曲を台無しにする間違ったReverb(リバーブ)の使い方5選【海外プロ解説】

曲を台無しにする間違ったReverb(リバーブ)の使い方5選【海外プロ解説】
曲作りで欠かせないのがリバーブ(Reverb)です。

 

しかし、間違った使い方をしてしまうと、楽曲を崩壊させてしまうこともあるのです

 

 

今回は、数々のサンプルやプラグインを販売するADSRが解説する「よくやりがちな間違ったReverbの使い方 5選」をかんたんにまとめてみました。

 

これを避ければ、Reverbを効果的に使うことができるということですね。

 

最後にはReverbに関する「おまけパート」もあります!

 

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Reverbを役割を把握していない

 

最初の間違いは「Reverbをクリエイティブなツールとして使うか、ミキシングのツールとして使うかをわかっていない」です。

 

この動画では、2つのギターの例を紹介します。

 

最初の方は、ギターやトラックをミキシングするときに使うようなReverbを使っていますね。
対して2つ目の方は、Reverbはギターのサウンドとして使われています。(音作りのためのReverb)

 

Reverbをどんな目的で使っているかを把握すれば、各プロセスを効果的に、そしてより早く行うことができます。

 

たとえば、このように使い分けるといいですね。

 

・アレンジをしているときは、Reverbをクリエイティブなツールとして扱う
・ミキシングをしている時は、Reverbをミキシングのためのツールとして扱う

 

Reverbを使いすぎる

 

こちらは、Decay Timeが長すぎ、WetにしすぎてDryが適切でない、強いReverbを多くのトラックに使っている場合などを指します。

 

ここでは、Pluckに使う例を見てみましょう。

 

Wetの調整

 

PluckにReverbを適用させ、Wetを-25dbぐらいにします。
こちらは全体で聞いてもいい感じです。

 

しかし、Wetの値を上げるとどうでしょうか?

 

Pluck単体で聞いたときはいい感じですが、トラック全体で聞いてみるとイマイチです。
この場合、Wetは-20~-25dbぐらいがちょうどいいようです。

 

Decay Timeの調整

 

次はDecat Timeを見ていきます。

Wetを-25dbぐらいにしてみると、最初に鳴らした音のReverbが、次の音が鳴ったときもまだ残っています

これでは音がぐちゃぐちゃになってしまいますね。

1つ目の音が鳴ったときに出たReverbは、2つ目の音に被りすぎないようにしたいところです。

 

ここで、Decay Timeを調整してみましょう。

Reverbは音が鳴った瞬間に空白を埋め、エネルギーを持ち上げることができます

そしてだんだん減衰していきます。

 

この調整をうまく行うことで、ほどよく空白を埋め、他の音を邪魔しないようにすることができます

 

Reverbの数をチェック

 

楽曲において、15~20個の異なるReverbを使っているときは、多すぎると考えるとよいでしょう。

 

ギターに使っているReverb、Pluckに使っているReverbなど、さまざまな楽器にReverbを使っていると、同時に鳴らした時にごちゃごちゃに聞こえてしまうことがあります。

 

もちろん、ジャンルや楽曲によってはこの方がかっこよく聞こえることもあります。
ですが、今回のトラックのように、これが合わないものもあります。

 

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Reverbを十分に使っていない

 

これは、楽曲において大切なパートにReverbを使っていない場合などを指します。

たとえば、リードボーカル、リードシンセ、リードギターなどですね。

これらはReverbをかける必要があります。

 

この場合のReverbは、楽曲を自然に聞かせるためのものです。

空間や距離感を感じさせる役割があります。

 

PluckやChord Padなどに使うと、背景音として良い音になったりもします。

Reverbは使い過ぎても使わなさ過ぎてもダメ、ということですね。

 

いつもReverbをAuxやBusに送っている

 

これは、1つのやり方に固執しているのはNGということです。

 

AuxやBusにReverbを使ってみてうまくいかなかったら、トラックに直接インサートしてみましょう。
「ReverbはAux・Busに送らなきゃいけない」とは考えず、いろいろな方法を試してみると、理想のサウンドに近づけるかもしれません。

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Reverbプラグインの種類が多すぎる・少なすぎる

 

全てのパートに全く同じReverbを使っていると、不自然で変に聞こえてしまいます。

逆に違うReverbプラグインをたくさん使っていると、プラグインによってサウンドが異なるので、コントロールしにくくなります。

 

曲中で10個以上の異なるプラグインを使うのは、ちょっと多すぎるかもしれません。

 

おまけ

 

もしShort Reverbを使ったことがなかったら、ぜひ一度トライしてみてください
Long ReverbはDecay TimeやDry/Wetをうまく調整しなければならず、手こずりやすいです。

 

一方Short Reverbは、アタックやパンチを残しつつもReverbを加えることができます
特にボーカルやリード系楽器、Pluckに使うと良いでしょう。

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