作曲・編曲

五度圏(サークルオブフィフス)の使い方5選 -同主調編-

5 Ways to Use the Circle of Fifths | Music Theory

今回は、Pyramindのインストラクター・Ryan Reyが解説する「五度圏(サークルオブフィフス)を活用する5つの方法」をまとめました。

この記事では、その活用法の4つ目「同主調を確認する」をご紹介します。

同主調とは?

今回のテーマである同主調とは、主音(トニックまたは1度)が同じスケールを指します。

たとえばCメジャーキーとCマイナーキーは、スケールの主音(1番目の音)が両方ともCなので「同主調」です。

https://www.basicmusictheory.com/c-major-scale
https://www.basicmusictheory.com/c-minor-scale

同主調って何に使うの?

同主調は似ているキーなので、曲中で一時的に同主要のキーを借りても違和感がありません。

そのため、「曲のキーにはないコードをちょっと使いたいとき」に使います。

これを、音楽用語で「借用和音」と言います。

たとえばCメジャーキーの曲の場合、Cメジャーキーには♭も#もついていませんが、曲の途中で一時的に同主調=Cマイナーキーで使われるコードを借りることができます。

https://piano-music-theory.com/2016/07/03/diatonic-chords-of-c-minor-scale/

そのため、CマイナーコードやE♭メジャーコードなどが使えます。

Cメジャーキーのダイアトニックコードにはないコードですが、同主調なので一時的に使っても問題ありません。

逆に、Cマイナーキーの曲で一時的にCメジャーキーのコードを使ってもOKです。

五度圏で同主調をチェックする

前回までのスケール編と近親調編をご覧になった方はもうお気づきかと思いますが、五度圏表があれば同主調で使われる♭・#の数、ダイアトニックコードがわかります。

同主調で使われる♭・#の数がわかれば、借用和音もおのずとわかります。

確認方法は同じですので、こちらの記事をご覧ください。

五度圏で同主調を確認する方法まとめ

今回の内容をまとめると、このようになります。

同主調とは

主音(トニックまたは1度)が同じスケール
(CメジャーキーとCマイナーキー、GメジャーキーとGマイナーキー等)

同主調の使い道


曲中で一時的に同主調で使われる和音を借りてくる(借用和音)

五度圏で同主調を確認する方法

同じ音名のスケールを見つける
(メジャーキーは外側の円、マイナーキーは内側の円)


次回「トニック・ドミナント編」はこちら🔻


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