プロになる方法・音大進学

【才能vs努力】音楽のプロになるために必要な2つの特徴

2 Traits You NEED to Become a TOP Musician

今回は、世界一の名門音大・ジュリアード音楽院(ピアノ専攻)とグレン・グールド・スクール トロント王立音楽院を卒業し、現在はピアニスト・作曲家として活躍しているNahre Solが教える「トップミュージシャンになるために必要な2つの特徴」をまとめました。

この記事ではそのうち、トップミュージシャンに共通している「プロになるために必要な2つの特徴」についてご紹介します。

プロの音楽家になるために必要なのは、才能 ?それとも努力?
どんな人が音楽業界で生き残れるのか?
トップミュージシャンになれる人がやっている習慣とは?

これらの疑問について、実際にプロとして活動しているNahre Sol本人が解説します!

音楽のプロになるために必要な2つの特徴

音楽のプロになるために必要な2つの特徴

プロのミュージシャンになるために必要な2つの特徴は、こちらの2つです。

  • ベストを目指すために努力を惜しまない
  • どんな状況にも対応する適応力

どちらも直接音楽に関係あることではありませんが、それは一体なぜなのでしょうか?

ここからはそちらも合わせて、一つずつ解説していきます。

特徴1.ベストを目指すために努力を惜しまない

音楽のプロになるために必要な2つの特徴

1つ目は、「ベストを目指すために努力を惜しまない」という姿勢です。

プロになるためには、本当に多くのスキルや要素が必要になります。

そのため、「よりよい音楽を作るために、継続して努力できること」が非常に重要です。

自分を冷静に客観視する能力と忍耐力も必須

ここでもう一つ重要なのは、自分を客観視できることです。

今の自分に足りないスキルは何か、自分は今何をするべきなのかを知ることで、自分をレベルアップさせることができます。

プロになるには忍耐力も欠かせません。

音楽家としてのキャリアを積んでいく過程で、その大変さに苦しんだり、挫折してしまうこともあるでしょう。

このような困難な状況を上手に乗り越えるスキルもまた、重要になります。

自分でストイックになれるかどうか?がポイント

前回インタビューをしたプロのピアニスト兼音楽学校の教授を務めるTanya Gabrielianさんは、次のように語っています。

私が勤めている音楽学校の生徒の中には、自分で「もう少し頑張ろう」とストイックになれない人もいます。

しかし、このように自分で自分を押し上げることができなければ、上達はしないでしょう。

困難な状況に耐える力、忍耐力も、プロになるためには必要なスキルです。

つまり、「自分でストイックになれるかどうか」がポイントなのです。

習慣2:どんな状況にも対応する適応力

音楽のプロになるために必要な2つの特徴

2つ目は「どんな状況にも対応する適応力」です。

前回のスケジュールと体調管理編で、プロバイオリニストのMadleineさんは「音楽のオーディションや大会においては、自分でコントロールできない状況もたくさんある」とお話していました。

このお話の通り、ミュージシャンの生活には予想もできないことがたくさん起こるため、どんな状況にも柔軟に対応する力が必要です。

「どれぐらいのスパンでの変化なのか」は関係なく、短期的な変化にも、長期的な変化にも対応する必要があります。

プロには「複雑な問題を解決する力」がある

トップミュージシャンには、複雑で難解な問題の解決策を見つける力があります。

「新しいテクニックを身につけるにはどうしたらいいだろうか?」などの技術的な問題や、「新しい町で生活を始める」などの生活・体調・文化的な変化や問題にも対応する力です。

