ボーカル・楽器演奏

【初心者向け】毎日のピアノ練習ルーティーン【5ステップ】

今回は、Pianoteが解説する「初心者向けピアノルーティーン(2022年版)」をまとめました。

-こんな方におすすめです-

・ドレミファソラシドの鍵盤の位置はなんとなくわかる
・かんたんでもいいから、ピアノで曲を弾いてみたい
・毎日10~15分ぐらいでできる練習方法が知りたい

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

毎日のピアノ練習ルーティーン -5ステップ-

STEP1:リラックス
STEP2:5音スケール
STEP3:アルペジオ(右手)
STEP4:アルペジオ(左手)
STEP5:曲を弾いてみよう

※説明している場所から再生されるよう、当サイトの方で動画の再生位置を指定しています。「説明を読む→YouTube動画を再生→説明内容を耳と目で確認」というサイクルで、練習をお楽しみください。

STEP1:リラックス

練習の前は、まずリラックスすることが大切です。

体がガチガチに固まって緊張している状態ではなく、リラックスした状態で練習に臨むようにしましょう。

当サイトでは「練習前に行うストレッチルーティーン」もご紹介していますので、こちらのストレッチを行うのもおすすめです↓

STEP2:5音スケール

次は、5音スケールの練習です。

まずは下の画像のように、左手の小指をド(C)、右手の親指もド(C)の位置に置きます。

初心者向け毎日のピアノ練習ルーティーン

https://youtu.be/yrgO3R8mgGo

そして、ドレミファソ(C,D,E,F,G)を両手で弾いていきます。

難しい場合は、まず片手ずつ弾いていき、慣れたら両手で弾いてもOKです↓(0:55~1:39)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

次は、場所を変えてソ(G)の位置をスタートに、ソラシドレ(G,A,B,C,D)と弾いてみましょう↓(1:43~2:19)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

次はスタート位置を1つ上げて、ラ(A)からラシドレミ(A,B,C,D,E)と弾いてみましょう↓(2:21~2:54)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

次はファ(F)からファソラシド(F,G,A,B,C)と弾いていきます↓(2:54~3:22)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

5音スケール練習のポイント3つ

この練習のポイントは3つあります。

・しっかりリラックスして弾けているかどうか?
肩の力を抜いて弾こう

・それぞれの指が同じ強さで同時に弾けているかどうか?

・慣れてきたら、少しテンポを上げてみよう

STEP3:アルペジオ

次は、アルペジオの練習です。

まずは右手の親指をド(C)に置きましょう。

初心者向け毎日のピアノ練習ルーティーン

https://youtu.be/yrgO3R8mgGo

そして、人差し指をミ(E)に、中指をソ(G)に、小指を高いド(C)に置きます。

この指使いで、一音一音を順番に弾いてみましょう(ド ミ ソ ド ソ ミ)。

3:53~4:10

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

これが「アルペジオ」です。

サステインペダル(右のペダル)を踏みながら演奏すると、美しい音色になります。

アルペジオ応用編:左手をつけてみよう

右手のアルペジオに慣れてきたら、左手をつけて弾いてみましょう。

右手が低いド=スタート位置に来た時に、左手でドとソ(CとG)を同時に弾きます。

4:13~4:27

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

次は、左手でソとレ(GとD)を弾くパターンにもチャレンジしてみましょう。

ドとソを弾いた時よりも、少し雰囲気に緊張感があるような感じがします。

4:28~4:38

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

次は、左手でラとミ(AとE)を弾くパターンにもチャレンジしてみましょう。

4:39~4:49

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

最後はファとド(FとC)で弾くパターンにもチャレンジ!

4:50~5:05

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

アルペジオ応用編(全体の流れ)

慣れてきたら、左手のパターンを1小節ごとに変えながら、通して弾いてみましょう。

右手:「ドミソドソミ」のアルペジオ
左手:1小節ごとに変えて…

1.ドとソ(CとG)
2.ソとレ(GとD)
3.ラとミ(AとE)
4.ファとド(FとC)

初心者向け毎日のピアノ練習ルーティーン

https://youtu.be/yrgO3R8mgGo

↑1.ドとソ(CとG)

初心者向け毎日のピアノ練習ルーティーン

https://youtu.be/yrgO3R8mgGo

↑2.ソとレ(GとD)

初心者向け毎日のピアノ練習ルーティーン

https://youtu.be/yrgO3R8mgGo

↑3.ラとミ(AとE)

初心者向け毎日のピアノ練習ルーティーン

https://youtu.be/yrgO3R8mgGo

↑4.ファとド(FとC)

STEP4:アルペジオ(左手)

次は、STEP3で行ったアルペジオの練習を左手・右手を逆にして行います。

「右手でやるのはかんたんでも、左手でやるのは難しい…」

というピアニストは本当にたくさんいますので、最初からできなくても大丈夫です。

左手でアルペジオを弾く場合は、小指でド、中指でミ、人差し指でソ、親指で高いドを弾きます。

5:32~5:48

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

そしてSTEP3と同様に、両手で弾くパターンにもチャレンジします。

今度は、右手でドとソ(CとG)を弾いてみましょう。

5:49~6:02

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

アルペジオ(左手)応用編

今度は、アルペジオの音を変えながら弾いてみましょう。

ドミソのアルペジオ:ドミソドソミ

5:51~6:02

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

ソシレのアルペジオ:ソシレソレシ

6:03~6:17

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

ラドミのアルペジオ:ラドミラミド

6:18~6:30

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

ファラドのアルペジオ:ファラドラドファ

6:31~6:45

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

右手がずっとドとソを弾いているので、左手で弾くパターンが変わるごとに、全体の雰囲気がスッキリしたり、少し緊張感や変な感じがしたりと、さまざまなサウンドができます。

このような響きの変化を感じながら弾いてみましょう。

STEP5:曲を弾いてみよう

最後は、今まで練習してきたことを使って実際に曲を弾いてみます。

今回は、こちらの楽譜にチャレンジしてみましょう。

初心者向け毎日のピアノ練習ルーティーン

まずは右手の親指をド(C)の位置に置きます。

初心者向け毎日のピアノ練習ルーティーン

https://youtu.be/yrgO3R8mgGo

そして

ドレミ ミー

と弾いてみましょう↓(7:17~7:24)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

次は、これに左手をつけます。

左手の小指をド(C)、親指をソ(G)に置いて、右手のスタートと同時にドとソを弾きます↓(7:27~7:33)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

次は、右手でドを2回「ドー ドー」と伸ばし、ドを弾くと同時に左手でソとレを弾きます↓(7:37~7:41)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

次は、右手はまた「ドレミ ミー」のパターンに戻り、左手はラとミを弾きます↓(7:42~7:48)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

最後は、右手は「ファー ファー」と伸ばし、左手はファとドを弾きます↓(7:49~7:53)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

それでは、通して弾いてみましょう↓(7:54~8:12)

The Beginner Practice Routine (Piano Lesson)

とてもシンプルですが、とてもメロディックで、素敵なメロディーです。

自分でこの曲を弾いてみて、少しでもピアノの演奏が楽しくなればと思っています。

ピアノ練習で大切なこと

ピアノの練習をするときは、無理に1時間続けて練習する必要はなく、はじめは10〜15分程度で構いません。

しっかり自分の上達を感じながら、体全体で心地よく弾けるぐらいのペースで進めていきましょう。

なお、これよりも少しレベルアップした「毎日のピアノ練習ルーティーン」もご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください↓


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