作曲全般

海外プロの作曲方法とは?【キャッチーなメロディーの作り方】

キャッチーな、印象に残る曲が作れない…
なんか曲がごちゃごちゃする…

今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。

Clean BanditのメンバーJack Pattersonと、彼と共に音楽プロデュース・ミキシングをしているMark Ralphが語る「Clean Banditでの音楽制作」のインタビューをまとめました。

そのうち、今回は「"音楽のミニマリスト"になることの大切さ」についての部分をまとめています。

Clean Bandit - Rockabye (feat. Sean Paul & Anne-Marie) [Official Video]

Clean Banditは、「Rather Be」「Rockabye」「Symphony」など、非常に多くのヒット曲を出しているアーティストです。

この3曲だけでも、YouTube再生回数は70億回を超えます。

3曲で70億超えというとんでもない数字ですが、この記事を読めば、メガヒット曲を出し続ける彼らの作曲術が学べます!

海外プロの作曲方法は「やることを必要最小限にする」

Ralphは作曲のコツとして「やるべきことを必要最小限にする」と話しています。

基本的に、僕は自分がすべきことは必要最小限に抑えようとしています。曲中で出たり入ったりする要素の数が多ければ、それだけ制作が豊かで多様であるということを示すかもしれません。

でも過去の傑作レコードを聞けば、おそらく一度にいくつのパートが演奏されているか、片手で数えられるでしょう。
これが、曲を「異彩を放つもの」にするポイントだと思います。

必要最小限にとどめることができれば、キーとなるメロディーや歌詞のフックをきちんと確認できるようになります。

確かにClean Banditの曲は、どれもキャッチーでメロディーがスッと入ってきます。

これは、JackやRalphの「音楽のミニマリズム=必要最低限の音しか使わない」という作曲術のおかげでしょう。

海外プロの作曲方法まとめ

今回のポイントは「やるべきことを必要最小限にする」でした。

今日から突然モノを持たないミニマリストになるのが難しいように、今日から突然音楽のミニマリストになるのも難しいかもしれません。

しかし、「これって本当に必要な音なのかな?」と自問自答しながら進めていけば、おのずとシンプル且つキャッチーな曲が作れるようになるはずです。

キャッチーな楽曲を作る方法関連記事


人気記事

1

今回は「FLUX:: Pure Analyzer Systemの使い方」をまとめました。このプラグインは、世界中の音楽プロデューサー・DTMerに愛用されているアナライザープラグインです。とてもキレイな見た目をしていますが、いったいどのようなプラグインで、どのように活用すればいいのでしょうか?

2

今回は、音楽プロデューサーのBig Zが解説する「史上最もパワフルなプラグインはこれ?」をまとめました。実際にBig ZがCableguys社「ShaperBox3」をどのように活用しているのか、おすすめの使い方を5つご紹介します。

3

今回は、Doctor Mixが解説する「歴代のシンセサイザーTOP10」をご紹介します。みなさんがよく耳にする「あの音」は、実はこれらのシンセサイザーの音かも…!?「聞いたことある!」「あの音って、このシンセの音だったんだ!」と驚くこと間違いなしです!

4

今回は音楽プロデューサー・オーディオエンジニアのJustin Collettiが解説する「音をもっと左右に広げる方法」をまとめました。Justinは音楽プロデュース、ミキシングエンジニア、マスタリングエンジニアなど、幅広い分野で活躍しています。そんな彼が、DTMで音を左右に広げる方法を5つ解説します。

5

今回は、DTMでおすすめのオーケストラ系楽器がすべて使える音源をまとめました。1つ購入するだけで弦楽器・金管楽器・木管楽器・打楽器すべてが揃うだけでなく、世界中のプロが愛用する高品質の製品ばかりですので、まだお持ちでない方はぜひチェックしてみてください。

ファンクとは? 6

今回は、Antoine Michaudが解説する「Add9コードとMaj9コードの違い」をまとめました。どちらもコードネームに「9」が付いていますが、一体何が違うのでしょうか?「Add11とMaj11」「Add13とMaj13」の違いなども同様の考え方で見分けられます!

7

今回はFabfilterが解説する「ドラムミックスに使えるサイドチェインのコツ」をまとめました。例えばドラム全体をまとめたグループをミックスするとき「スネアの高音域を足したいけど、シンバルとハイハットの高音域は足したくない」ということがあるでしょう。そんなときPro-MBを使えば、スネアの高音域だけをブーストできます!

8

当サイトのnoteアカウントにて「楽曲のサビ・Aメロ・Bメロ・Cメロ・ポストコーラス・イントロ&アウトロの作り方」をそれぞれアップしました。 「曲を作るときに何から始めたらいいかわからない」「 ...

9

今回は、Mastering.comが教える「もっと早く知りたかったミックスのコツ13選」をまとめました。この記事・Part1では「1~3個目のミックスのコツ」をご紹介します。解説者本人が「何で誰も教えてくれなかったの?」「これを知っていれば、ものすごく時間を節約できたのに…」と思うほど重要なTipsが満載です!

10

今回はAdam Audio社とIn The Mixが解説する「スピーカーは縦置き or 横置きのどちらがいいのか?」をまとめました。 多くのスピーカーは正方形ではなく長方形であることが多いですが、縦置 ...

-作曲全般