この中でも特に重要なのが、メンタルの問題に対処する能力です。

プロバイオリニストのMadleineさんは、これについて次のように語っています。

私はバイオリニストとして成功もしましたが、同時にたくさんの挫折もあり、メンタルがボロボロになった時もありました。

その時はバイオリンも弾けませんでしたし、ベッドから起き上がることもできませんでした。

この経験から学んだのは、うまくいかないことがあっても、メンタルの問題にきちんと対処し、挫折から立ち直ることがとても大切だということです。

この発言からも、やはり音楽のスキルだけでなく、メンタル(自分のこころ)の問題の対処力も磨いていくことが必要です。

プロになるために大切なことは「音楽に関係ないこと」

音楽のプロになるために必要な2つの特徴

ここまでご紹介した2つの習慣は、どちらも音楽に直接関係のないことです。

これは、「音楽のスキルや才能」はプロになるためには「当然のこと」であって、プロの音楽家には、他のスキルも必要になるシーンがたくさんあるからだと思います。

プロになるためには、生活の中で何かを犠牲にしたり、我慢をする必要もあるでしょう。

ただ純粋に音楽が好きでやっていたり、才能がある人もいるので、もちろん全ての人に当てはまるわけではありません。

しかし、そのような「才能」だけでは、トップミュージシャンにはなれないのです。

音楽のプロになるために必要な2つの特徴まとめ

音楽のプロになるために必要な2つの特徴

このシリーズでは、トップミュージシャンに取材をしてわかった「プロの音楽家になるために必要な2つの特徴」についてご紹介しました。

特徴1.ベストを目指すために努力を惜しまない
自分を客観視できる、自発的にストイックになれる、忍耐力

特徴2.どんな状況にも対応する適応力
問題解決能力、メンタル問題への対処力

当サイトでは他にも「プロのミュージシャンになるために必要なこと」についてご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください↓


人気記事

1

今回は、Better Mixesが解説する「ボーカルMIXで声が前に出る&音抜けを良くする方法」をご紹介します。高価な機材は必要なく、DAW付属のプラグインしか持っていない方でもお試しいただけます!

2

今回は、アメリカのプロデューサーNathan James Larsenが解説する「僕のお気に入りのボーカルチェイン」をまとめました。「どんな曲であっても、ミックスの83%はこのボーカルチェインを使っている」というぐらい汎用性が高い内容ですので、ぜひお試しください。

3

ボーカルのレコーディングがうまくできない…どれぐらいの音量で録音すればいいの?という方のための記事です。海外エンジニアが教える「ボーカルをプロのクオリティで録音するためのコツ」をご紹介!コツはたったの2つ、今日からすぐ実践できます!

4

今回は「DTMにサブウーファーは必要なのか?」をまとめました。サブウーファーは、低音域のみを再生することに特化したスピーカーです。「低音域は普通のスピーカーでも出せるから必要ないのではないか?」「何でわざわざ低音域しか出せないスピーカーを買う必要があるのか?」「サブウーファーを買えばDTMが上達するのか?」このような疑問に回答します。

5

今回は「音楽制作用にパソコンのパフォーマンスを最適化する方法」をまとめました。映像音楽制作などで何百トラックも扱っていても、DAWの動作が遅くならない方法があります。しかもこの記事でご紹介する方法は「すべて無料で実践できる上に、最低20%はCPU負荷を削減できる方法」です。ぜひお試しください。

6

今回は、Waves社のリミッタープラグイン「L4 Ultramaximizer」の新機能と基本的な使い方をまとめました。最新作「L4 Ultramaximizer」は、これまでLシリーズを使ってきた方にもそうでない方にも非常におすすめできるプラグインですので、ぜひチェックしてみてください。

7

今回は、BeatsbyVinityTVが解説する「Skrillexのようにリミッターとクリッパーを使って音圧を上げる方法」をまとめました。Skrillexと言えば、激しい音楽と爆発的な音圧が特徴的です。今回は、彼のように音圧を爆上げするにはどうしたらいいのか、その方法を解説していきます。

8

今回は、音響関連の商品を開発しているGIK Acousticsが解説する「ステレオスピーカーの置き方」をまとめました。特にDTMなどの音楽制作では、正しく音を聞くためにスピーカーの置く位置が非常に重要になります。この記事では、ステレオモニタースピーカーとサブウーファーの正しい置き方を図を用いて解説します。

9

今回は、大人気プラグインメーカーのCableguysが解説する「音にまとまりを出す方法4選」をまとめました。ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム...どれも1つ1つしっかり作っているのに、全体で聞くとなんとなくまとまりがなく、バラバラに聞こえる…こんなお悩みにお答えする「音にまとまりを出す方法」を4つご紹介します!

10

今回は、世界中の作曲プロの声を参考に「DAWの選び方完全ガイド」をまとめました。これからDTMをはじめようと思っている方、DAWの種類が多すぎて迷っている方、これから複数のDAWを使い分けて効率よく作曲をしていきたい方のための内容です。

-プロになる方法・音大進学