【DTM】海外プロが実際に使っている7つの打ち込みのコツ【KSHMR編】

今回はこのようなご要望にお応えする内容です。
今回はそのうち、アメリカ人気DJのであるKSHMRが実際に使っているコツを2つご紹介します!
Martin Garrix編(コツ1~3)
Brooks編(コツ4~5)
KSHMR編(コツ6~7)
このシリーズでは、世界的に有名なプロデューサーであるMartin GarrixやKSHMR、Brookなどが使っているテクニックを紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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コツ6:テクニックよりアイデアが重要
こちらは、「音楽理論やDTMのテクニックのような技術的なことよりも、その楽曲に関するアイデアの方が重要」というものです。
どうしたら面白いサウンドになるか?
こういった「楽曲に関するアイデア」にフォーカスして作っていった方が、よりよい楽曲を作ることができます。
テクニカルなことに固執せず、「アイデア」にこだわっていきましょう。
コツ7:ベースにベンドを使おう
こちらは、「ベースにピッチベンドを使おう」というものです。
これを使うと、よりベースがおもしろく聞こえるようになります。
実際の例を見てみましょう↓(12:03~12:10)
どうやればいいの?
シンセによって異なりますが、今回は人気のシンセ「NEXUS」と「SERUM」の場合で解説していきます。
(別のシンセの場合も似たようなパラメータがありますので、参考にしてください)
NEXUSの場合
まず、「modulation」タブを開き、画面左中央あたりにある「PITCHBEND」の欄を確認します。
画像:動画より
この「rng max」「rng min」の値を「+12」「-12」にそれぞれ設定します。
そして、右上の「PITCH」のレンジを12にします。
画像:動画より
あとは、DAWのオートメーションでピッチベンドを書けばOKです。
画像:動画より
SERUMの場合
OSCタブの画面の一番左下にある場所から、ピッチベンドのレンジ(範囲)を変えられます。
画像:動画より
実際の音を聞いてみよう
それでは、このピッチベンドを使った例と使わない例を聞き比べてみましょう↓(13:48~14:16)
ピッチベンドがかかるタイミングでMIDIも変化を加えてみよう
ちなみに、こちらがベースのMIDIです。
画像:動画より
ピッチベンドのオートメーションがかかっている部分に、短い音を入れています。
こうすることで、ピッチベンドがかかった時の音がよりおもしろくなります。
もちろん、ベースだけでなくリードやコード系楽器に使ってもいいでしょう。
↓これまでのシリーズ
Martin Garrix編(コツ1~3)
Brooks編(コツ4~5)
KSHMR編(コツ6~7)
↓有名プロデューサーが実際に使っているテクニックに関する記事
EDMのコード進行におすすめ「借用コード」の使い方【Zedd編】
EDMのコード進行におすすめ「借用コード」の使い方【Deadmou5編 Part1】
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