音楽関係者にスカウトされるための10のコツ【海外音楽ジャーナリストが教える】

自分のサイトには何を載せたらいいの?
こんなお悩みや希望を解決する方法を、イギリスの音楽ジャーナリストMatthew Wright氏が解説してくれています。
今回はその「音楽関係者の目に止まるための10のTips」の解説をさくっとまとめてみました。
3分で読めますが、どれも効果が期待できるテクニックです。
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1.相手について調査しよう
レーベルにデモを送ったり営業先にメールを送る前に、まず送る相手について調べましょう。
どんなアーティストを求めているのか、どんな音楽をメインに扱っているのか、etc…
もちろん、二番煎じでは相手にされません。
相手のポートフォリオや所属アーティスト、Worksを見てどんなところに共感・感動したかを伝えつつ、自分がそれとは違う動きができることを伝えましょう。
2.自分の「ウリ」
多くの場合、デモを受け取るような採用担当などは、採用時にセクションエディタに「この人は○○ができます」と伝えます。
そのため、デモやメールを送る時点で「自分ができること」「自分のウリ」を伝えておくと良いでしょう。
例えば…
「先日アルバムをリリースしたばかり」
「今度新しいツアーが始まる」
「こんなアーティストとコラボした」
「コンペに通って採用されたことがある」
「○○に所属している」
「同じジャンルのこのアーティストとはこんなところが違う」
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3.ポートフォリオ
言葉での情報が多すぎると、担当者がスキップしてしまうことがあります。
そこで効果的なのが実務経験の提示、つまりポートフォリオを見せることです。
SoundCloudなどにPrivate(限定公開)で代表作をアップし、そのリンクを送ると良いでしょう。
MVがあると説得力が上がりますが、素人が作ったものはかえって「ひどい」という評価になりがちで、結局見てもらえなくなります。
基本的には「自分のウェブサイト」「ライブスケジュール」「アルバムのリリース情報」「ディスコグラフィー」を載せるのがおすすめです。
4. バイオグラフィー
出身や習得した楽器、学校での専攻などを載せましょう。
バイオグラフィーはジャーナリストがいずれ調べる項目でもあるので、自身のサイトに載せてしまうのが手っ取り早いです。
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5. ライブへの招待
ライブを控えている場合、相手をライブに招待しましょう。
もしライブに来て感想や評価をもらえたら、非常に価値のあるレビューをもらえるはずです。
6.写真
写真は強力なビジュアルイメージとなります。
あなたのパフォーマンスを引き立たせてくれるような写真をチョイスしましょう。
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7.顔まわりの「空間」
写真を載せる時、特に顔の周りに空間がないのはもったいないです。
演奏している楽器やあなたの演奏スタイルがわかるように写真を撮ったり、トリミングすると良いでしょう。
もし有名なフェスティバルやイベントに出演した場合は、そのイベントの規模や様子がわかるよう、カメラマンと交渉するのもアリです。
8.変に着飾らない
かっこいい言葉遣いやサイトのレイアウトは良いですが、それが本当に自分の言葉なのか、本当に伝えたいことが伝わるものかどうかをチェックしてください。
まず大事なのは、あなたがどんな楽器を弾いているのか、どんな活動をしているのかを伝えることです。
9. 写真はすぐダウンロードできる状態で
何か雑誌やメディアに載せるとき、超高画質の画像より、すぐダウンロードできる&すぐ使える写真の方が使われやすいです。
Dropboxなどを使って、「写真を用意してください」と言われたらすぐ提示できるようにしておくと良いです。
10. サイトを更新
キャリアが進んでくると、サイトの写真や情報などを更新するチャンスが増えてくるはずです。
最低でも1年に1回は更新すると良いでしょう。
まとめ
どれもすぐ実践できるテクニックですね。
彼が音楽ジャーナリストとだけあって、写真に関するアドバイスが具体的だったのは嬉しいところです。
ぜひ実践して、ご自身のキャリアをステップアップさせましょう!
今回ご紹介したスカウトを狙うだけでなく、自分からコネクションを広げて成功をつかみたい方にはこちらがおすすめです。
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