を保ちながらも、少しだけ未来感のある、ロボット的な要素も加えられます。
2:21~2:46
ボーカルのメロディックな部分と同じメロディー感を保ちながらも、しっかりチューニングされてロボット感が出ていることがわかります。
全体に一貫性もでき、これがちょうどよくできるので、僕(Leslie)はほとんどのボーカルトラックにこのWaves Tune Real-Timeを使っています。
Before/After(3:06~3:25)
このシリーズでは、他にもボーカルミックスについて解説していますので、ぜひこちらもご覧ください↓
ディエッサー編
EQ・コンプ編①
EQ・コンプ編②
ボーカル補正編
アドリブ・ダブリング編
MIXの心構え編
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