【DTM】無料で使えるおすすめDAW・作曲ソフト Best10【前編】

【DTM】無料で使えるおすすめDAW・作曲ソフト Best10【前編】
できるかぎりお金をかけずにDTMをしたい…
無料で使えるDAW(作曲ソフト)ってないの?

 

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。

 

The Best free DAWs for Music Production 2020

 

数々の音楽制作動画をアップしているAnother Producerが解説する「無料で使えるDAW集」をかんたんにまとめてみました。

 

今回は前編として、動画の前半で紹介されているDAW5つをまとめています。

 

とりあえず作曲をはじめてみたいという方は、今日ご紹介する10個のDAWのうち、どれかを使って作曲を始めるといいでしょう!

 

後編はコチラ

 

 

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1.Pro Tools First

 

画像:動画より

 

Pro Tools Firstは、音楽業界で非常に広く使われている「Pro Tools」の無料版です。

 

公式サイト(すぐ無料ダウンロード可)

 

Pro Tools Firstを買ってからプロが使っている上位版にアップグレードすることも可能ですので、初心者にはうってつけのバージョンですね。

 

ちなみにこちらのMIDIキーボードを買うと、Pro Tools Firstがすぐ使えるようになっています。

MIDIキーボードはDTMの必須アイテムですので、DTMをはじめるついでに購入するのがおすすめです。

 



 

メリット

 

Pro ToolsがどんなDAWなのかを知るにはもってこいです。

また3GB分のサウンドと23のプラグインが付属しているため、買ったその日から十分に楽曲制作ができます。

 

デメリット

 

サードパーティプラグイン(Pro Toolsにもとから付いているプラグイン以外のもの)は使えず、3個分のプロジェクトしか作れません。

またPro Toolsはクラウドにデータを保存しているため、常にインターネットに接続できる環境が必要です。

 

2.OhmStudio

 

画像:動画より

 

OhmStudioは、フランスのOhm Force社によるフリーDAWです。

Ohm Forceは主にプラグインを開発している会社で、「Frohmage」など、フリーのプラグインが有名です。

 

OhmStudio ダウンロード

メリット

 

サードパーティプラグインが使えます。

またトラック数に制限がありません!

 

デメリット

 

可逆圧縮形式でのエクスポート(作った曲をmp3やwavファイルにする作業)ができません。

またクラウドにデータを保存するため、ネット環境必須です。

(ちなみにクラウドに保存されるのは、他のユーザーとリアルタイムにコラボ(共同制作)できるようにするためです)

 

作れるプロジェクト数は10に制限されています。

 

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3.Audiotool

 

画像:動画より

 

Audiotoolは、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザで作曲ができるツールです。

「ウェブ上で使えるDAW」という、ユニークな特徴があります。

 

Audiotool公式サイト

メリット

 

たくさんの楽器・シンセ・エフェクトが使えます。

また他のユーザーが作ったプリセット(楽器の設定)やサンプル(音)を使えるというメリットもあります。

 

また操作もかんたんです。

画面右側から楽器やエフェクトをドラッグ&ドロップし、あとはつなげたいエフェクトや楽器を線でつなぐだけ。

他のDAWと同様MIIDを打ち込んだり、お手持ちのMIDIキーボードを使って打ち込みもできます。

 

デメリット

 

作った曲は、AudiotoolsかSoundCloudのどちらかにしかエクスポートができません。

またオンライン上のDAWですので、ラグ(遅延)や接続切れなどの問題も発生しやすいです。

 

4.BandLab

 

画像:動画より

 

BandLabは、CakewalkによるGoogle Chrome上で作曲できるオンラインDAWです。

Android・iOSアプリ版もあるのが特徴です。

 

BandLab公式サイト

メリット

 

120のインストゥルメント(楽器)が使用できます。

またタイムストレッチ機能(オーディオファイルを伸ばしたり縮めたりする機能)や、ピッチ修正機能も使えます。

BandLabに直接レコーディングできるのもメリットの一つですね。

 

また他のユーザーとコラボする機能もあり、Android・iOSアプリ版もあるので手軽に制作できます。

可逆圧縮形式・24bitのwavファイルに書き出しもできますので、YouTubeやSoundCloudへの投稿も可能です。

 

マスタリングもできる

 

画像:動画より

 

実は、BandLabには「マスタリングアルゴリズム」がついています。

 

マスタリングというのは、聞こえる音量(音圧)を適切に処理する作業のことです。

普通は、CD用ならCD用のマスタリングを、YouTubeに投稿するならYouTube用のマスタリングをする必要があります。

 

BandLabでは、クリック1つでマスタリングを勝手にやってくれるのです!

 

関連記事

ミキシング・マスタリングの違いって何?

初心者のためのマスタリングチュートリアル

 

デメリット

 

トラックをフリーズ(全く操作できない代わりにCPUの負荷を下げる)するときは、各トラックをいちいちフリーズさせないといけません。

(一気にフリーズさせることができません)

 

またオンライン上で行なっているため、遅延や接続切れなどの問題が発生したり、サードーパーティプラグインが使えないというデメリットがあります。

 

遅延状態をチェックできる

 

画像:動画より

 

ちなみにBandLabでは「レイテンシーチェッカー」というものがあります。

これを使うと、どれぐらいレイテンシー(遅延)が起こっているのかをチェックできます。

 

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5.Studio One Prime

 

画像:動画より

 

Studio One Primeは、PreSonus社による人気DAW「Studio One」の無料版です。

プロ御用達人気DAWの無料版という意味では、Pro Tools Firstと同じような感じですね。

 

Studio One Prime公式サイト

メリット

 

使えるトラック数に制限がありません!

 

また上位版へのアップグレードが可能です。

ちなみにSpliceというサイトを使えば、月1700円ぐらいでプロも使っている上位版が使えます。

2年間払えば、その先はずっと無料で使い続けれます。

 

デメリット

 

サードパーティプラグインは使えません。

また付属の音源は1つ、プラグインは9つだけです。

 

DAW・プラグイン選びに関する関連記事

 

ちなみにこちらでは、DAW選びのコツを紹介しています。

あわせてお読みいただくと、DAW選びで失敗することはないはずです。

 

おすすめのDAWは?違いは?DAWの選び方を解説!【海外プロ解説・初心者向け】

 

後編はコチラ

 

【DTM】無料で使えるおすすめDAW・作曲ソフト Best10【後編】