ミキシングのコツ

【DTM】音にまとまりを出す4つの方法【ミックス・マスタリング】

今回は「音にまとまりを出す方法」を4つまとめました。

ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム…
どれも1つ1つしっかり作っているはずなのに、全体で聞くとなんとなくまとまりがなく、バラバラに聞こえる…

このようなお悩みにお答えする「音にまとまりを出す方法」を4つご紹介します!

音にまとまりを出す方法1.Busに遅めのコンプレッサーを使う

音にまとまりを出す方法1つ目は「Busに遅めのコンプレッサーを使う」です。

ドラムにまとまりを出したいときはドラム全体のBus(グループトラック)に、楽曲全体にまとまりを出したいときはStereo Out(Master Bus)にコンプレッサーを使います。
例えばAbleton Liveの場合は、付属のプラグインに「Glue Compressor」というコンプレッサーがありますので、そちらを使ってみましょう。

ここで重要なのは、コンプレッサーのアタックとリリースを遅めに設定することです。

https://youtu.be/7l-oLsHZuiI?si=d36D5t2BOHslWELS

上記画像のように、アタックとリリースを遅めに設定しましょう。

こうすると、トランジェント(アタック、音の始まりの部分)を抑えることなくコンプレッションをかけられるため、パンチを失わずにまとまりを出すことができます。

おすすめのバスコンプレッサープラグイン

コンプレッサーの中には、Bus(グループトラック)に使うことを前提とした「バスコンプレッサー」と呼ばれる製品があります。

通常のコンプレッサーよりもまとまりを出しやすく、プリセットも「ドラムBus用」「ボーカルBus用」「Master Bus用」など、シチュエーションに合わせて用意されていることが多いため、非常に使いやすいです。

UAD社「API 2500 Bus Compressor」

API 2500 Bus Compressor Sound Examples | UAD Native & UAD-2

IK Multimedia社「Bus Compressor」

New Bus Compressor studio processor now available in T-RackS Custom Shop! Glue your mixes together

UAD社「SSL 4000 G Bus Compressor」

UAD SSL 4000 G Bus Compressor Plug-In Collection Trailer

音にまとまりを出す方法2.Busにパラレルコンプレッションを使う

音にまとまりを出す方法2つ目は「Busにパラレルコンプレッションを使う」です。

パラレルコンプレッションとは、コンプレッサーをかけた音とかけていない音を混ぜ合わせるテクニックです。

SendトラックやコンプレッサーのMIX(Dry/Wet)などを使い、パラレルコンプレッションを行いましょう。

Cubaseでパラレルコンプレッションを行う例

How to Apply Parallel Compression in Cubase | Q&A with Greg Ondo

パラレルコンプレッションのいいところは、コンプレッションをして聞こえるようになった小さい音の音量を好きなように調整できるところです。

コンプレッサーは大きい音と小さい音の差を縮めることができますので、コンプレッションをした音を適度に混ぜ合わせると、音と音のスキマがほどよく埋まり、まとまりがある音に聞こえるようになります。

音にまとまりを出す方法3.Busにショートリバーブを使う

音にまとまりを出す方法3つ目は「Busにショートリバーブを使う」です。

Bus(グループトラック)にショートリバーブを少しだけかけることで、まるですべての楽器が同じ空間にいるように聴かせることができます。

ロングリバーブ(残響音が長いリバーブ)は音がごちゃごちゃしてしまう原因になりますので、ショートリバーブを使うのがポイントです。

ショートリバーブとロングリバーブの例

https://youtube.com/shorts/sDRVQrBHtOg?si=FdUe947Xqp2rogP5

おすすめのリバーブプラグイン

Fabfilter「Pro-R」

FabFilter PRO-R 2 - 121 Presets | No Talking

Sonnox社「Oxford Reverb」

Sonnox Quick Tips #30 - Oxford Reverb as a versatile guitar reverb

おすすめリバーブプラグインを購入する

Waves社「H-Reverb」

Using Waves H Reverb On Piano - Free Video Tutorial

おすすめリバーブプラグインを購入する

音にまとまりを出す方法4.Busにサチュレーションを使う

音にまとまりを出す方法4つ目は「Busにサチュレーションを使う」です。

サチュレーションとは音に歪みや温かみを加えるエフェクトのことで、「オーバードライブ」「ビットクラッシャー」「ディストーション」などがあります。

このようなサチュレーションエフェクトをBusに使うことで、音がカリっとするだけでなく、まとまりが出るようになります。

おすすめのサチュレーションプラグイン

Fabfilter社「Saturn」

Introduction to FabFilter Saturn 2

サチュレーションプラグインの中でも群を抜いて人気のプラグインです。

ほんのりサチュレーションを加えることも、ガッツリ加えることもできます。

またマルチバンドサチュレーションプラグインのため、周波数帯域(音域)ごとにどれぐらいサチュレーションを加えるかも調整でき、とても万能です。

Saturnの使い方や実際の効果はこちらでご紹介しています↓

UAD社「Studer A800 Tape Recorder」

Studer A800 Tape Machine Plug-In Sound Examples | UAD Native & UAD-2

ほんの少しサチュレーションを加えるだけでなく、LoFiヒップホップなどガッツリとレトロな雰囲気を出したいときにも使えます。

UAD社のプラグインは、単体で購入するよりもバンドルで購入した方がお得です。
好きなプラグインを選べるタイプと選べないタイプの2種類あります

好きなUAD社のプラグインを3つ選べるバンドル

好きなUAD社のプラグインを6つ選べるバンドル

UAD社のテープ系プラグイン5つ入りバンドル

Waves社「Abbey Road J37 Tape」

Arturia TAPE J-37 and it's immediately Warmth - Short Demo |No Talking| @ArturiaOfficial

テープサチュレーションプラグインで、LoFiヒップホップなどガッツリとレトロな雰囲気を出したいときにも使えます。

単体でも購入できますが、人気バンドル「Abbey Road Collection」で購入した方が圧倒的にお得なので、こちらの方がおすすめです。


当サイトでは他にも音にまとまりを出す方法やコンプレッサーの使い方をご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください↓

参考:https://youtu.be/7l-oLsHZuiI?si=d36D5t2BOHslWELS


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