【DTM】かんたんにギターのボイシングを決める方法【語呂合わせ】

【DTM】かんたんにギターのボイシングを決める方法【語呂合わせ】
ギターの打ち込みが難しい…
どの弦でどの音を弾くって、どうやって決めればいいの?

 

このようなお悩みにお答えする内容です。

 

This Guitar Melody Secret Will BLOW Your Mind

 

音楽教育も行なっている音楽プロデューサーBusy Works Beatsが解説する「あっ!と驚くギターメロディーの打ち込みテクニック」をかんたんにまとめてみました。

 

今回はそのうち、「どの弦でどの音を弾くかをかんたんに決める方法」をご紹介します。

 

この記事でご紹介するのは簡易版ですが、「しっかりリアルなギターのボイシングで決める」を方法はこちらで紹介しています↓

 

 

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今回覚えること

 

今回覚えるのは、こちらの3つです。

 

ギターのチューニング(語呂合わせで覚えれます)
フレットの数(各弦の最低音と最高音を知る)
コードに沿って、各弦で弾く音を決める

 

1.チューニング

 

まずは、ギターのチューニングについて考えていきます。

 

ギターは通常6本の弦があり、フレットを押さえずに鳴らした弦(開放弦といいます)は、それぞれ別の音が出るようにチューニングします。

1番低い音の弦が6弦で、1番高い音の弦が1弦です。

 

一般的には、次のようなチューニングを行います。

 

6弦:E2
5弦:A2
4弦:D3
3弦:G3
2弦:B3
1弦:E4

 

実際にチューニングすると、このような音の順番になります。

 

Tune Your Guitar (Standard Tuning)

 

ローマ字の後ろについている数字は何?

 

画像引用:https://www.audiolabs-erlangen.de/resources/MIR/FMP/C1/C1S1_MusicalNotesPitches.html

 

A2の「2」、G3の「3」などローマ字の後ろについている数字は、音の高さを表す数字です。

たとえばE2は、E3よりも一オクターブ下の音になります。

 

つまり、1弦の開放弦であるE4は、6弦の開放弦よりも2オクターブ上のEになるわけですね。

 

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2.フレットの数

 

 

画像引用:http://my-guitar.weebly.com/lesson—day-1—part-3.html

 

一般的に、ギターのフレットの数は21個です。

つまり、最大で21個の半音上の音を鳴らすことができます。

 

たとえば6弦の開放弦をE2にチューニングした場合は、半音21個上のC4まで鳴らすことができます。

 

DTMで打ち込むと、このような図になります。

※動画では実際の1オクターブ上の音で打ち込まれていますので、1オクターブ下(数字を1つ下げている)で考えてください

 

画像:動画より

 

左から順に6弦→1弦の最低音・最高音です。

 

チューニングの順番の覚え方(語呂合わせ)

 

ちなみに、このギターの開放弦の順番の覚え方があります。

 

6弦:Eddie
5弦:Ate
4弦:Dynamite
3弦:Good
2弦:Bye
1弦:Eddie

 

日本語に直訳すると、「エディーがダイナマイトを食べた。さよならエディー」というおもしろい文章になります。

 

YAMAHAさんのギター解説

 

ちなみにYAMAHAさんのHPで、ギターの基本についての解説が載っています。

こちらもわかりやすいので、ぜひチェックしてみてください。

 

アコースティックギターのしくみ

 

 

3.コードと弾く弦を決めていく

 

最後は、6弦から順にコードを照らし合わせていきましょう。

今回はBm9(B D F# A C#)というコードを弾く場合の例をご紹介します。

 

6弦で弾く音

 

コードの一番下の音(ルート音)はB2ですね。

6弦の一番下の音はE2で、鳴らせる最高音はC4です。

 

つまり、コードのルート音であるB2を鳴らすことができます。

 

6弦で弾く音:B2

 

2~5弦で弾く音

 

6弦と同じ考え方で、2~5弦で弾く音を決めていきます。

各弦の最低音・最高音を考えると、このようになります。

 

5弦:A2~F4→D3が弾ける
4弦:D3~F4→F#3が弾ける
3弦:C3~D#5→A3が弾ける
2弦:B3~G7→C#4が弾ける
1弦:E4~F#5→B5、D5、F#4、A4、C#5、F#5のいずれか

 

1弦で弾く音の決め方

 

今回のように簡易的に弾く音を決めるときは、コードを構成する音のうち、その弦で弾ける音なら何を弾いてもOKです。

 

Bm9の場合、2~6弦ですでにBm9のコード音は網羅できており、1弦で何を弾けばいいのか迷ってしまいますよね。

このような場合は、1弦で弾けるコード音のうち、最もよい響きのする音を選びましょう。

どの音を弾くかによって、響き方がかなり変わってきます。

 

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より本格的に打ち込むには?

 

今回はあくまで簡易的に弾く音を決めています。

よりリアルなギターサウンドを作りたいという方は、実際に演奏可能な音の選び方をし、厳密に音を決めていきましょう。

その方法はこちらで紹介しています↓

 

また、初心者向けギターの教則本を見てみるのもかなり効果的です。

ギターの基礎が分かれば、リアルな打ち込みができるようになります。

 

 


 


 

Busy Worksのギター打ち込みシリーズ

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