海外プロの作曲方法とは?【音楽のミニマリストになれ】
- 2019.12.02
- 2019.12.01
- 作曲・編曲

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。
Clean BanditのメンバーJack Pattersonと、彼と共に音楽プロデュース・ミキシングをしているMark Ralphが語る「Clean Banditでの音楽制作」のインタビューをかんたんにまとめました。
そのうち、今回は「”音楽のミニマリスト”になることの大切さ」についての部分をまとめています。
Clean Banditは、「Rather Be」「Rockabye」「Symphony」など、非常に多くのヒット曲を出しているアーティストです。
この3曲だけでも、YouTube再生回数は70億回を超えます。
3曲で70億超えというとんでもない数字ですが、この記事を読めば、メガヒット曲を出し続ける彼らの作曲術が学べます!
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やることを“必要最小限”にする
Ralphいわく、「やるべきことを必要最小限にする」というのが作曲のコツ。
基本的に、僕は自分がすべきことは必要最小限に抑えようとしています。曲中で出たり入ったりする要素の数が多ければ、それだけ制作が豊かで多様であるということを示すかもしれません。
でも過去の傑作レコードを聞けば、おそらく一度にいくつのパートが演奏されているか、片手で数えられるでしょう。
これが、曲を「異彩を放つもの」にするポイントだと思います。
必要最小限にとどめることができれば、キーとなるメロディーや歌詞のフックをきちんと確認できるようになります。
確かにClean Banditの曲は、どれもキャッチーでメロディーがスッと入ってきますよね。
これは、JackやRalphの「音楽のミニマリズム=必要最低限の音しか使わない」という作曲術のおかげなんですね。
まとめ
今回のキモは「やるべきことを必要最小限にする」でした。
今日から突然モノを持たないミニマリストになるのが難しいように、今日から突然音楽のミニマリストになるのも難しいかもしれません。
しかし、「これって本当に必要な音なのかな?」と自問自答しながら進めていけば、おのずとシンプル且つキャッチーな曲が作れるようになるはずです。
Clean BanditのJack&Ralphのインタビューシリーズ
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