【リズム】シンコペーションとは?作曲・DTMで使えるテクニックもご紹介!

【リズム】シンコペーションとは?作曲・DTMで使えるテクニックもご紹介!

 

シンコペーションって何?作曲・DTMではどんな風に役立つの?

 
今回はこのような疑問にお答えする内容です。
 

 

数々の音楽レッスン動画をアップしているPiano Lesson On The Webが解説する「シンコペーションはどういう役割があるのか?」をかんたんにまとめてみました。

 
リズムに関してしっかり知っておくと、作曲のマンネリを防ぐだけでなく、よりノリのいい音楽を意図的に作れるようになります!
 
シンコペーションとは何か、シンコペーションの種類にはどんなものがあるか、ぜひこの解説を通して理解を深めてみてください!

 

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今回ご紹介するシンコペーション

 

1.オフビート・シンコペーション
2.サスペンデッド・シンコペーション
3.イーブン・ノート・シンコペーション

 

4/4拍子のアクセントの位置

 
シンコペーションの解説に入るまでに、まずは基本的な「アクセント」についておさらいしておきましょう。
 
 
まずは、こちらの4/4拍子の楽譜を見てみます。
 
4分音符が4つ並んでいますね。
 


 
画像:動画より
 

4/4拍子なので、このように全ての表拍に音が来ている場合は、4つの音すべてにアクセントがつくことになるでしょう。
 
 
しかし、この中でもまたアクセントの大きさに順番があります。
 
基本的に、1個目の音が一番アクセントが強く、続いて3つ目、続いて2個目・4個目となります。
 

アクセントの強さ
1個目 > 3個目 > 2個目・4個目

 

 
画像:動画より
 

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3/4拍子のアクセントの位置

 
次は、3拍子の楽譜を見てみましょう。
 

 
画像:動画より
 
3拍子の場合も4/4拍子の場合と同様、表拍にアクセントをつけることができます。
 
しかし、どちらかというと3拍子の方が、それぞれの音をより強調していることが多いです。
 
 
それではこれを踏まえて、シンコペーションの解説に入っていきます。
 

1拍目の表拍の音がズレたらどうなる?

 
4/4拍子の楽譜に戻りましょう。
 

 
画像:動画より
 
さて、ここで考えてみて欲しいのが「もし1拍目の表拍に音がなかったら?」ということです。
 
言い換えると、表拍にあった音が、少し後ろにズレたら…?
 

 
画像:動画より
 
結果は、こうなります。
 
そう、これが「シンコペーション」です。

 

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シンコペーションとは?

 
つまり、シンコペーションというのは「表拍に音を置かず、さらにアクセントの音をズラすこと」を指します。
 

 
画像:動画より
 

上記の画像のように、もともとアクセントが来るはずだった表拍(数字の部分)ではなく、裏拍(+の部分)に音を置き、そこにアクセントを置くのです。
 
このようにアクセントの位置を少しズラしただけで、単純な「1,2,3,4」というリズムよりも、少しシャッフル感(跳ねた感じ)がするのです。
 

別の例も見てみよう

 
次は、こちらの楽譜を見てみましょう。
 

 
画像:動画より
 
こちらは、すべての音が裏拍に来ており、アクセントもすべて裏拍に来ている例です。
 
つまり、「フル・シンコペーション」みたいな感じですね。
 
実際に演奏してみると、こうなります↓
 
4:21~4:33
 

 

クイズ①

 
では、ここでクイズです!
 
この楽譜は、「シンコペーションしている」と言えるでしょうか?
 

 
画像:動画より
 


 

こちらの楽譜は、まず4分音符が表拍に入るところから始まっています。
 
そのため、この音だけを見れば「シンコペーションしていない」と言えます。
 
しかし、2拍目の表拍は8分休符になっており、裏拍に4分音符が来ていますね。
 
本来は表拍にアクセント・音が来るはずですから、アクセントの位置が表拍ではなく裏拍に来ていることから、ここは「シンコペーションしている」と言えます。
 
 
同様に、3拍目・4拍目を見てみましょう。
 
4分音符が続いているので、一見表拍に音が来ている(アクセントがある)ように見えますが、よく計算してみると….
 

 
画像:動画より
 
2拍目でアクセントの位置が裏拍に来たおかげで、その後の音のアクセント位置がズレていることがわかります。
 
3つの音が、すべて+の部分=裏拍に来ていますね。
 
そのため、この例の場合は「1拍目はシンコペーションしていないけど、その後はずっとシンコペーションしている」と言えます。
 

クイズ②

 
次は、別の例で確認してみましょう。
 
こちらの楽譜をご覧ください↓
 

 
画像:動画より
 

先ほどの楽譜と少し似ていますが、こちらは「シンコペーションしている」と言えるでしょうか?
 


