世界的音楽プロデューサーの作曲術「移動中・出先でやるべきこと」【Zeddから学ぶ】

今回はこのような疑問にお答えする内容です。
世界的音楽プロデューサー&DJの「Zedd」が、MAGNETIC MAGAZINEのインタビューに答えた内容をまとめてみました。
※このインビュー記事は、彼の代表曲「Clarity」が世界的にヒットした2012年のものです。
スポンサードサーチ
Zeddが語る「移動中にしていること」
Zeddはインタビューで「移動中はあまり仕事(音楽)をしない」と言っています。
では、一体彼は何をしているのでしょうか?
実は、彼はほとんど作曲に関することはせず、やるとしても「スタジオでやる必要のない、音楽に関係すること」をしているのだそうです。
ここから先は、実際の質問と彼の回答をまとめていきます。
Q.出先での活動が多いと思いますが、クリエイティブな活動にいい影響がありますか?
A.音楽をプロデュースするやり方は変わりましたね。
もし家かスタジオにいたら、かなりサウンドデザインに集中できます。
でも出先でそれは難しいんです。
個人的に、ヘッドフォンでの作曲は不得意で、「感じない」んです(特にベースなどの低音域)。
でもこのおかげで、コードやメロディーなどを試す時間ができました。
移動中の多くの時間は、独自のループやサンプルパックなどを作る「準備時間」にしています。
スタジオでやるには時間がもったいないと感じるようなことをやっています。
Q.移動が多い生活だと思いますが、何かエピソードはありますか?
A.移動中は、「Entourage(アントラージュ、アメリカのテレビドラマ)」を見るか、iPadやPS Vitaでゲームをするか、寝ています!
飛行機の中では、できることが少ないんですよね。
出先用の持ち物は少しだけグレードアップしたので、今は作曲するパワーが欲しいですね(機内ではほとんど仕事をしないです)。
Q.常に出先で持っていくアイテムは?
A.iPad、ノートPC、PS Vita、ヘッドホン3ペア、服をたくさん(めんどくさがりやであんまり頻繁に洗濯したくないので)、Native Instruments S4(DJ機材)、Nikeの活動量計です!
まとめ
残念ながら、飛行機内などの出先では音楽環境が整っていません。
その中でできることを、Zeddは工夫してやっているんですね。
みなさんも、移動中は「スタジオでやる必要のない、音楽に関係のあること」にトライしてみてはいかがでしょうか?
↓同インタビューで答えた「Zeddが寝れなくなる理由」については、こちらでまとめています
-
前の記事
DTMのコンプレッサー「VCA」「Opto」「FET」「Delta-Mu」の違いは? Part2 2019.11.14
-
次の記事
作曲のコツは「アイデアをすぐ頭から出す」世界的音楽プロデューサーの作曲術! 2019.11.16