DTMをやるならWindowsとMacどっちがいいの?

DTMをやるならWindowsとMacどっちがいいの?
DTMをやるなら、WindowsとMacどっちがいいの?

 

今回は、DTMerなら一度は思うこのお悩みにお答えする内容です。

 

MAC VS PC! Which is THE BEST For Music Production?

 

サンディエゴで活躍する音楽プロデューサーLXGENDが解説する「DTMをやるなら、WindowsとMacどっちがいい?」をかんたんにまとめてみました。

 

おすすめのPCも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

※記事中の「僕」は、LXGEND本人を指します。

 

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大前提

 

まず大前提として、自分に合ったOS・自分が使いたいと思ったOSを選びましょう!

 

今回ご紹介するのはあくまで僕の意見であって、「絶対にこれがいい」という決まりはありません。

最終的には、ご自身でいいと思ったものを使ってください!

 

インスタでのアンケート結果

 

ちなみに、僕のインスタグラムアカウントでアンケートをとってみました。

「WindowsとMac、どっちがいい?」という質問に対し、Mac派が63%、Windows派が37%となりました。

 

ここからは、それぞれのOSのメリット・デメリットを紹介していきます。

 

Windowsのメリット・デメリット

 

まずは、Windowsのメリットデメリットについて解説していきます。

 

Windowsのメリット

 

まずは、Windows PCの4つのメリットから。

 

メリット1.価格が安い

 

Wondows最大のメリットは、お手頃価格のPCが売っている、ということです。

Macだと、一番安いMac book Airなどでも高価になります。

 

メリット2.互換性がある

 

また、互換性があるというのももう一つのメリットです。

ほとんどのプラグイン・DAW・ハードウェアの会社は、Windowsに対応した製品を作っています。

つまり、Macだと使えないけどWindowsなら使えるという製品が多い、ということです。

 

また、OSアップデート時に発生する問題がMacよりも比較的少ない、なども挙げられます。

いまだにWindows XPを使っている人もいますね。

 

メリット3.万能・多機能である

 

WindowsPCの中には、タッチ操作が可能なものなど、万能なマシンがあります。

機能は多いのに値段は通常のPC1台分など、「一石二鳥」のマシンが多いのもメリットの一つです。

 

メリット4.PCのアップグレード・カスタマイズがカンタン

 

Windows PCのいいところは、自分でPCをカスタマイズしやすいというところです。

Macでもできるのですが、機種によっては難しいことがほとんどです。

 

Windowsのデメリット

 

次は、Windows PCのデメリットを4つ紹介します。

 

デメリット1.ウイルス・マルウェア感染のリスク

 

Windowsは、Macよりもウイルス・マルウェアに感染するリスクが高いです。

 

デメリット2.メンテナンスが必要

 

デメリット1にもつながることですが、いろいろなメンテナンスが必要になってきます。

ウイルス対策はもちろん、ディフラグなどのディスクの最適化や迷惑広告対策など、あらゆることを定期的に行ったり、チェックする必要があります。

 

正常に起動するために、あらゆる労力・時間をかけなければいけないのがめんどくさいですね。

 

デメリット3.信頼性の低さ

 

ハードディスクの損傷やウイルスなどで、大事なデータが失われてしまうことも…

 

デメリット4.ドライバの確認・インストールが必要

 

Windowsを使う場合は、自分が使っているドライバが正しいものかを確認する必要が出てきます。

これがなかなかめんどくさいです…

 

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Macのメリット・デメリット

 

次は、Macのメリット・デメリットをご紹介します。

 

Macのメリット

 

まずは、4つのメリットから!

 

メリット1: 音楽プログラムが充実している

 

Macを買うと、Garage Bandが無料でついてきたり、プロも使うLogic Proを安価で買えたりします。

 

Logic Proは、Pro Toolsなど他のDAWと同等の機能で、その半額~1/3の値段で買えます。

Logicは直感的に使える、洗練されたデザインが人気です。

 

Garage Bandは、無料DAWの中でも最も使えるDAWの一つです。

僕のアルバムの70%はGarage Bandでレコーディングしたものですし、ビートメイキングもGarage Bandでできます。

フリーで使えるサンプルも付属している、本当にパワフルなDAW。

これがMacを買うだけで無料でついてくるなんて、驚きです。

 

メリット2.信頼性の高さ

 

かれこれ10年以上音楽制作をしていますが、Macを使っていて、いまだにウイルス・ハードドライブの損傷や読み込み失敗・起動失敗・突然の強制終了などの問題に遭ったことがありません。

これが、Macの信頼性の高さ。

 

メリット3.”エコシステム”

 

MacとiPhoneを使っている人は、この恩恵を受けているでしょう…

たとえばiPhoneのボイスメモで何かレコーディングしたら、Air Dropを使って自分のMacに即転送できます。

iPhoneで作ったちょっとしたアイデアを、Macに取り込んでフルバージョンの曲を作ることができる…

これだけ手軽なデータ転送は、Windowsでこれはできません。

 

メリット4:機材は挿せばすぐ使える

 

インターフェースなどの新しい機材を買ったとき、Windowsだとオーディオドライバを新しくインストールする作業が必要になったりします。

 

しかし、基本的にMacでは不要!

機材をPCにつなげれば、すぐプレイできることがほとんどです。

少なくとも、僕はこれまでMacでドライバをインストールしたことはありません。

 

Macのデメリット

 

次は、Macのデメリットを解説していきます。

 

デメリット1.値段が高い

 

基本的に、Macはどのモデルも高価です。

「先ほど挙げたメリットをこの値段で買う」と考えてもよいのですが、やはりWindowsと比べると値段が高く感じます。

 

デメリット2.互換性の問題

 

Macの場合、OSをアップデートすると、これまで使っていたプラグインが使えなくなることがあります。

たとえば「OS High SierraからOS Mojaveにアップグレードする」などですね。

 

これは、「プラグインが新しいOSをサポートしていない」というのが原因です。

もし今使っているプラグインが対応していないOSにアップグレードしてしまうと、そのプラグインの開発元がそのOSをサポートするまで待つしかありません…

 

デメリット3.カスタマイズしにくい or 高い

 

Windowsと異なり、パソコンの構造上、MacはPCのカスタマイズがしにくいです。

そのため、HDDやメモリを増設したり、バッテリーを交換するなどという作業を個人でするのは難しくなります。

 

そうなるとApple Storeに持っていかなければならないのですが、この費用が高いです…

 

まとめ

 

今回の内容をざっくりまとめると、このようになります。

 

Windows

メリット1.価格が安い
メリット2.互換性がある
メリット3.万能・多機能である
メリット4.PCのアップグレード・カスタマイズがカンタン
デメリット1.ウイルス・マルウェア感染のリスク
デメリット2.メンテナンスが必要
デメリット3.信頼性の低さ
デメリット4.ドライバの確認が必要

 

Mac

メリット1.音楽プログラムが充実している
メリット2.信頼性の高さ
メリット3.”エコシステム”
メリット4.機材は挿せばすぐ使える
デメリット1.値段が高い
デメリット2.互換性の問題
デメリット3.カスタマイズしにくい or 高い

 

これらを考慮して、自分に合ったパソコンを選んでみましょう!