【DTM】本格的にギターメロディーを打ち込む方法【あっ!と驚く】

【DTM】本格的にギターメロディーを打ち込む方法【あっ!と驚く】
ギターの打ち込みが全然生演奏っぽくならないんだけど、どうしたらいい?
どのプラグインを使えばいい?無料のギター音源はある?

 

このようなお悩みにお答えする内容です。

 

音楽教育も行なっている音楽プロデューサーBusy Works Beatsが解説する「あっ!と驚くギターメロディーの打ち込みテクニック」をかんたんにまとめてみました。

 

そのうち、今回は「本格的なギターのボイシングの作り方」をご紹介します。

 

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ギターの基礎を知ろう

 

まずは、ギターのチューニングや各弦で演奏可能な音の範囲を知る必要があります。

これについてはこちらの記事でまとめていますので、わからない方は先にご覧いただくとスムーズです!

 

【DTM】かんたんにギターのボイシングを決める方法【語呂合わせ】

 

おすすめの無料ギタープラグイン

 

今回使用するのは、AMPLE SOUND社の「AMPLE GUITAR M」です。

 

AMPLE GUITAR M 無料インストール

※ちなみにこちらのプラグインは、他記事でもおすすめとして紹介されています

無料で使えるアコギ音源ですので、ぜひインストールしてみてください!

 

【DTM】無料で使えるおすすめプラグイン・音源【エレキベース・アコギ編】

 

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ギターをリアルに打ち込むためのポイント

 

ギターを生演奏のように聞かせるには、「現実的に演奏可能なボイシング」を意識することがポイントになります。

 

ギターは6弦ありますから、最大で6音同時に鳴らすことができます。

その際、鳴らしたいコードのどの音をどの弦で弾くか?を決めるのは重要な作業です。

 

この「どの音をどの弦で弾くか」に大きく関わるのが、音の並び(重ね方)である「ボイシング」です。

今回は、このボイシングについても解説していきます。

 

ポイントは「各弦につき半音5個」

 

どの音を弾くのか、どの音の組み合わせだとよりリアルなギターに近づくのかを決めるには、「各弦につき半音5個分」がポイントになります。

 

ご存知の通り、ギターは指で弦を抑えてピッチを変える楽器です。

ここで、6つの弦を同時に、それぞれ指で押さえながら演奏する姿を想像してみてください。

 

 

たとえば5弦で1個目のフレットを押さえているのに、6弦で10個目のフレットを抑えるのはかなり厳しいですよね。

つまり、それぞれの弦を押さえている指の位置によって、現実的に演奏可能かどうかが変わってきます。

 

画像:動画より

 

この「現実的に演奏可能かどうか」の基準になるのが、「各弦につき半音5個分の範囲になるようにする」です。

 

たとえば6弦でB3を押さえていたら、そこから5個先の音E4が5弦で指で押さえられる最低音だと考えます。

 

6弦:最低音B3 最高音D#4
5弦:最低音E4 最高音G#4
4弦:最低音A4 最高音C#5
3弦:最低音D5 最高音F#5
2弦:最低音G5 最高音B5
1弦:最低音C6 最高音E6

 

上の画像でいう、赤い音がこの範囲にあたります。

この範囲でおさめれば、だいたいは現実的に演奏可能な指の位置になります。

 

ちなみに1弦の最低音はE3ですので、これより低い音は使わないように気をつけましょう。

特にコードを変えたときは注意です。

 

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Bm9を各弦にあてはめてみよう

 

それでは、Bm9(B3 D4 F#4 A4 C#5)を1~6弦にあてはめてみましょう。

 

どの弦でどの音を弾くかは、先ほどのB3を6弦で弾く場合の表で考えてみます。

弾ける弦がない場合は、1オクターブ上げて考えましょう。

 

B3:
6弦
(残り:1~5弦)
D4:
5弦が指で押さえられる範囲内にないので1オクターブ上げる
→D5は3弦の範囲内なので、3弦で弾く
(残り:1,2,4,5弦)
F#4:
5弦
(残り:2,3,5弦)
A4:4弦
(残り:2,5弦)
C#5:
2弦で弾ける範囲にないので、1オクターブ上げてC#6にする
→1弦で弾く
(残り:2弦)

 

余った2弦で何を弾く?

さて、ここで2弦が余ってしまいました。

 

ここで、B3を6弦で弾いた場合の、2弦で弾ける音の範囲をチェックしてみましょう。

 

2弦:最低音G5 最高音B5

 

G5~B5が演奏可能な範囲です。

この範囲で、Bm9で使われている音はA5とB5ですね。

A5とB5のどちらかを弾けばよさそうです。

 

スキップしてもいい

 

実はギターでは、弾かない音(ミュートする音)を作ることがあります。

 

ギターでBm9を弾くときの例


この画像を見てみると、いろいろ組み合わせはありますが、6弦にx印がついています。

これは、指で軽く押さえてミュート(鳴らさない)ようにするという意味です。

 

ギターを持ってみるとわかりますが、2弦をミュートするよりも、6弦を親指で軽く触れてミュートした方がかんたんですよね。

6弦をミュートし、別の弦でBを弾いた方がよさそうです。

 

6弦はもともとBを弾いていましたが、2弦でも弾けますから、今回は2弦でB5を弾くことにしましょう。

 

最終的には、こうなります。

 

6弦:B3
5弦:F#4
4弦:A4
3弦:D4
2弦:B5
1弦:C#5

 

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ボイシングを変えると響き方が変わる

 

6弦でBを弾いたときと、2弦でBを弾いたときでは、かなり響き方が変わってきます。

 

11:03~11:14

 

この音の並び方(重ね方)のことを「ボイシング」といいます。

つまり、ボイシングを変えると響き方が変わる、ということですね。

 

このボイシングについては、プラグインによってはいろいろカスタマイズできたりします。

 

音をバラバラに弾くとナチュラルに聞こえやすい

 

さて、ここまでの音を聞いてみると…

 

1弦のC#6の音がやたらと目立って、ちょっと不自然ですね。

1弦と2弦の間で音程が空き過ぎてしまっているのが原因のようです。

 

ここで、音をバラバラに鳴らしてみましょう。

 

11:20~11:38

 

先ほどよりも、よりナチュラルに聞こえるようになりましたね。

 

オクターブ下・上に移動すると解消するかも

 

また、「なんだか響き方が変だな」と感じたら、何かの音をオクターブ上に上げたり、下に下げると解消することがあります。

特に、隣の弦と音程がかけ離れているときに有効です。

 

完成音源

 

それでは最後に、この動画で紹介したテクニックを使った例を見てみましょう。

 

20:12~

 

 

打ち込むよりも弾いた方がかんたん

 

ここまでご覧いただいて、「ギターの打ち込みってちょっとめんどくさいな…」と思ったのではないでしょうか?

 

実は、ギターは打ち込むよりも実際に弾いた方がかんたんな楽器なのです。

 

ちょっと残念な事実ですが…

もしギターが弾けるのであれば、できるだけ自分で弾いた方がスムーズかもしれません。

 


 

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