【DTM】ミックスの効率をアップさせる21のコツ【Part6】

もっと上手にミキシングができるようになりたいけど、どうすればいいの?
今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。
今回はPart6として、15~18個目のコツをご紹介します。
どれも今から実践できる内容ですので、ぜひお試しください!
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コツ16: ナッジを利用しよう
「ナッジ(Nudge)」というのは、リージョンをちょっとだけ前後に動かしてみる、ということです。
DAWによっては「Nudge Value」というパラメータがあり、ここを調整することで、リージョンの位置を数ミリ秒単位で変えられます。
ナッジはどんな時に使えるの?
特に生演奏をミキシングするときに、「ドラムがちょっと走ってるな」と思った時などに使えます。
ナッジは1ミリ秒単位で変えることができ、マウスを使って微調整するよりもラクなのでおすすめです。
ほんの数ミリ変えただけでよりよいサウンドになることもありますので、ぜひ活用してみてください。
クロスフェードを忘れずに
ナッジを使ってリージョンを動かしたあとは、リージョンの切れ目にクロスフェードをかけることをお忘れなく。
切れ目の部分でポップ(ノイズ)が発生することがあるので、クロスフェードをかける必要があります。
コツ17:クオンタイズの強さを調整しよう
クオンタイズとは、MIDIノートをグリッドに合わせる機能のことです。
MIDIキーボードなどでMIDIを打ち込むと、メトロノームとMIDIがズレていたりしますよね。
そんなときに、メトロノームやグリッドにバッチリタイミングを合わせてくれるのが、クオンタイズです。
クオンタイズストレングス
しかし、クオンタイズをするとあまりにもきちんとビートに合っているので、「人間味がなくなる」というデメリットがあります。
そこで使えるのが「クオンタイズの強さ(クオンタイズストレングス)」です。
これは、「どれぐらい完璧にグリッドに合わせたいか?」を0~100%の間で指定できるというものです。
たとえば、「ある程度はグリッドに合わせたいけど、人間味がある演奏っぽくしたいな」という場合は、クオンタイズストレングスを50~60%ぐらいにしてみるとよいでしょう。
(DAWによって操作方法は異なりますので、ご利用のDAWに合わせて、ご自身で調べてみてください。)
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コツ18:「クソなものはクソ」
これはレコーディングに関することです。
レコーディング時に悪い状態で録音されてしまったら、いくら頑張ってもミックスはよくなりません。
確かにミキシングすれば多少はよくなるかもしれませんが、結局ベストなサウンドにはなりません。
「高クオリティのレコーディングには、高クオリティのミキシングの可能性がある」
「低クオリティのレコーディングは、低クオリティのミキシングの可能性しかない」
よりミックスを学ぶためのおすすめ本
Part7はコチラ↓
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