ソフト・プラグイン・機材

Logic Pro XでAbleton Liveを起動する方法【2つのDAWを同時に利用する】

今回は、Jake Mascaが解説する「Logic Pro XでAbleton Liveを起動する方法」をまとめました。

・Logic Proをメインで使っているけど、Ableton Liveで作った音も使いたい
・WarpモードなどのAbleton Liveでしか使えない機能やプラグインも使いたいし、Logic Pro専用のプラグインも使いたい

このようなときに使える「Logic Pro Xの中でAbleton Liveを起動する方法」をご紹介します!

How To Use Logic Pro X with Ableton Live (Rewire)

Logic Pro XでAbleton Liveを起動する方法

Logic Pro Xのプロジェクト内でAbleton Liveを起動するには「ReWire機能」を使います。

ReWireを設定する方法

1.Logic Pro内でLogic Pro X(画面上部メニューバー左上)→設定→オーディオを選択する

2.一番下の「Rewireの動作」で以下のいずれかのモードを選択する

性能のいいCPUを使用している場合:ライブモード
CPUにあまり負荷をかけられない場合:再生モード
※デフォルトでは「オフ」になっています

3.右下の「適用」を押して設定を完了させる

4.Ableton Liveを起動する
ここで音を打ち込んでみたり、サンプルを選んでみましょう。

5.Logic Proで新規AUXチャンネルを作成する
Xキーでミキサーを開き、Control+Nで新規AUXチャンネルを作成できます。
ボリュームがゼロになっている場合は、ボリュームフェーダーを上げます。

6.AUXチャンネルのINPUTを「Ableton Live」の中の「RW: L/R」に設定する
ここでどのチャンネルを選択したかによって、Logic Pro内で再生される音が変わります。
※細かい設定は後述

https://www.youtube.com/watch?v=aD1H87sbHwg

7.Logic Proで再生ボタンを押す
この時点で、Ableton Live上で鳴らしている音がすべて再生されます。

実際の手順(0:18~2:12)

How To Use Logic Pro X with Ableton Live (Rewire)

Ableton Liveで作ったトラックを1つずつLogic Proのトラックとして表示したい場合

Ableton Liveで作ったトラックを1つずつLogic Proのトラックとして表示・再生したい場合は、Ableton Liveでチャンネル設定をし、Logic Pro上でAUXチャンネルを必要な分だけ新規作成&INPUTを変更します。

1.Logic Pro上で新規AUXトラックを複数作成する(ミキサー画面でControl+N)

https://www.youtube.com/watch?v=aD1H87sbHwg

2.AUXチャンネルのINPUTを変更する
「RW:Bus 03/04」など、数字のついたトラックを選択

https://www.youtube.com/watch?v=aD1H87sbHwg

4.Ableton Liveで各トラックのOUTPUT「ReWire Out」+チャンネル名を変更する

「Bus 3/4」や「Bus 5/6」などに設定します。

https://www.youtube.com/watch?v=aD1H87sbHwg

例えばAbleton上で「Bus 3/4」に設定したトラックは、Logic Pro上の「RW:Bus 03/04」に設定したトラックで再生することができます。

バウンスしたい場合は、Logic Pro上でミキサー画面を開き、Control+TキーでAUXチャンネルをアレンジ画面に表示した後、空のリージョンを作成し、バウンスします。

4:46~5:57

How To Use Logic Pro X with Ableton Live (Rewire)

Ableton Liveで作った音をLogic Proに書き込む方法

Ableton Liveで作った音を再生するだけでなく、オーディオファイルとしてLogic Proに書き込みたい場合は、Logic Pro上でバウンスします。

  • Logic Pro上でミキサーを開き(Xキー)、Control+TキーでAUXチャンネルをアレンジ画面に表示する
  • 表示したAUXチャンネルのトラック上に、空のリージョンを作る
  • バウンスしたい範囲を選択して、バウンスする

2:51~3:46

How To Use Logic Pro X with Ableton Live (Rewire)

Ableton Liveで作った音をすべて再生&バウンスする方法

Ableton Liveで作った音をすべて再生したい場合は、Logic Pro内のAUXチャンネルのINPUTを「RW: L/R」に設定します。

https://www.youtube.com/watch?v=aD1H87sbHwg

「RW: L/R」に設定すると、Ableton Liveで再生される音すべてが1つのトラックでまとめて鳴らすことができます。

この設定にしたまま任意のトラックをバウンスしたい場合は、Ableton Live上でバウンスしたい音だけをソロにします。

Logic Proで作った音をAbleton Liveで編集→Logic Proで再度使う方法

「Warpモード」など、Ableton Liveでしか使えない機能やプラグインがあるため、Logic ProとAbleton Liveの両方で編集したい時もあるでしょう。

