ソフト・プラグイン・機材

【音源あり】IK Multimedia社の日本語対応パック「ReSing Japanese Pack」レビュー

今回は、IK Multimedia社「ReSing」の日本語対応パック「ReSing Japanese Pack」の使い方と実際のサウンドをご紹介します。

ReSingはAIによって音をさまざまな声や楽器に変換できるツールです。

女性ボーカルを男性ボーカルに変えたり、男性ボーカルをギターの音に変換することができます。

これまでは英語のみ対応していましたが、ついに日本語対応ボイスモデルを収録した「ReSing Japanese Pack」がリリースされました。

この記事では、実際の音声を用いながらこちらの製品をレビューしていきます。

IK Multimedia社「ReSing」とは?

IK Multimedia社「ReSing」の概要説明と基本的な使い方はこちらで解説しています🔻

使い方解説

IK Multimedia社「ReSing Japanese Pack」の収録内容は?

ReSing Japanese Packには、以下10種類のボイスモデルが収録されています。

女性ボーカルモデル

  • Yuna
  • Kayalara
  • Ayane
  • Kimika

男性ボーカルモデル

  • Yo
  • Rei
  • Kazuha
  • Keiji

ナレーター用モデル

  • Mayu
  • Takahiro

IK Multimedia社「ReSing Japanese Pack」の実際の音を聴いてみよう

ここでは、ReSing Japanese Packに収録されているボイスモデルを使ったサウンドをご紹介します。

英語ボイスモデルでも十分綺麗に変換することはできますが、日本語の場合はやはり日本語ボイスモデルを使った方が発音が綺麗になる印象です。

ちなみにMayuとTakahiroはナレーター用のボイスモデルですが、歌にも使用することができます。

IK Multimedia公式デモ音源

ReSing Voices Japanese Pack demo #7/8 - NSK-V727K-03 I’m Lost (意味わからん)

日本語女性ボーカルに日本語ボイスモデルを使用した例

モデルによって得意な音域が異なるため、不自然になった場合は1オクターブ上下して処理しています。

元音源(女性ボーカル)

Ayane

Kayalara

Kazuha

Keiji

Kimika

Mayu

Rei

Takahiro

Yo

Yuna

日本語女性セリフに日本語ボイスモデルを使用した例

ReSingは、喋り言葉のように音程がない音声にも対応しています。

下記の音源では、比較のため2つ目と3つ目に英語ボイスモデル(JennyとBob)を入れています。

元音源→Jenny(英語モデル)→Bob(英語モデル)→Kayalara→Kazuha→Keiji→Kimika→Mayu→Rei→Takahiro→Yo→Yuna

男性ナレーションに日本語ボイスモデルを使用した例

Japanese Packには、ナレーション向けボイスモデルとしてMayuとTakahiroが収録されています。

英語ボイスモデルのJohnとClareを使用したときよりも、やはり日本語モデルを使用した方が発音が自然な印象があります。

元音源(男性)

Takahiro

Mayu

John(男性英語モデル)

Clare(女性英語モデル)

ReSingであまり好みでないサウンドに仕上がってしまったときの対処法

ボーカルはどうしても発音や歌い方のクセがあるため、プリセットを選んだだけでは好みのニュアンスに仕上がらないことがあります。

しかしReSingでは、ニュアンスをモデルに寄せるか元音源に寄せるかを調整できたり、2つのモデルを合体させて好みの割合に調整することもできます。
(男性モデルと女性モデルを合わせて、中性的なサウンドに仕上げることも可能です)

各パラメーターを使いこなすことで理想の音に近づけることができますので、ぜひお試しください。

各パラメーターの使い方解説はこちら🔻

使い方解説

IK Multimedia社「ReSing Japanese Pack」の使い方

ReSing Japanese Packを使用するには、ReSing本体(ReSingかReSing MAX)を購入したのち、以下3つの手順を行います。

公式アプリ「IK Multimedia Product Manager」を開く

「Software」タブの右上にある「Register」で、Japanese Packのシリアルコードを入力する

「Sounds」タブを開き、任意のボイスモデルをインストールする

IK Multimedia社「ReSing Japanese Pack」を購入する

「ReSing Japanese Pack」を使用するには「ReSing Free」「ReSing」「ReSing MAX」のいずれかを購入した上で「ReSing Japanese Pack」を購入する必要があります。

