太くパンチのあるキックを作るシンプルな4ステップ Step3「処理のコツ」【海外プロが教える】

太くパンチのあるキックを作るシンプルな4ステップ Step3「処理のコツ」【海外プロが教える】

 

ダンストラックにおいて特に重要なキック(バスドラム)

Ableton認定トレーナーでエレクトロニックミュージックプロデューサーのLenny Kiser氏が、「シンプルな方法でキックを太くパンチのあるサウンドにする方法」を解説してくれました。

 

「音楽プロデューサーにとって、キックはあなたのサウンドを決定づける重要な役割を果たしている」とKiser氏は言います。

この機会に、良いキックの作り方をマスターしておきましょう!

今回はStep3「処理のコツ」について、かんたんにまとめてみました。

元記事

 

Part1: サンプル選び
Part2: レイヤー
Part3: こちらの記事
Part4: キックのチューニング

 

コンプレッサーのコツ

 

EQは、ヘッドルームを上げるためにコンプレッサーをかける前にEQをかけ、どの周波数も後ろにやるために別のEQでafterwordをブーストするのが良いでしょう。

コンプレッサーは、レシオは4:1~10:1で、リダクション量はほんの少しに抑え(1~6dB)、中ぐらいの速さのAttack Time(1ms~10ms)にします。

 

サチュレーションのコツ

 

異なるサチュレーションのカーブタイプを試して、違ったサウンドに彩ってみましょう。

Analog Clip”のカーブでサウンドを温かみのあるものに、
Hard Curve”のカーブでより強力なディストーションをかけることが可能です。

 

サンプルを選びなおすべきタイミングは?

 

複数のバンドを使ってEQをしたり大きくブースト/カットした場合(8dB以上)、別のサンプルを使った方が良いでしょう。

 

効率よく確認する方法

 

これらのプロセスでは、A/Bの切り替えで音のbefore/afterを確認すると便利です。

 

↓Part4「キックのチューニング」はコチラ↓

 

【海外プロが教える】太くパンチのあるキックを作るシンプルな4ステップ Step4「キックのチューニング」

 

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