ミキシング・マスタリング

太くパンチのあるキックを作る方法 Step1「サンプル選び」

今回は、Ableton認定トレーナーでエレクトロニックミュージックプロデューサーのLenny Kiserが解説する「シンプルな方法でキックを太くパンチのあるサウンドにする方法」をまとめました。

この記事では、このうちStep1「サンプルの選び方」についてまとめています。

Part1: 当記事
Part2: レイヤー
Part3: 処理のコツ
Part4: キックのチューニング

音楽プロデューサーにとって、キックはみなさんのサウンドを決定づける重要な役割を果たしています。

この機会に、かっこいいキックの作り方をマスターしましょう!

太くパンチのあるキックを作るのに大切なのは「サンプル選び」

太くパンチのあるキックを作るには、正しいサンプルを選ぶことが最も重要です

これには必要なだけ時間をかけましょう。

6時間頑張ってEQを調整したときよりも、何倍もいいサウンドになることもあります。

そのため、サンプルはすぐ探せるように整理しておくといいでしょう。

適切なサンプル選びのポイントは「オーディション」

自分で作ったキックとベースパターンを同時に再生して、どのキックのときに最もベースとマッチするかをチェックしましょう。
(Abletonを使っている人は「ホットスワップ機能」が便利)

いくつかのサンプルを読み込み、それぞれON/OFF(アクティベート/ディアクティベート)しながらオーディションしていくとGOODです。


↓Part2「レイヤー」はコチラ↓

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