いずれも永久ライセンスですので、1度購入すれば追加でお金を払う必要はありません。

ReSing Free

2個のボイスモデル、2個の楽器モデル、1個のRVCモデルのインポートが可能

ReSing

10個のボイスモデル、10個の楽器モデル、10個の生成モデル、10個のRVCモデルのインポートが可能

ReSing MAX

25個のボイスモデル、25個の楽器モデル、25個の生成モデルに加え、RVCモデルのインポートは無制限

ReSing Japanese Packを購入する

ReSing Freeは無料ですので、まずこちらからスタートするのもアリです🔻



人気記事

1

今回は、大人気プラグインメーカーのCableguysが解説する「音にまとまりを出す方法4選」をまとめました。ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム...どれも1つ1つしっかり作っているのに、全体で聞くとなんとなくまとまりがなく、バラバラに聞こえる…こんなお悩みにお答えする「音にまとまりを出す方法」を4つご紹介します!

2

今回は、SynthHackerが解説する「2024年を制するボーカルチョップトリック」をまとめました。ボーカルチョップは、フューチャーべース(Future Bass)やEDMなどによく使われるボーカルテクニックで、とてもかっこいいアレンジ方法の1つです。この記事では、誰でも無料でイマドキのかっこいいボーカルチョップを作るコツをご紹介します。

3

ボーカルやギターなどの楽器の録音におすすめのマイクはある?ダイナミックマイクとコンデンサーマイクってどう使い分ければいいの?今回はこのような方のために、おすすめのマイクをご紹介します!1万円代&高品質のマイクを解説していきます。

4

今回は、Sage Audioが解説する「ボーカルミックスの最終ステージ」をまとめました。ボーカルミックスでよくあるのが、ボーカルがインストに埋もれてしまって聞こえづらいという問題です。今回はこの問題の対処方法を3つご紹介します!

5

今回は、Make Pop Musicが解説する「超広がりのあるシンセサウンドを作る6つのテクニック」をまとめました。「バーンと壮大に広がりがあるような音にならない」「音を広げようとしたけどなんだか曲になじまない…」という方も、6つのテクニックを使えば、このような広がりと重厚感・迫力のあるサウンドを作ることができます。

6

今回は、DTMにおすすめのコンパクトなスピーカーを5つご紹介します。いずれも小さな机で手軽に使える上に、値段もお手頃で数万円程度で購入できます。世界的なプロも愛用しているスピーカーもありますので、初心者の方も、本格的にDTMをしたい方もぜひチェックしてみてください!

7

今回は、ユニークな音がすぐ作れるおすすめのマルチエフェクトプラグインを5つご紹介します。 いずれも1つのプラグインでさまざまなエフェクトが使えますので、1つ持っておくだけでもサウンドデザインの幅が広がります。 「何でもいいから何か変化を加えたい」というときにも効果的ですので、ぜひチェックしてみてください。

8

今回は「絶対に買って損しない、おすすめDTM音源・プラグイン」をまとめました。特に多くの音楽プロデューサーに愛用され、世界中でベストセラーになり、買っても絶対に損しないと思えるプラグインはかなり絞られます。ここでは初心者からプロまで使えて「これさえ買っておけば問題なし」と断言できる「世界で愛用されているおすすめDTM音源・プラグイン」をご紹介します。

9

今回は低音域の吸音が重要な理由をまとめました。200Hzの低音域は部屋でどのように鳴り、人間の耳にはどのように聞こえ、それが映画や音楽を楽しむときにどう影響するのか、どのような吸音材を選べばいいのか、おすすめの吸音材もまとめてご紹介します。

10

今回は、Nathan James Larsenが解説する「音楽の学位は基本的に意味がない」をまとめました。 ネブラスカ大学の音楽学部(作曲&音楽理論)を卒業し、現在はプロの音楽プロデューサーとして活動しているNathanが「音大に行く意味がないと思う理由」を5つ解説します。

-ソフト・プラグイン・機材