メロディー・構成

メロディーを作る4つのコツ Part4「飾りとピッチベンド」

メロディーってどうやって作ったらいいの?
なんか、メロディーがつまらなく聞こえてしまう…
メロディーのレパートリーがない…

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。

4 tips/techniques for making melodies - FL Studio, Studio One, Logic, Ableton (FREE MIDI)

プラグインやサンプルを数多く販売している「Splice」が教える「メロディーを作る4つのコツ」をまとめました。

今回は1つ目のコツ「メロディーの構成」についてご紹介します。

メロディー作りのコツ4:飾りの音・ピッチベンドのオートメーションを使おう

飾りの音やピッチベンドのオートメーションを使うことで、よりメロディーに疾走感を与えたり、豪華なメロディーにすることができます。

たとえば、このような感じです。

15:24~15:40

4 tips/techniques for making melodies - FL Studio, Studio One, Logic, Ableton (FREE MIDI)

ベターっとしている感じではなく、より動きのあるメロディーに聞こえます。

さらに、ちょうどよく重みも加えられています。

飾りの音を入れよう


画像:動画より

上記の画像のように、小さな短い音をメインの音の前に入れることで、「装飾音」をつけることができます。


画像:動画より

上の画像は「装飾」というレベルではありませんが、こういった速くて細かい音を入れてみるのもアリです。

ピッチベンドやMod Wheelを使おう

DTMで作曲しているとき、ギターなどの弦楽器で弾く場合は、ピッチベンドも使えます。

たとえば長く伸ばしている音に対してピッチをだんだん上げるようにしてみたり、ビブラートを加えてみたりしてみましょう。

ピッチベンドを使う例 17:32~18:04

4 tips/techniques for making melodies - FL Studio, Studio One, Logic, Ableton (FREE MIDI)

バイオリンを参考にしてみよう

バイオリンの演奏イメージすると、メロディーの作り方の参考になります。

バイオリンはただ音を伸ばすだけでなく、ビブラートでピッチを揺らしたり、指を弦の上でスライドさせて、ピッチベンドのような効果を出せます。

バイオリンは非常にメロディックな楽器と言えますが、もしメロディーが単調でつまらないなと思ったら、バイオリンの演奏を参考にしてみるといいかもしれません。

無料MIDIを配布中です

このメロディー作りのコツシリーズで使っているMIDIは、こちらで無料でダウンロードできます。

実際にMIDIデータをみると「MIDIで打ち込むとこんな感じなんだ!」と理解が深まりやすいのですので、ぜひダウンロードでしてみてください。


以上でSpliceが解説する「メロディーを作る4つのコツシリーズ」は終了です。

当サイトでは他にもメロディーづくりのコツをまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください↓


人気記事

1

今回は、アメリカのプロデューサーNathan James Larsenが解説する「僕のお気に入りのボーカルチェイン」をまとめました。「どんな曲であっても、ミックスの83%はこのボーカルチェインを使っている」というぐらい汎用性が高い内容ですので、ぜひお試しください。

2

今回は、Doctor Mixが解説する「歴代のシンセサイザーTOP10」をご紹介します。みなさんがよく耳にする「あの音」は、実はこれらのシンセサイザーの音かも…!?「聞いたことある!」「あの音って、このシンセの音だったんだ!」と驚くこと間違いなしです!

3

今回は、これからDTMをはじめたいという方向けに「Amazonで買えるDTM初心者セット」を3つご紹介します。「これからDTMをはじめたいけど、何を買ったらいいかわからない」「とりあえずこれさえ買っておけばOKみたいなセットはない?」このような方のための記事ですので、ぜひ参考にしてください。

4

今回は、音楽で使うスピーカーに付いている「謎の穴」について解説します。いろいろなスピーカーを見てみると、前面下側に細長く穴が空いていたり、側面に丸い穴が空いてあったり、中には背面に穴が空いていることがあります。この謎の穴は、いったいどのような役割があるのでしょうか?

5

K-POPっぽい曲って、どうやったら作れる?K-POPの特徴って何?今回はこのような疑問にお答えします!海外プロデューサーが教える「K-POPの全体的な特徴」について徹底解説!これを前提に作曲していけば、よりK-POPっぽい曲が作れるようになります。

6

今回は、Big Zが解説する「SKRILLEX(スクリレックス)レベルでミックス・マスタリングする方法」をまとめました。SKRILLEXのように「音にパンチ・厚み・パワー」がありながら音圧を上げるには一体どのようにすればいいのでしょうか?DTMをしている全ての方、必見の内容です!

7

今回は、LANDRが解説する「DIベースとは?」をまとめました。音楽に親しんでいる方でも、「DIベース」とは何か、DIベースのレコーディングで使われる「DIボックス」とは何か、自分はDIボックスが必要なのかどうかが分からない方も多いでしょう。この記事では、これらについて詳しく解説していきます。

8

当サイトのnoteアカウントにて「楽曲のサビ・Aメロ・Bメロ・Cメロ・ポストコーラス・イントロ&アウトロの作り方」をそれぞれアップしました。 「曲を作るときに何から始めたらいいかわからない」「 ...

9

今回は、Audio Universityが解説する「音響心理学を活かしたミキシングテクニック」をまとめました。この記事ではそのうち、多くの人がミキシングで悩む「マスキング問題」とは何か?について解説しています。

10

今回は、さまざまなジャズのジャンル・種類をまとめました。「ジャズ」と言ってもいろいろなスタイルがあり、それぞれ特徴が異なります。この記事では18種類のジャズスタイルをご紹介しますので、ぜひお気に入りのスタイルを見つけてみてください。

-メロディー・構成
-