今回は、Ableton認定トレーナーでエレクトロニックミュージックプロデューサーのLenny Kiserが解説する「シンプルな方法でキックを太くパンチのあるサウンドにする方法」をまとめました。
この記事では、このうちStep4「キックのチューニング」についてまとめています。
音楽プロデューサーにとって、キックはみなさんのサウンドを決定づける重要な役割を果たしています。
この機会に、かっこいいキックの作り方をマスターしましょう!
キックにコンプレッサーをかけるコツ
EQは、ヘッドルームを上げるためにコンプレッサーをかける前にEQをかけ、どの周波数も後ろにやるために別のEQでafterwordをブーストするのがよいでしょう。
コンプレッサーは、レシオは4:1~10:1で、リダクション量はほんの少しに抑え(1~6dB)、中ぐらいの速さのAttack Time(1ms~10ms)にします。
キックにサチュレーションをかけるコツ
異なるサチュレーションのカーブタイプを試して、違ったサウンドに彩ってみましょう。
”Analog Clip”のカーブでサウンドを温かみのあるものに、
”Hard Curve”のカーブでより強力なディストーションをかけることが可能です。
サンプルを選び直すべきタイミングは?
複数のバンドを使ってEQをしたり、大きくブースト/カットした場合(8dB以上)、別のサンプルを使った方が良いでしょう。
正しいサンプル選びを効率よく行う方法
サンプルを選び直すときは、A/Bの切り替えで音のBefore/Afterを確認すると便利です。
A/B切り替えが使える場合は、ぜひご活用ください。
↓Part4「キックのチューニング」はコチラ↓
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