DJ Snakeのようなラテンドラムを作るには? Part1【海外プロ解説】

今回は、数々のプラグインやサンプルを販売している「ADSR」が投稿した「DJ Snakeのようなラテンドラムを作る方法」についての動画をかんたんにまとめてみました。
「サイドチェインの設定でいつもてこずる…」
こういったお悩みにお答えする内容になっています。
今回はPart1として「Kick」「Snare」「Tom」の打ち込みについてを解説します。
テクニックは非常にシンプルですので、ぜひおためしください!
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解説の前に…
この解説動画では、以下のサンプル&プリセットパックを使用しています。
お値段からは考えられないほどの素晴らしいクオリティ・ボリュームですので、この機会にGETしちゃいましょう!
Kick
まずはKickを打ち込みます。
今回はサンプルパックの「Latin and Moonbahton Kick」を使ってみましょう。
また、曲のキーに合わせて、Kickのピッチを変更します。
曲はC#ですが、KickのチューニングがDになっているため、半音下げます。
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Snare Part1
次はSnareを入れましょう。
まずはKickと同時に鳴らすSnareです。
PluckやBass+Drumsを入れた状態でSnareを入れ、全体に馴染んでいるかどうかを確認します。
Snareの音量を大きくした状態で聞くよりも、Snareを小さく、非常に短くして入れた方が心地よいサウンドになりますね。
サンプルパックからラテンスネアを2つ用意し、レイヤー+短くトリムして使用します。
Kick同様、Snareも曲のキーに合わせてピッチを修正します。
小さいSnareがKickのアクセントに
Snareの音量が小さいので、Snareが入る箇所でKickが少し強調されるような響きになります。
Snareがいいアクセントを生み出しているわけですね。
Snare Part2
次はラテンのリズム”ドゥッッカ・ドゥッカ”の「カ」の部分を刻むSnareです。
短めのSnareとRimを組み合わせて作ります。
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Tom
次はTomです。
こちらもSnare同様、サンプルを短く切って使います。
まずは無駄に長くなったリリース部分をカットし、後はタイムストレッチをして音自体を短くします。
リズムはSnare Part2と同じです。
これで、音程のあるSnareっぽいTomに仕上げられました。
まとめ
今回はKickとSnare、Tomの打ち込みについての解説でした。
Part2では、ラテン音楽のキモとなるPercussion(打楽器)の打ち込みについて解説します。
少し手を加えるだけでも、かなりリアルなサウンドとなったのがおわかりいただけたかと思います。
ちなみにこちらの書籍「打ち込みフレーズ制作技法」では、ラテン系音楽を含むさまざまなジャンルのパターンを、各楽器ごとに詳しく解説しています。
楽譜も付いていますので、「MIDIじゃなくて楽譜で見たい!」という方にもおすすめです。
CD付きなので、楽譜だけでなく実際の音でも確認できます。
より打ち込みが上手くなりたいという方は、ぜひチェックしてみてください!
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