メロディー・構成

メロディーを作る4つのコツ Part3「シンコペーション」

メロディーってどうやって作ったらいいの?
なんか、メロディーがつまらなく聞こえてしまう…
メロディーのレパートリーがない...

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。

プラグインやサンプルを数多く販売している「Splice」が教える「メロディーを作る4つのコツ」をまとめました。

今回は3つ目のコツ「シンコペーションを使ったメロディー」についてご紹介します。

4 tips/techniques for making melodies - FL Studio, Studio One, Logic, Ableton (FREE MIDI)

メロディーを作るコツ3:シンコペーションを使ってエネルギーを与えよう

メロディーを作る3つ目のコツは「シンコペーションを使ってメロディーにエネルギーを与える」です。

メロディーはボーカルやピアノなど、高い音が出る楽器を用いて演奏されることが多いです。

しかし最近ではダブステップなど、ベースをメロディーとして扱う曲も増えてきました。

このベースをメロディーとした時にも使えるのが、今回ご紹介する「シンコペーション」です。

まずは、シンコペーションを使わない場合のベースラインから聞いてみましょう。

12:09~

4 tips/techniques for making melodies - FL Studio, Studio One, Logic, Ableton (FREE MIDI)

ここで、シンコペーションを使ったメロディーにしてみます。

シンコペーションとは、簡単に言うと強拍以外に音を置くことです。

12:52~

4 tips/techniques for making melodies - FL Studio, Studio One, Logic, Ableton (FREE MIDI)


画像:動画より

上記の画像だと、1小節目は1拍目の裏拍から入っており、シンコペーションの形でメロディーがスタートしています。

対して3小節目は1小節目の1拍目、つまり強拍からメロディーがスタートしています。


画像:動画より

もちろん、16分音符単位でシンコペーションしてもOKです。

よりリズミカルに、エネルギッシュになります。

13:07~

4 tips/techniques for making melodies - FL Studio, Studio One, Logic, Ableton (FREE MIDI)

メロディーは音程だけじゃない

コツ1・2では音程に関わるコツをご紹介しましたが、「音程の高低差には気をつけて作ったのに、なんかエネルギーが足りないなぁ、つまらないなぁ」と思うこともあるでしょう。

そんな時は、ぜひコツ3の「リズム」にも注目してみてください。

少し変えるだけでも、エネルギッシュなメロディーになります。

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このメロディー作りのコツシリーズで使っているMIDIは、こちらで無料でダウンロードできます。

実際にMIDIデータをみると「MIDIで打ち込むとこんな感じなんだ!」と理解が深まりやすいのですので、ぜひダウンロードでしてみてください。

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