DTM初心者のためのピアノ・音楽理論講座 Part1【メジャースケールとマイナースケール】
- 2020.03.31
- 2024.09.13
- 音楽理論
作曲をする上で、最低限知っておくべきことって何?
このようなお悩みや疑問にお答えする内容です。
以下のことについて、初心者向けに解説していきます。
・マイナースケールって何?
・「解決」って何?
・コードって何?
・トランスポーズって何?
今回はPart1として、最初の3つ「メジャースケールって何?」「マイナースケールって何?」「”解決”って何?」を取り上げていきます。
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メジャースケールとは?
画像:動画より
メジャースケールとは、Cメジャーキーであれば「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の7音で構成される音の並びのことです。
数字で書くと、
DAWのピアノロールなどでよく見られるドイツ音名で書くと、
Cメジャースケールの響き(0:12~)
メロディーとベース音で使われる音
メロディーやベース音としてよく使われるのは、1・2・3・5・6です。
つまり、ド・レ・ミ・ソ・ラ(CDEGA)の5つです。
これらを「ペンタトニックノート」といいます(ペンタトニック=5)。
ペンタトニックノートだけでメロディーを作ると、このような感じになります。
0:27~
ペンタトニックノート+7(シ、B)を使うと、あの世界的ヒット曲のメロディーが出来上がります…
0:35~
この曲の冒頭に出てくるメロディーです!
ペンタトニックノート+4(ファ、F)を使うと、このようなメロディーができます。
0:46~
マイナースケールとは?
画像:動画より
マイナースケールとは、メジャースケールの6番目の音から始まるスケールです。
メジャースケールにおいて、bも#も1つもないスケールはCメジャースケールです。
同じく、bも#も一つもないマイナースケールは、メジャースケールの6番目の音…つまりラ(A)になります。
ラから始まるスケールは、マイナースケールになります。
Aマイナースケールの響き(1:10~)
マイナーペンタトニックノート
メジャースケールのときと同様、マイナースケールにもペンタトニックノートがあります。
マイナーペンタトニックノートは「ド・ミ・ファ・ソ・シ」です。
数字で書くと
ドイツ音名で書くと
マイナーペンタトニックノートだけで作ったメロディー↓
マイナーペンタトニックノート+2(レ、D)だけで作ったメロディー↓
こちらは、世界的ヒット曲「Animals」に出てくるメロディーです。
マイナーペンタトニックノート+6(ラ・A)だけで作ったメロディー↓
2:10~
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CメジャースケールとAマイナースケールって何が違うの?
さて、ここでこのように思った方もいるでしょう…
この答えは「Cメジャースケールは”C”で解決し、Aマイナースケールは”A”で解決する」です。
Cメジャーキーの場合、フレーズの最後がC(ド)で落ち着きます。
2:45~2:56
Aマイナーキーの場合、A(ラ)でフレーズが落ち着きます。
3:04~3:16
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初心者の方におすすめの本
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Part1の解説はここで終了です。
次回Part2「コードとトランスポーズ」はこちら↓
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