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【DTM】無料のおすすめDAW・作曲ソフト Best10【後編】

できるかぎりお金をかけずにDTMをしたい…
無料で使えるDAW(作曲ソフト)ってないの?

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。

数々の音楽制作動画をアップしているAnother Producerが解説する「無料で使えるDAW集」をまとめました。

今回は前編として、動画の後半で紹介されているDAW5つをまとめています。

とりあえず作曲をはじめてみたいという方は、このシリーズでご紹介する10個のDAWのうち、どれかを使って作曲を始めるといいでしょう!

前編はコチラ

The Best free DAWs for Music Production 2020

おすすめDAW・作曲ソフト6.SoundBridge


画像:動画より

Sound Bridgeは、2018年にリリースされた比較的新しいDAWです。

SoundBridgeのメリット

使えるトラック数の制限がなく、サードパーティプラグイン(もともと付属しているプラグイン以外のプラグイン)も使えます。

また「Skytracks.io」を通じて他のユーザーとコラボができるのもメリットの1つです。

RitMixというドラムマシンと、9つのエフェクトが使えます。

おすすめDAW・作曲ソフト7. Ardour


画像:動画より

Ardourは、Windows・macOSだけでなく、Linuxでも使えるオープソースのDAWです。

(オープンソースは「使ったプログラムを一般公開して、他の人もそのプログラムを使える・改造できるようにする」というものです)

DAWの中では、なかなか珍しい特徴です。

Ardourのメリット

使えるトラック数の制限はなく、サードパーティプラグインも使えます。

また「ビデオタイムライン」があるので、動画をDAWに取り込めば、映像を見ながら音楽を作るといったこともできます。

これを使えば、映画音楽やYouTube用の音楽編集もラクラクです。

Ardourのデメリット

付属の音源がないので、自分でサードパーティプラグインをインストールしてくる必要があります。

(最低限のエフェクト類は付属しています)

おすすめDAW・作曲ソフト8. T7


画像:動画より

T7は、「Waveform10」などを開発するTracktionによるフリーDAWです。

Windows・macOSだけでなく、Linuxでも使えます。

T7のメリット

使えるトラック数の制限はなく、サードパーティプラグインも使えます。

基本的なエフェクト類はそろっており、シンセサイザー「biotek」も使えます。

DAWの画面の特徴としては「シングルウィンドウ」があり、1つのウィンドウですべての作業が行えるスタイルです。

追加で7500円程度払うと、Waveform10のフルバージョンがGETできます。

これにはなんと、代表的なピッチ補正プラグインであるMelodyne EssentialとAuto Tuneがついています!

おすすめDAW・作曲ソフト9. GarageBand


画像:動画より

GarageBandは、Appleが開発するmacOS専用のDAWです。

Mac bookやiMac、iPhoneを買うと無料で使えるDAWで、プロ仕様「Logic Pro」の下位版にあたります。

GarageBandのメリット

非常にたくさんのインストゥルメント(音源)、ループ音源、エフェクトが付属しています。

またギターやピアノの弾き方のチュートリアルが見れるので、初心者にもおすすめです。

25,000円払うと、Logic Pro(いわゆる最上位版)が買えます。

GarageBandがあればPC・スマホで作曲できる!

GarageBandはアプリ版もあるので、iPhoneやiPadなどでも作曲ができます。

GarageBandのデメリット

Mac BookやiMac、iPhoneなど、macOSかiOSでしか使えません。

また、使えるトラック数は32個までに制限されています。

おすすめDAW・作曲ソフト10.Cakewalk


画像:動画より

Cakewalkは、BandLab Technologiesが開発するDAWです。

「あれ、BandLabって、前編で紹介されてたあのウェブDAWじゃない?」と思った方...その通りです!

Cakewalkはもともと有料プラグインだった

実は、Cakewalkはもともと「SONAR」という名前のDAWで、価格は15,000~60,000円ぐらいでした。

はじめはCakewalk社が開発していましたが、この会社による開発が終了した後はBandLabが買収し、無料DAWとして復活したのです!

Cakewalkのメリット

4つの素晴らしいインストゥルメント(音源)とエフェクト類が付属しています。

ARA機能がついているので、Melodyneユーザーの方には嬉しいですね。

(ARA対応しているDAWだと、Melodyneを起動するだけでオーディオの情報が自動的に読み込まれ、スムーズにピッチ・タイミング補正できるようになります)

Cakewalkのデメリット

Windowsのみ対応しているため、macOSでは使えません。

DAWはどれを使えばいいの?

この10個のうち、自分のPC環境に合った選び方をするにはどうしたらいいのでしょうか?

こちらに関しては下記の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください↓

https://www.mizonote-m.com/post-best-free-daw10-part3-another/

また無料DAWに限らず、自分に合ったベストなDAWを選ぶ方法についてはこちらで解説しています↓


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