 

それでは、確認してみましょう。
 
表拍に音があるかどうか(アクセントがあるかどうか)を確認します。
 

 
画像:動画より
 
表拍に音が来ており、こちらの例はシンコペーションしていると言えないようですね。
 
2拍目で裏拍に8分音符が来ていますが、今回はここにアクセントが来ているわけではありません。
 
加えて、この例はすべての表拍に音が置かれており、毎回表拍が強調されているような形ですので、シンコペーションとは言い難いです。
 

つまり、シンコペーションとは?

 
つまり、ざっくりいうとこのようになります。
 

数字部分に音が来ていたらシンコペーションではない

裏拍(+の位置)に音が来ていたらシンコペーションしている

 

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サスペンデット・シンコペーション

 
さて、次はちょっと違った例を見てみます。
 

 
画像:動画より
 
とてもシンプルな楽譜ですが、気になる点が1箇所ありますね。
 
1小節目と2小節目のちょうど間に、「タイ」が来ています。
 

 
画像:動画より
 

タイによって、音が小節をまたがっている状態です。
 
実はこれもシンコペーションの一種。
 
「サスペンデッド・シンコペーション」といいます。
 
 
ちなみに先ほどご紹介したシンコペーションは、オンビートではなくオフビートにアクセントが来ているシンコペーションなので「オフビート・シンコペーション」といいます。
 
オフビートって何?という方は、こちらの記事の解説をご覧ください

 

オフビート・シンコペーションの作り方

 
それでは、このオフビート・シンコペーションの作り方をご紹介していきます。
 
やり方はとてもシンプルで、2つの小節の境目の音をタイでつなげるだけ。
 
なぜこれだけでシンコペーションになるかというと、2小節目の音が1拍前の音と繋がっており、演奏されないからです。
 

 
画像:動画より
 
1小節目・4拍目の音は鳴らされますが、2小節目・1拍目の音はタイでつながれているので、音は伸びていますが、新しく音が鳴らされるわけではないですよね。
 
そのため、2小節目・1拍目にアクセントが来ないのです。
 

実際に演奏してみると、わかりやすくなります↓(8:52~9:05)
 

 

イーブン・ノート・シンコペーション

 
それでは最後に、3拍子の例もみましょう。
 

 
画像:動画より
 

今回の解説の冒頭で、4/4拍子でも3拍子でも、アクセントには大きさに差があるというお話をしました。
 
特に、1拍目が一番強調されたアクセントになります。
 
3拍子なら、こんな感じですね↓(10:18~10:22)
 

 

1拍目が一番強く、2・3拍目は弱くなります。
 
では、ここでアクセントの位置を変えてみたらどうなるでしょうか?
 
4分音符を使うのはそのままに、アクセントの大小を入れ替えるのです。
 
 
ためしに、1拍目と2拍目のアクセントを交換してみましょう。
 

 
画像:動画より
 

2拍目が最も強いアクセントにしてみました。
 
ただアクセントの強弱を変えただけなので、毎回表拍に音が来ており、音の位置がズレたわけではありません。
 
実は、これは「シンコペーションしている」と言えるのです!
 
専門的な名前でいうと、「イーブン・ノート・シンコペーション」といいます。
 

イーブン・ノート・シンコペーションとは?

 
イーブン・ノート・シンコペーション(Even Note Syncopation)とは、その名の通り「偶数拍にアクセント来るシンコペーション」です。
 
「Even Number」は英語で「偶数」という意味なので、このような名前がついています。
 
 
表拍に音があるものの、アクセントの位置が1・3拍目など一般的に最も強いアクセントが来る位置ではなく、偶数拍(2・4拍目)にアクセントが来ると、このイーブン・ノート・シンコペーションになります。
 
4/4拍子なら2・4拍目、3/4拍子なら2拍目に一番強いアクセントが来ると、これにあたります。
 

このようなシンコペーションを取り入れると、楽曲のノリがまた大きく変わってきます。
 


 
 
以上が、シンコペーションについての解説でした!
 
他にも、楽曲をよりおもしろくさせるための「リズム」はたくさんあります。
 
こちらの記事で解説していますので、合わせてご覧いただき、リズムのレパートリーを増やしてみてください!
 
 
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