【DTM】アコギにリバーブを使うときの4つのコツ Part2
- 2020.03.19
- 2020.03.17
- ミキシング・マスタリング

今回はこのような疑問にお答えする内容です。
今回はこのうち、Part2として「ステレオ・モノリバーブの使い分け方」を解説していきます。
アコギはポップス・カントリー・ヒップホップなど、さまざまなジャンルで使われている楽器です。
しかし、いいリバーブの使い方がわからず、なんとなくリバーブを使っている方も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では今からすぐできるテクニックをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
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コツ2:ステレオ・モノリバーブを使い分ける
アコギのレコーディングは一般的にモノラルで行われますが、ステレオで行われることもあります。
もしモノでレコーディングした場合は、もっと楽器を足したくなる気持ちを抑え、クリエイティブな方法を使って音に広がりを持たせる必要が出てきます。
WavesのH-Reverbのようなステレオリバーブは、音に広がりを持たせるのに有効な手段の一つです。
ちょっといじるだけで効果的なエフェクトを加えることができ、モノでレコーディングされたアコギを、センター(C)に置いていてもより広がりのある音に聞かせることができます。
※実際の音の例は、元記事の「Example a」で聞けます
リスナーを引きつける
この方法を使えば、アコギに注目を引きつけることができます。
特に、イントロや間奏部分に有効です。
リバーブをより多く使うとサウンドがかなり押し戻された感じになるので、他の楽器をより前に出して目立たせたい場合に有効です。
たとえば、バース(Aメロ)やコーラス(サビ)でボーカルが歌っているときに使えるテクニックになります。
ミキシングにおけるゴールは「曲中にずっとリスナーに注目してもらうこと」ですので、リバーブはこの助けになるはずです。
ちなみにボーカルにリバーブを多めにかけてみると、バックグラウンドコーラス(ハモリ)のボーカルっぽく聞こえ、ギターがより目立って聞こえるようになります。
※実際の音の例は、元記事の「Example b」で聞けます
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アコギのDryをサイドに、リバーブをセンターに送る
ステレオでアコギをレコーディングした場合は、モノでレコーディングした時よりも、ステレオリバーブの恩恵を受けやすくなります。
逆に言うと、注目させたい楽器にリバーブをダイレクトにレイヤーすると、音が濁りやすくなります。
音が濁り過ぎてしまうのを防ぐには、ステレオでレコーディングしたギターに対し、モノのリバーブを加えるという方法です。
もしモノのリバーブがない場合は、Utility系のデバイスで代わりに処理してもOK。
リバーブを真ん中(センター)に持ってきて、横側(サイド)にDryの音を送ってみましょう。
こうすると、ボーカルや他の楽器のDryの音が送られる場所(センター)とアコギのDryの音がかぶらないので、音が濁りにくくなります。
※実際の音の例は、元記事の「Example c」で聞けます
3つ目・4つ目のコツ(Part3)はコチラ↓
https://www.mizonote-m.com/4-tips-reverb-aguitar-waves-3/
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