【DTM】Zeddのようなボコーダーサウンドを作る方法【Logic Pro】
- 2020.02.18
- 2020.02.25
- ミキシング・マスタリング

かんたんにできるボーカルエフェクトのアレンジってある?
今回はこのような疑問にお答えする内容です。
Zeddが使っているボコーダーサウンドは、「The Middle」や「Stay」など、数々のヒット曲に使われています。
「The Middle」のサビ
「Stay」のサビ
非常に象徴的なサウンドですが、この記事を見れば、どのようにこのサウンドが作れるかがわかります!
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完成音源
今回のテクニックを使うと、このようなサウンドになります。
3:00~
使うDAWとプラグイン、素材
今回は、Logic ProとLogic Pro付属プラグインでこのサウンドを作ってみます。
Logic Proを持っていない方も、これに似たプラグインがあればこれで代用してOKです。
また、今回はボーカルにエフェクトをかけますので、ボーカルトラック(オーディオファイル)も用意しましょう。
それではここから、ボコーダーサウンドを作っていきます。
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1.メロディーとコード進行を打ち込む
画像:動画より
まずは、メロディーとコード進行を打ち込んでいきます。
同じトラックにまとめて打ち込んでOKです。
また、音はピアノトラックなど、ベーシックなものでOK。
2.「EVOC 20 PS」を立ち上げる
画像:動画より
新規インストゥルメントトラックを作り、「EVOC 20 PS (Vocoder Synth)」を立ち上げます。
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3.作ったメロディー+コード進行のMIDIをコピーする
画像:動画より
さきほど作ったメロディー+コード進行のMIDIを、EVOCのトラックにコピーします。
4.EVOCの「Side Chain」をボーカルトラックに設定する
画像:動画より
たとえば、ボーカルのオーディオファイルがあるトラック名が「Vocals」という名前なら、Side Chainを「Vocals 」に設定します。
これで、「ボーカルトラックにボコーダーエフェクトを適用する」という流れができます。
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5.プリセットを選ぶ
画像:動画より
EVOC画面左上の「Factory Default」のメニューから、ボコーダーのプリセットを選びます。
今回は「Vintage Vocoder」から「Vocal Heaven Pad」を選んでみます。
ここで再生すると、ボコーダーサウンドができていることがわかります!
EQなどで微調整
画像:動画より
ボコーダーを使うと、高音域が出すぎて耳が痛くなるサウンドになったり、低音域が薄く感じられたりすることがあります。
このような場合は、EQなどで調整します。
気をつけること
EVOCのトラックにMIDIが打ち込まれていないと、音が出なくなってしまいます。
EVOCは「ボーカルエフェクトと音程」、オーディオファイルは「音を鳴らすタイミングやボーカルの発音」を担当しているイメージになります。
音が出ないなと思ったら、こちらを確認してみてください。
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