ミキシングのコツ

【DTM】世界一のMIXのプロが行っている「ミックスのコツ」とは?

Mix Tutorials NEVER TELL YOU THIS...

今回は、Colt Capperruneが教える「どのミックステクニック動画も絶対に教えないこと」をまとめました。

Colt本人がミックス&マスタリングエンジニアの巨匠・Chris Lord-Algeの講演会に参加してわかった「超一流エンジニアが行っているミックスの秘訣」を語っています。

「世界一のミックスコツ」とは、一体何なのでしょうか?

はじめに:長年の間ミックスに苦しんできた僕に衝撃が走った瞬間

僕(Colt)は長年の間、作曲も編曲もミックスもマスタリングも全て自分でやっていました。

当時の僕は、一流アーティストの曲を聞くたびに「なんであんなに音が素晴らしいんだろう?」「どうやったらあんなにいい音が作れるのだろう?」と、ずっと悩んでいたのです。

しかし今からちょうど12年前(2011年頃)、Chris Lord-Algeが講演会をすることがわかり、車で6時間かけてこのイベントに向かいました。

このイベントではChris Lord-Algeと話す時間もあったのですが、僕はここで衝撃的な事実を知ります。

「ミックステクニックが最高」だけでは「最高のミックス」はできないということです。

世界最高のミックスエンジニアは〇〇をミックスしている

このイベントで、もちろん彼はミックステクニックについて話してくれましたが、僕が一番衝撃を受けたのは「ミックス前のデータ」です。

彼は世界的に人気のバンド「Green Day」のミックス前のトラックを公開してくれたのですが、このミックス前のトラックが、僕が今まで聞いたデータの中で一番いい音がしていたのです。

ミックス前のトラックなのにも関わらず、です。

このミックス前のトラックを聞いた瞬間が、僕にとって転機の瞬間になりました。

世界最高のミックスエンジニアは、最高の状態の音をミックスしていると知ったのです。

そしてここから、「世界一のエンジニアはどんなミックステクニックを使っているのだろうか?」という疑問から「レコーディングの時点で僕にできることはなんだろうか?」という疑問に変わっていきました。

ミックスエンジニアがやるべきこととは?

そこから僕は、レコーディングのときにできる工夫をすべて行うことにしました。

例えばレコーディングにドラマーが来る時は、レコーディング本番前に可能な限りドラマーに時間を与え、最高のサウンドがレコーディングできるように準備してもらったのです。

EQやコンプレッサーを使わずに、RECボタンを押しただけで最高の音になっているようにしました。

これを、ドラマーだけではなくボーカリストにも、ギタリストにも、ベーシストにも、キーボード奏者にも…すべての楽器のプレイヤーに対して行いました。

ドラムが一番大変でしたが、とにかくどの楽器も「レコーディング時点で最高の音になるように」を目標にしていました。

「ダメな音」を「最高の音」にする方法はない

僕はYouTubeでミックステクニック動画を多数公開しており、数百万再生されている動画もあります。

そしてコメント欄には

「ミックス前の音がすでに良すぎる!」
「ダメな音をキレイにミックスする動画を作ってもらえませんか?」

という声が非常に多く寄せられています。

特に「ダメな音をいい音にする方法が知りたい」という気持ちはすごくわかります。

2011年頃の僕も同じ気持ちだったからです。

しかし、やはり「最高のミックス」にするには「最高の素材」が必要です。

「悪い状態の音」をブラッシュアップすることはできますが、やはり「すでにいい状態の音」の方がポテンシャルは高いのです。

よりよいミックスをしたい人に伝えたいこと

もしあなたが「もっといいミックスをしたい」と思っているのであれば、ぜひ「すでにいい音」のトラックをミックスすることをスタートラインにしてみてください。

自分で曲を作っていない場合やレコーディングしていない場合は、そのトラック作りやレコーディングの段階から関わり、よりよい音作りのための手助けをしてみてください。

自分で曲を作っている場合は、ミックス前にすでにいい音にするため、トラック作りにじっくり時間をかけてみることをおすすめします。

巨匠エンジニア・Chris Lord-Alge監修のおすすめプラグイン

今回ご紹介したミックスのコツを教えてくれた巨匠エンジニア・Chris Lord-Algeは、Waves社と共同で素晴らしいプラグインを開発しています。

「ミックス前の音を最高の状態にすること」はもちろん前提として大切ですが、実際にミックスをするときに役立つプラグインばかりですので、ぜひこちらもチェックしてみてください。


以上で解説は終了です。

当サイトでは他にも世界中のエンジニアが実践しているミックステクニックについて多数まとめていますので、ぜひこちらもご覧ください↓


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