作曲全般

LAの音楽プロデューサーが使う作曲のコツ【いいグルーヴの作り方】

海外プロはどんな作曲テクニックを使っているんだろう?
いいグルーヴを作るには、どうしたらいい?

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。

ロサンゼルスを拠点に活動している音楽プロデューサーMr.CarmackがSpliceのインタビューで語った「音楽製作のコツ・マインドセット」をまとめました。

特にグルーヴ感に関するコツは非常に役立ちますので、ぜひ参考にしてください。

Carmackの楽曲はコチラ

Mr. Carmack - Humbled

DTMを始めた頃はどうやって曲を作っていた?

最初はCubaseとGarageBandで、マッシュアップを作っていました。

そこでドラッグして音を入れたり、MIDIの打ち込み、オーディオを切り貼りすることについて学びました。

DAW「Reason」を手に入れるまでは、フルで曲を作ったことはなかったです。

その後...今から7,8年前にAbleton Liveを買いましたが、これが、僕にはなくてはならないものになりました。
(Ableton Liveは、特にダンスミュージックや打ち込みをしたい人やライブパフォーマンスをするアーティストに人気のDAWです)

リスナーの心をつかむグルーヴ感を作るコツ

ある程度の小説数でビートを作った後、1~2小節単位で少しずつ変化を入れていきます。

でも、基本のグルーヴはある程度同じように聞こえるようにします。

毎小節グルーヴが変わるようにすると、音が鳴るたびに、リスナーが踊っている時の軌道・グルーヴ感を調整しなければいけなくなります。

これでは彼らの心をつかめませんし、「グルーヴ」ではなくなります。

そのため、毎回グルーヴを変えるのではなく、1~2小節単位でほんの少しずつ変化を加えていうことがポイントです。

作曲家として成長するために必要なこと

学校でシンセの作り方を習っていなければ、ノブを回して、それがどういった機能なのかを学ぶ…

本を読んでいなければ、プリセットをいじったり、ノブを回すだけ…

僕が曲作りを始めたときはこのようにしていましたが、これを繰り返してきたおかげで、僕はここまで成長することができました。


以上が「LAの音楽プロデューサーが教える作曲のコツ」でした。

当サイトでは他にも海外プロのインタビューやテクニックをまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください↓


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