世界的DJ&音楽プロデューサー「Zedd」が成功した3つの理由【ケーススタディ】

世界的DJ&音楽プロデューサー「Zedd」が成功した3つの理由【ケーススタディ】

世界で活躍しているミュージシャンたちは、いったいどのようにして成功を収めたのでしょうか?

今回は世界的DJ&音楽プロデューサー「Zedd」の成功までの道のりを振り返りながら、「3つの成功の秘訣」を紹介していきます。

 

この3つの秘訣は、今日から誰でも実践できるものばかり。

音楽家を目指す人にとって、キャリアアップの大きな手助けとなるはずです。

 

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はじめに

 

一夜にしてスターになるようなミュージシャンはたくさんいるが、もう少し深く見てみると、そこには数え切れないほどの努力と献身が見える。

その一つとして、EDMのDJ兼プロデューサーと知られるZeddが挙げられる。

 

Zeddはクラシックピアノを習っており、エレクトロニック音楽の世界に入る前は、ロックバンド「 Dioramic」のドラマーとして10年間活動していた。

 

彼の成功は、キャリアに関して積極的になり、Dan Thomasのリミックス「This Year」をSkrillexに直接送ったことから始まった。

Sonny Moore(Skrillex)は、ある夜彼のショーでZeddのリミックスを使う許可を得るため、Zeddにコンタクトを取ったのだ。

 

その関係は発展していき、ついにSkrillexのツアーでオープニングを務めるまでに至った。

そこからZeddはInterscope Recordsとの契約を獲得し、のちに成功を収めるアルバム「Clarity」をリリースする。

 

Zeddはドイツのロックバンドから、どのようにして世界的に成功を収めるDJ・プロデューサーとなったのだろうか?

もちろん名前を知られるようになったということも影響するが、あなたの音楽キャリアにも活かせる「理由」がいくつかある。

 

1. 質の高さ

 

Zeddのストーリーは、今日の音楽業界には質が求められるということを物語っている。

もしZeddの“This Year”のリミックスの質が高くなければ、その後の音楽キャリアを促進するコネクションを得られなかっただろう。

 

ベストなレコーディング機材を買う余裕がない人もいるかもしれないが、今手に入れられるものを使って最高の音楽を作ろうという努力はできる

クオリティが低ければ、成功へのプロモーションにはならないのだ。

 

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2. 常に学ぶ

 

Zeddはオーディエンスを見ながら、何がよくて何が悪いかをよく感じ取っている。

部屋で座って何時間もかけて曲を作り、リリースし終わったらどうなっているのかを見るかわりに、オーディエンスのリアクションを得るため、進行中(製作中)のバージョンを披露している

 

もしドロップ部分にエネルギーがなかったり、大音量で再生した時に低音部分に良い感触がなければ、彼はもう一度そのセクションをやり直す。

本当に良い曲を作るのにはもちろん効果的だが、ファンにライブに来てもらうきっかけとなる良い影響にもなるのだ

 

新曲を書いたとファンに伝えるだけでなく、「今週の金曜日のライブで披露するよ」ということも伝えよう。

 

3. コラボ

 

Zeddのストーリーは、コラボレーションの大切さも教えてくれる。

コラボとは、他者と制作を共にし、ファン獲得のために一緒にライブに出たりすることだ。

 

ZeddはSonny Moore(Skrillexの本名)に、Zeddの楽曲をライブで使っても良いと言った。

Sonny Mooreの多くのファンに、Zeddの曲を広められるからだ。

それに加え、彼はSkrillexのツアーを共にし、Lady Gagaのアートポップアルバムで数曲プロデュースしている。

 

もちろんコラボは、EDMカルチャーや、「Paramore」のHayley Williamsをフィーチャリングした「Stay the Night」のように、フィーチャリングした多くのZeddの楽曲に根付いているものだ。

他のミュージシャンとのコラボのチャンスを探し続けることは、決してやめるべきではない。

彼らはファンだけでなく、業界における大切なつながりをもたらしてくれる。

 

Reference