ジャズなどでよく使われる、曲の雰囲気をちょっとオシャレに変えることができる「モード」。
アイオニアンモード(記号なし)
ドリアンモード(b2コ)
フリジアンモード(b4コ)
リディアンモード(#1コ)
ミクソリディアンモード(b1コ)
エオリアンモード(b3コ)
ロクリアンモード(b5コ)
よく使われるモードにはこれら7つがあるのですが、どのスケールがフラットいくつ、シャープがいくつ、というのは覚えづらいでしょう。
しかも、スケール名も覚えにくいものばかり…
しかしご安心ください!
この記事では、作曲家として活動しているNoah Cedenoが解説する「簡単なモードスケールの覚え方」をご紹介します。
あるたった1つの文章さえ覚えれば、一発で7つのスケールを覚えることができます。
まずシャープとフラットの数から攻略していく

まず厄介なのが、各スケールのシャープとフラットの数を覚えることでしょう。
しかし、「雰囲気の明るさ順」に並べてみると覚えやすくなります。
1コ(リディアン)
記号なし(アイオニアン)
b1コ(ミクソリディアン)
b2コ(ドリアン)
b3コ(エオリアン)
b4コ(フリジアン)
b5コ(ロクリアン)
#があるのはリディアンだけで、あとはbが0~5コくっついています。
「いや、#1コよりb1コの方が明るく聞こえるぞ!」という方は、「# → bが多い順」と考えてください。
最後はスケール名を攻略!

最後はスケール名です。
先ほど作った記号の順に沿って、ゴロ合わせを使ったこの文章を覚えます。
Losing In Minecraft Doesn't Affect People Lol
日本語に訳すと、「Minecraft(ゲーム)で負けたって、誰にも影響しないよ(笑)」となります。
この文章中の単語の頭文字を取ると、
Losing(リディアン)
In(アイオニアン)
Minecraft(ミクソリディアン)
Doesn’t(ドリアン)
Affect(エオリアン)
People(フリジアン)
Lol(ロクリアン)
となります。
これなら記号の数と名前をセットで、一発で覚えられます。
モードスケールの覚え方まとめ
モードスケールは、楽曲の雰囲気や展開を大きく変えることができる、とても便利なツールです。
ぜひ「Losing In Minecraft Doesn't Affect People Lol」を覚えて、モードスケールを使いこなしましょう!
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