このような時は、以下のようにして編集を行います。

  • Logic Pro上でオーディオをバウンスする
  • オーディオファイルを選択した状態でShift+Command+Rキーを押す
    バウンスしたオーディオがFinder上で表示されます
  • Ableton Liveを開き、バウンスしたオーディオファイルをコピー&ペーストする
  • Ableton Live上で編集し、完了したらLogic Pro上でバウンスする

8:50~9:26

How To Use Logic Pro X with Ableton Live (Rewire)

Logic Pro XでAbleton Liveを起動するときの注意点2つ

Logic Pro XでAbleton Liveを起動するときの注意点は2つあります。

注意点1.Ableton Live上でサードパーティープラグインは使えない

例えばXferRecords社のシンセサイザー「Serum」をAbleton Live上で使おうとすると、エラーが表示されて使えなくなります。

そのため、サードパーティープラグインを使うときはLogic Pro上で立ち上げるようにしましょう。

7:36~8:03

How To Use Logic Pro X with Ableton Live (Rewire)

注意点2.プロジェクトファイルを閉じるときは、Ableton Liveから先に閉じる

ReWire機能を使ったプロジェクトを閉じるときは、Ableton Liveから先に閉じないとエラーが発生します。

「Ableton Liveを閉じる→Logic Proを閉じる」の順番でセッションを終了しましょう。


以上で解説は終了です。

当サイトでは他にもLogic Proを使いこなす方法をまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください↓


人気記事

1

今回は、初心者からプロまで使えるおすすめのDTMスピーカー21選をまとめました。 この記事では、以下2つの条件を満たしているスピーカーだけをご紹介します。 ・2025年1月現在、日本の通販で誰でも新品 ...

2

エド・シーランって世界的に有名だけど、彼みたいなメロディーはどうやったら作れる?コツはある? 今回はこのような疑問にお答えする内容です。 作曲家・コーチのFriedemann Findeisen氏が解説する「エド・シーランの曲の作り方」をまとめました。ポイントは意外とシンプルで、たったの5つです!

3

今回は、世界中のプロに愛用されているoeksound社「soothe3」の使い方をまとめました。とても使いやすく、初心者でもプロ並みのミックスができるようになるこのプラグインについて、その魅力や使い方を解説していきます。

4

今回は「スピーカーは縦置き or 横置きのどちらがいいのか?」をまとめました。 多くのスピーカーは正方形ではなく長方形であることが多いですが、縦置きにするべきか、横置きにするべきか悩む方も多いでしょう ...

5

今回は、LifeStyleRiditが解説する「コンプレッサーだけを使ってバスドラムにパンチを加える方法」をまとめました。「バスドラムにもっとパンチを加えて、ドンッと前に来るようにしたい!」と思うことは多いでしょう。そんなとき、コンプレッサーを使うだけでも音を劇的に変化させることができます。

6

今回は、Fabfilter社「Pro-L2」をクリッパーとして使う方法をまとめました。Pro-L2はリミッターとして非常に有名ですが、設定を工夫することでクリッパーに近いサウンドを作ることもできます。本記事では、リミッターとクリッパーの違いと、Pro-L2をクリッパーのように使う設定をご紹介します。

7

今回は、グラミー賞ノミネート経験もあるMarc Daniel Nelsonによる「ポップスに使える素晴らしいボーカルチェイン」をまとめました。ミキシングエンジニアとしても活躍するMarcが、ポップス向きのボーカルミックスに使える「ボーカルエフェクトの順番とテクニック」を解説します。

8

今回は、大人気プラグインメーカーのCableguysが解説する「音にまとまりを出す方法4選」をまとめました。ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム...どれも1つ1つしっかり作っているのに、全体で聞くとなんとなくまとまりがなく、バラバラに聞こえる…こんなお悩みにお答えする「音にまとまりを出す方法」を4つご紹介します!

9

今回は「DTMで挫折しない学習方法」をまとめました。音楽理論や機材の使い方で挫折しやすいDTMですが、どのように学習すれば挫折せずに済むか&効率よく学習できるのかを6ステップに分けて解説します。

10

今回は、SynthHackerが解説する「2024年を制するボーカルチョップトリック」をまとめました。ボーカルチョップは、フューチャーべース(Future Bass)やEDMなどによく使われるボーカルテクニックで、とてもかっこいいアレンジ方法の1つです。この記事では、誰でも無料でイマドキのかっこいいボーカルチョップを作るコツをご紹介します。

-ソフト・プラグイン・機材