アレンジ・打ち込み

【作曲】クリスマスソングの作り方【5分でできる】

クリスマスっぽさって、どうやったら出せるの?
クリスマスソングをかんたんに作る方法はない?

このような疑問にお答えする内容です。

数々のDTM動画を投稿している音楽プロデューサーEDWANの「クリスマスソングを5分で作る方法」で使われているテクニックをまとめました。

楽器編成、リズムの視点から「クリスマスソングっぽく聞かせる方法」「明るくハッピーな感じのクリスマスソングの作り方」をご紹介します。

How to Make a CHRISTMAS SONG in 5 MINUTES [RoomieBlocks]

クリスマスソングの作り方:おすすめの楽器

以下の楽器を使うと、クリスマスソングらしいサウンドになります。

・ベル(Bell)
・スレイベル(Sleigh Bell)
・ピアノ
・ストリングス
・ベース、ドラム
・パンフルート系リード

それでは、1つ1つ解説していきます。

ベル

Jingle Bells with Lyrics | Christmas Songs HD | Christmas Songs and Carols

「カーン」と鳴っているような音です。

メロディーやオブリガートに使用します。

ハンドベルなどの小さいタイプでも、オーケストラチャイムのような大きいタイプでもいいでしょう。

スレイベル(Sleigh Bell)

クリスマスソングといえばこの音。

「シャン・シャン・シャン・シャン」と、ループで流れているサンプルがあると便利です。

Head to Head - Sleigh Bell Comparison

ピアノ

普通のピアノでOK!

メジャーコードを中心としたコード進行を打ち込みます。

バイオリン

いわゆるパッド(Pad)要員です。

「シャー」っとした高音域が出やすいので、冬の冷たい空気感や、少し柔らかいフワっとした雰囲気を出すのに適しています。

音に厚みを出したいときは、ストリングスアンサンプル系のサウンドを使うとよいでしょう。。

ベース・ドラム

どちらも「クリスマスらしいサウンド」はあまりないので、普通のベースやドラム音源でOKです。

これらの楽器は、音色よりもリズムの方でクリスマスらしさを出す役割があります。

パンフルート系リード

パンフルートのような、空気感・エアー感のある音をメロディーに使うとよいでしょう。

これを使うだけで「雪」「冬」「教会」のようなイメージを持たせることができます。

Amazing Grace - O Gnade Gottes wunderbar | David Döring - Panflöte | Flauta de Pan | Pan flute

クリスマスソングの作り方:リズム

3リズムは、とてもベーシックな8分音符を刻むか、3連符をベースにするとクリスマスソングらしくなります。

例えばWham!の「Last Christmas」は、「ポンポンポンポン...」とひたすら8分音符を刻むドラムやシンセサイザーが入っています。

Wham! - Last Christmas (Official Video)

例えばマライア・キャリーの超有名なクリスマスソングも、「ダダダ・ダダダ」「ダッダ・ダッダ」など3連符のリズムを刻んでいます。

Mariah Carey - All I Want for Christmas Is You (Make My Wish Come True Edition)

(0:45~、Aメロに入る前のフィルインがわかりやすいです)

ところどころに細かく休符を入れてリズミカルにするよりも、同じような音符を繰り返して刻み続けるのがおすすめです。

クリスマスソングの作り方:パート別リズムのコツ

メロディーやバッキング(ピアノ)は3連をベースに跳ねるような感じにします。

一方で、キックやベースなどは4ビート「ドン・ドン・ドン・ドン」と、非常にシンプルにするとよいでしょう。

クリスマスソングの作り方まとめ

今回の内容をまとめると、このようになります。

・「クリスマス」や「冬」を感じさせる楽器を使う(ベルやスレイベル、パンフルートなど)
・3連符をベースにしたリズムで作る

実は他にも、クリスマスソングを作るコツがあります。

こちらの記事にて解説していますので、ぜひこちらもご覧ください↓


人気記事

1

https://youtu.be/f0FhmTvdYYA?si=voPGFHl2leoVKF1_ 今回は、数々のモニタースピーカーを販売しているAdam Audio社が解説する「自宅スタジオ~3レベル ...

2

https://www.youtube.com/watch?v=A8rvn7o33Lo 今回は、Sage Audioが教える「カリッとしたボーカルにするためのMIXテクニック」をまとめました。 全部で ...

3

音楽におけるアップビート、ダウンビート、オンビート、オフビート、バックビート… 似たような言葉だけど、何が違うの?覚えられない… 今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。 「アップビート」「オフビ ...

4

今回は、「Sonarworks SoundID Referenceの使い方」をまとめました。

DTMをするなら絶対に持っておきたいこの製品について、なぜこの製品がおすすめなのか、どの種類を買うべきなのか、具体的な使い方と測定方法をご紹介します。

5

世界的にヒットしている曲の構成ってどうなってるの? 「ヒット曲の公式」みたいなのがあるといいんだけど… 今回はこのような疑問にお答えします。 https://www.youtube.com/watch ...

6

今回は、人気音楽プロデューサーのVirtual Riotが解説する「Serum 2の全新機能の解説」をまとめました。Xfer Records社「Serum2」で新しく追加されたプリセットの制作にも携わったVirtual Riotが、新機能17項目を徹底解説します。

7

この記事では、世界中の作曲家・音楽プロデューサーが使っているおすすめのブラス(金管楽器)音源をご紹介します。同じ楽器でも音源によって音色が少し異なりますので、複数持っていると使い分けることができるほか、レイヤーしたときもリアルさと壮大さを増すことができます。

8

今回はAudio Universityが解説する「Universal Audio社 Apollo Twinのレビュー」をまとめました。他社では2万円程度の製品がある中で、Apollo Twinは約10万~20万円です。この記事では、Apollo Twinは値段相応の価値があるのかについて解説します。

9

今回はAdam Audio社とIn The Mixが解説する「スピーカーは縦置き or 横置きのどちらがいいのか?」をまとめました。 多くのスピーカーは正方形ではなく長方形であることが多いですが、縦置 ...

10

今回はChris Selimが解説する「Pultec EQの使い方」をまとめました。DTMにおいて「有名なEQ」としてよく名前が挙げられるのが「Pultec EQ」です。この記事では、なぜこのEQは世界中のDTMerに愛されているのか、その魅力と使い方を解説していきます。

-アレンジ・打ち込み