【コード進行のコツも紹介】DJ SnakeっぽいVocal Drop&Leadの作り方

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。
今回は、数々のサンプルやプラグインを販売するADSRが解説する「DJ SnakeっぽいVocal Dropの作り方」をかんたんにまとめてみました。
この動画では人気シンセ「Serum」やこちらのサンプルパックを使用していますが、他の音源やサンプルで代用してもOKです。
Echo Sound Works Snake Lazers V.1
まずはDJ SnakeとMajor Lazerの大ヒット曲を聞いて、イメージを掴みましょう!
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そもそもDropって何?
「Drop」は、俗にいう「サビ」部分で、曲の中で最も盛り上がる箇所のことを言います。
DJ Snakeのようなダンスミュージックでは、サビではなく「Drop」と呼ぶことが多いです。
DJ SnakeっぽいDropの作り方
それではさっそく作り方を見ていきましょう。
Pluck系サウンドを入れる
まずはPluck系のサウンドを追加します。
Serumを立ち上げて、このプリセットパックに入っているプリセット「Pluck Pipe Plug」を選びます。
マリンバのような、ちょっと民族楽器的な音ですね。
この音で、Drop部分にコード進行を打ち込んでいきましょう。
(動画 1:00〜)
DJ Snakeっぽいコード進行にするには?
DJ Snakeのようなコード進行を作るには7thコードや9thコード、11thコードを使うとよいでしょう。
たとえばこの動画で打ち込んだパターンなら、こんな進行にしています。
DJ Snakeっぽい、クールなサウンドになりますね。
逆にテンションコードなしで、普通のシンプルなコードにしてみると…DJ Snakeっぽさはなくなってしまいますね。
Stringsっぽいシンセを入れる
次はStringsっぽいシンセ音を入れていきます。
リズム・コード進行は先ほどのPluck系シンセと同じです。
ボーカルシンセを入れる
DJ SnakeやMajor Lazerの曲でよく使われるのが、ボーカルシンセです。
プリセットパックの中から「VO Accent」を選びましょう。
この音で、メロディーを打ち込んでいきます。
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DJ Snakeみたいな曲を作るコツをまとめると?
DJ SnakeやMajor Lazerのような曲を作るには、これらの要素が大切になります。
・ボーカルリード
(サンプラーにボーカルのサンプルを入れるとなおよし)
実は○○されていないことが多い
実は彼らの楽曲ではあまりレイヤーはされておらず、非常にベーシックなサウンドで作られていることが多いです。
ちなみに今回の動画では、ベースは「Mid Bass」「Sub Bass」の2つしか使っていません。
ドラムはThe Chainsmokersっぽいですが、
オフビートにパーカッションを入れ、キックは4つ打ちにはしていません。
また、ベースにサイドチェインをかけるかわりにキックとぶつかる部分をカットすることで、ベースとキックがよりクリアに聞こえるようになります。
もっとクールな曲を作るために….
今回は、コード進行がキモになるというお話がありました。
こちらの本には、かっこいいコード進行が多数掲載されています。
クールな曲を作るのに、かっこいいコード進行は欠かせません。
ぜひチェックしてみてください。
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