【作曲・DTM】久石譲・ジブリっぽい曲の作り方・ピアノの弾き方【6つのコツ】

【作曲・DTM】久石譲・ジブリっぽい曲の作り方・ピアノの弾き方【6つのコツ】

 

久石譲さん(以下敬称略)・ジブリっぽい曲を作るにはどうしたらいい?

 
今回はこのような疑問にお答えする内容です。
 

 

数々の音楽チュートリアル動画をアップしているMangoldProjectが解説する「久石譲っぽいピアノを弾く方法」をかんたんにまとめてみました。

 
元動画は「ピアノの弾き方」になっていますが、もちろんDTMなどの作曲でも使える方法です。
 
日本が誇るレジェンドのように曲を作る・曲を演奏するにはどうしたらいいのでしょうか?
 
ぜひ最後までご覧ください!
 

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今回ご紹介する6つのテクニック

 
彼の作る楽曲は、独特の空気感・エアー感があるサウンドが特徴ですよね。
 
今回は、そのような「ジブリっぽい曲」にするための以下6つのテクニックをご紹介していきます↓
 

・ローリングノート
・4thボイシング
・4thのコンビネーション
・サスティンコード
・5thボイシング
・オープンマイナーボイシング

 

1.ローリングノート(Rolling Note)

 
1つ目は「コードを弾く時、音をバラバラに弾く」というテクニックです。
 
「ジャーン」と音を一気に音を鳴らすのではなく、「タララララーン」と、音をバラバラに弾きます。
 
こうすることで、リスナーがより音に注意を向けるようになります。
 
実際の例↓(2:44~)
 

 

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2.4thボイシング

 
次は、「4thボイシング」というテクニック。
 
名前の通り、4thずつ音を重ねて弾きます。
 
つまり、音と音の間を半音5個ずつ空けます。
 
この4th間を空ける方法は、サウンドをより曖昧に、不思議な感じにする効果があります。
 

 
画像:動画より
 
たとえば下から「E A D」と弾いてみましょう。
 
EとAは4thの関係、AとDも4thの関係にあります。
 
3:17~
 

 

4thずつ間隔を空ければ、いつでもそれっぽく聞かせることができます↓
 
4:10~
 

 

3.4thのコンビネーション

 
3つ目のテクニックは、先ほどの「4thボイシング」の応用版です。
 
こちらは、右手と左手で、2つの異なる「4thボイシング」を弾くというものです。
 

 
画像:動画より
 
例えばこちら。
 
右手では「E A D」を弾き、左手では「Eb Ab C#」を弾いています。
 
異なる4thボイシングを重ねることで、さらにミステリアスに、浮遊感のあるサウンドにすることができます。
 
5:05~
 

 

音を選ぶ時のポイント

 
このテクニックでは2つの異なる「4thボイシング」を使いますが、もちろん右手と左手で同じ組み合わせの音を弾いてもOK。
 
両方とも下から「E A D」という順番で弾いても良いですし、使う音は同じで、重ねる順番だけ変えても大丈夫です。
 
こうすると、よりスッキリとした音になります。
 

 
画像:動画より
 
下の画像のように、「最高音と最低音が同じ」という組み合わせもキレイになります。
 

 
画像:動画より
 

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4.サスティンコード(Sus2・Sus4)

 
次は、Sus2やSus4などの「サスティンコード」を使うというテクニックです。
 
(「Sus」は「サスティン(Sustained)」の略です)
 

Sus2の作り方

 
例えば、先ほどの4thボイシングを使った「D G C」という音の組み合わせ。
 


 
画像:動画より
 
このうち、一番高いCの音を1オクターブ下げてみます。
 

 
画像:動画より
 
こうすると、下から「C D G」という音の順番になります。
 
これは、Csus2というコードになります。
 
つまり、「C D G」という4thボイシングは「Csus2の転回形」だったわけですね。
 

Sus4の作り方

 
逆に、「D G C」という並びのうち、一番下のDの音を1オクターブ上に上げてみると…
 


 
画像:動画より
 
「G C D」という並びになりました。
 
実はこれは、Gsus4というコードです。
 

サスティンコードの魅力

 
「G C D」や「C D G」などのサスティンコードは、マイナーコードにもメジャーコードにも聞こえないので、とても不思議な感覚のするコードです。
 
そのため、いわゆる「教会音楽(チャーチミュージック)」では、サスティンコードの後にトニックのコードを入れて解決感を出したりすることもあります。
 

サスティンコードを重ねる

 
先ほどの「4thのコンビネーション」と同様、違うコードを右手と左手で同時に弾くこともできます。
 


 
画像:動画より
 
上の画像の例だと、左手ではDsus2、右手ではCsus2を弾いています。
 
とても面白い響きがします↓(9:07~)
 

 


 
画像:動画より
 
上の画像の例だと、左手ではCsus4、右手ではCsus2を弾いています。
 
こちらも面白い響きがしますね↓(9:26~)
 

 

5.5thボイシング

 
次は、5thで音を重ねるというテクニックです。
 
つまり、音と音の間を半音7つ分空けて音を重ねます。
 


 
画像:動画より
 
たとえば「C」と「F」を弾く場合、下から順に「C F」と重ねると4thの関係になりますが、「F C」と重ねると5thの関係になります。
 
さらに、Fに対して下方向に5thの関係にあるBbを足してみると、このようになります↓
 


 
画像:動画より
 

もちろん、このように音の順番を変えても大丈夫です↓

 

 
画像:動画より
 

「F C Bb」

 
それぞれが5thの関係にしてありますが、たった3音なのに、かなりジブリっぽいサウンドになりますね。
 
とても開けた感じの響きになります。
 


 
画像:動画より
 
右手と左手で、違う組み合わせを弾いても大丈夫です。
 
左手では下から「F C G」、右手では下から「A E B」を弾いています。
 
組み合わせによって、響き方もまた変わってきます。
 

4thボイシングと5thボイシングの組み合わせ

 
また、4thボイシングと5thボイシングを組み合わせるのもアリです。
 
例えば左手では5thボイシングで「D A E」、右手では4thボイシングで「F# B E」と弾いたりすると、より面白いサウンドになります。
 


画像:動画より
 

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6.オープンマイナーボイシング

 
最後にご紹介するのは「オープンマイナーボイシング」です。
 
これは単純に、マイナーコードを4thボイシングと5thボイシングを使って弾くやり方になります。
 
このテクニックを使うと、よりスペーシー・空間を感じる響きになります。
 


 
画像:動画より
 
例えば下から「F# C# D E A B E」と弾いたとしましょう。
 
こちらは、Bm 11thコードをとらえることができます。
 
このコードの並びを1個覚えれば、あとはどこの鍵盤を弾いても、おしゃれな響きに聞かせることができます↓(14:39~)
 

 


 
画像:動画より
 
例えば「F# C# D E A E」なら、音同士がこのような関係性になります↓
 

F#とC#:5th
DとA:5th
EとA:4th
Aと上のE:5th

 


 
 
以上がジブリっぽい曲にする6つのコツでした!
 
このようなテクニックを知ってから以下のような楽譜を見てみると、よりジブリの音楽を深く分析できるようになり、作曲やピアノの練習も早く上達できるようになります↓